概要
今日も親友のバーには、ちょっとした相談事が持ち込まれる。
魚水 海里(うおみずかいり)はその名前から「みずタイプ」とか「水属性」とかあだ名されていた。
そのため、勉強はさっぱりだったが魚へんの漢字にだけは親近感を覚え、やたらと詳しくなってしまった。
バーテンダーを営む親友のもとへ飲みに行くと、お客さんのちょっとした悩み事が持ち込まれる。
今日やってきたのは書店店員の女性。認知症の父が最近発する言葉が気になっているようで……
ちょっとクセのある悩み事を、海里が魚へん漢字の知識を用いて鮮やかに? 解決していく。
――――
KAC2023 アニバーサリー・チャンピオンシップ2023参加作品
theme1:本屋
連作短編となる予定です。
一話完結ですが、同一主人公にて話が展開していきます。
前後のお話は、下記リンクまたはコレクション「魚水海里シリーズ🐟
そのため、勉強はさっぱりだったが魚へんの漢字にだけは親近感を覚え、やたらと詳しくなってしまった。
バーテンダーを営む親友のもとへ飲みに行くと、お客さんのちょっとした悩み事が持ち込まれる。
今日やってきたのは書店店員の女性。認知症の父が最近発する言葉が気になっているようで……
ちょっとクセのある悩み事を、海里が魚へん漢字の知識を用いて鮮やかに? 解決していく。
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KAC2023 アニバーサリー・チャンピオンシップ2023参加作品
theme1:本屋
連作短編となる予定です。
一話完結ですが、同一主人公にて話が展開していきます。
前後のお話は、下記リンクまたはコレクション「魚水海里シリーズ🐟
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!(みずタイプの)探偵はBARにいる。
KACでは恒例の(多分。去年より前は知らないので)与えられたお題を推進力として進められる連作短編のひとつ。
魚偏の漢字にだけはやたら詳しい主人公(語り手?)魚水海里が、その特技を活かしてBARに訪れる悩める美女(とは書いてなかったですね、そういえば。でも美女でなければいかん!)の問題を解決する——というのが大まかなアウトライン。
しがない会社員、しかもコミュ障気味の海里が問題に首を突っ込むことになるのは、海里と対照的なコミュ達人のバーテンダー塩見がいるからこそ。
このふたりの掛け合いも作品の醍醐味のひとつ。
まだ途中のシリーズですが去年のKACで展開された『会社員乙女ゲーマー』(こん…続きを読む