このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(119文字)
いや、もしかしたら王道SFってこういうのだったかもしれない。出迎えるべき人間が全滅して、地球との交信も途絶えてしまった月面基地のロボットたち。ロボットはみずから考え、動くのですが。ロボットの心のありよう、考え方、そういったものがさほど劇的に書かれているわけではないのに、なんだか胸に迫ります。読み味の満足感。おもしろかったです。
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