「ハルみたいなキミへ」

幸生は幼なじみである瑠璃春に幼い頃から恋心を抱いていた。中学2年のある日、自らの想いを伝え、春と付き合えることに。
だが現実は甘くなく、些細な事ですれ違い、中学3年になった頃には破局。更には、幸生は地元を離れることに。
こうして、2人の関係は終わりを告げると同時に、春とは絶縁状態になってしまう。大切な人と二度と戻れない関係になってしまったことを悟った幸生は、もう絶対に恋はしないことを決意。
しかし、高校2年の4月。幸生は魔法少女を自称する思春期全開な女の子に出会う。
「キミを幸せにすること、それが私の使命だからね！」
そんな痛々しい彼女だけど、ありえないほどに元カノそっくりで！？
「私に恋を教えて欲しいんだ……」
元カノにそっくりな自称魔法少女を前にした時、幸生は一体何を思う！？
たった一つ…続きを読む