王道SFを読んだような満足感

いや、もしかしたら王道SFってこういうのだったかもしれない。

出迎えるべき人間が全滅して、地球との交信も途絶えてしまった月面基地のロボットたち。
ロボットはみずから考え、動くのですが。

ロボットの心のありよう、考え方、そういったものがさほど劇的に書かれているわけではないのに、なんだか胸に迫ります。
読み味の満足感。おもしろかったです。