ならんでならんで

 最近は、スズメも数を減らしがちだという。どこにでも目にする鳥だからこそ気を遣うことはありえる。

 さておき、作者の優しく繊細な観察眼は損得勘定にまみれた我々を穏やかに癒してくれる。

 必読本作。