「尾も白かった!」「なんでしろぎつねが出てくるの!」

最高でした。ほんとに、まじめに。

いつまででも読んでいられるし、読んでたい。

主人公はふたりいて、どちらもそれぞれなりに、不器用で。あなた、ばかですね、は、わたしは本作拝読中に、なんども、いいました。ヒロインさまのほうへ。もう、もう、じれったいというか、ちょっとこっちこい、って腕引っ張っていくレベル。だけど、そんなふたりのやりとりが最高に、最上級に、愛しい。

作者さまは、かけあいというか、会話というか、ふたりの間の描写が、とても得意な方。泣かせることも、笑わせることも、にんげん二人をそこに座らせて、いかようにもできる、書き手さま。

その方が、たぶん、まちがってたらごめんなさい、たのしんで、微笑みながら、主人公たちを、応援して、うごかして、そうして、わたしたち読者をうごかします。

もう、剛球だったよ!

勝利投手のインタビューは関係ないでしょ!