麗しくも奥妙なる愛しさが、気がつけば僕の胸を揺さぶった

僕は正面から愛を語る事が大事だと思う。同時に語らぬ愛を隠す事も好きである。

この物語を読み終え、そんな事を考えていた。

誰かを想い、誰かを愛し、誰かを忘れ得ぬ、そんな恋が出来る事はとても稀有で幸福な事だと思うのです。

この物語に出て来る「愛」はとても奥深くて、僕を心を捉えました。

深く心に染みわたり、鮮やかな想いを残します。機微の感じるやり取りと深まりゆく想いの形は、読む者にこの物語への「愛おしさ」を、きっと募らせくれると思います。

誰かを想う事、その意味を考えて下さい。

誰かと恋をし、時と共に何を掴んで愛を知るのか考えて下さい。

一人では決して学びえない「想い」へと辿り着く旅路がここにあります。

お勧め致します。

火照る身に 宿りし想い 清らかに 絶佳忘却 玲瓏たるる 白玉を 

皆様もお楽しみ下さいませ( ;∀;)









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