第4話

 (十二)

 病院へ行った日曜を境に、沙耶とラインのやり取りがさらに増えた。日に何度も来るようになった。内容は、彼女が過ごす日常で起こったことなど、そこまでラインしなくて良いよと思うものがほとんどだ。

 ただ、牟田口がらみとなると、内容は愚痴に近い物がどんどん増えてくる。そのようなラインは見たくないと思う反面、された病気のこともあり、沙耶が気にかかってならない自分にとって、彼女の心情、動静どうせいが多少なりとも判るので助かってもいた。

 病気の方は快方に向かっているらしいが、牟田口も同じ病気にかかっていたことを彼女はラインで知らせてきた。

 良い気味きみだと思った。

 牟田口は沙耶に病気をしたことを認めず、沙耶が自分にしたのだと言い張っているらしい。

往生際おうじょうぎわの悪い、小さな男め)

 それを聞いて牟田口につばを吐いてやりたい気分になった。沙耶も病気になったことと同じくらい、自分のせいにされたのがショックだとラインで心情を漏らしている。

 これに対して「あまり気にしないよう」程度の返事に僕はとどめていた。彼女が牟田口の悪口をどれだけ吐露とろしても良いが、部外者の自分が彼女に合わせて、牟田口を非難することは違うと感じていた。

 僕が牟田口を非難すれば、少なからず彼と付き合っている沙耶自身までも非難していることになると思う。それよりも彼女をはげます言葉を送るのが正解の筈だ。こっちは牟田口がどうなろうとも知ったことでは無い。牟田口に沙耶は勿体もったいない女性だとしか思えない。

 さらに業腹ごうはらなことは牟田口からしばらく会いたくないとも沙耶は告げられたらしい。大方、自分と会えなくなった沙耶に、自分の存在の大きさを見せつけたいとでも思ったのだろう。

 本当にバカな男だと思った。


 (十三)

 沙耶とは毎日会っているが、高校では同級生ということもあり、青地静馬と八嶋秋穂ともタイミングが合えば一緒に帰っていた。それは単に帰る方向が同じだということと、秋穂が沙耶をあこがれの目で見ており、僕と帰ると時々、沙耶とも会えるからだ。静馬も一度沙耶に会ってから、ひどく彼女に興味をかれたらしく、最初の頃、田町の駅前で二人とは別れていたのだが、今では住んでいる会社の入口までついてきて、そこから少し戻るような道筋みちすじで二人は家に帰るようになった。

 入学初日から秋穂と静馬とは度々たびたび帰るので、まわりから付き合っていると思われているようだが、こちらは秋穂を恋愛対象の女性と見ていないし、彼女も静馬もあわよくば沙耶と会えるから一緒に帰っているといった方が正しい。

 とはいえ、秋穂とは恋愛感情はないものの、静馬も入れた三人での下校は楽しかった。もっぱら、秋穂と静馬が学校でのこと、自分の好きなこと、日常のことを話し、こちらはそれに相づちを打つだけである。でも日曜日などは昼間にバイトを入れているため、こちらのバイトが終わるころ二人で店にやってきて、その帰りにゲームセンターやら、買い物に連れ出されることもしばしばあった。

 その間に沙耶の病気が発覚はっかくしたり、彼氏からの半ばペナルティの宣告などがありつつも、僕の高校生生活はそれなりに充実していると言って良かった。

 秋穂が委員会の打ち合わせが終わるのを待って、静馬と三人で国道一号線を歩いていた時のことだ。その日は五月の下旬で、そろそろ高校生活最初の中間試験が迫りつつあった。

 国道沿いにある小さな書店とカレーショップを通り過ぎた時だった。突然、静馬が意を決したように言った。

「おれ、月ヶ瀬さんとデートがしたい。できれば付き合いたい」

「……はあ」

 秋穂は驚いて静馬を見上げたし、僕は何故なぜか胸がめ付けら、もやもやとあせりにも似た感情がき上がってくるのを覚えた。

「忠邦は、月ヶ瀬さんと付き合っていないんだろ」

「……ない」

「なら、デートを申し込んでもいよな」

「そりゃ、まあ、そうだけど……」

 どう答えてよいやら、口ごもっていると、秋穂がひどく現実的な事を冷静に伝えた。

「……断られたら、どうするの。沙耶さんて、私達みたいなのを相手にするかなあ」

 静馬は断られることまで考えが及ばなかったらしい。夢見る様な目つきが、急に動揺どうようの色をび始めた。

「デートくらいは、大丈夫だろ」

「ええー、そうかな。彼女は彼氏持ちでしょ」

 と秋穂が僕を見て、同意を得るかのようにそう言った。

「まあ、そうだけど」

 沙耶と牟田口の間に隙間風すきまかぜが吹き始めているのは黙っていることにした。余計な希望を持たすこともないだろうと、自分に言いわけをする。

「それで、デートを申し込んでも、それだけのことじゃん。それ以上にはならないのじゃないかしら」

 秋穂は至極しごくまっとうなことを静馬に伝え、自分が不賛成であることを暗に示しているのだが、静馬はそういった彼女の態度に気付いていないようだった。

 国道十五号線に出ると、そこからすぐの所に規模の大きなコーヒーショップがある。僕は二人をそこに誘った。そこは、席数が多く、意外にいつも混んでいないので、我々は結構そこで時間をつぶしたりする。秋穂はココアフロート、静馬と僕はコーヒーフロートをカウンターで注文し、秋穂が確保しておいてくれた窓際とは反対の少し奥まった四人掛けボックスに陣取じんどった。

「やっぱり、止めておいた方が良いと思う」

 僕らが持ってきたドリンクを一口が二口飲み込んだ時、再び秋穂は静馬に自分の意見を述べた。

「でもよ、ぶつかってみなければ分からねえだろ。俺と会うことで彼女の気持ちが変わるかもしれねえじゃん。最初から大きな夢は見ねえさ」

 静馬はポジティブな希望から離れようとしないし、どこからそんな自信が湧くのか少し分からなかったが、またそこが彼の良い所だと僕は思っている。しかし、秋穂はそうではなかったらしい。

「そうじゃないの。そんな軽く考えているなら無理だと思う。……だって、向島君という存在もあるんだよ」

「だけど、付き合っていないって本人いってるし……」

「ああ、僕を気にすることない」

「なっ」

 と静馬は秋穂に同意を促すように言った。

「無理。月ヶ瀬さんは青地君がどうこうできる人じゃないと思う」

 秋穂にしては、はっきりとした意見を言った。いつも、「ポヤポヤ」とした印象があるが、言う時は言うんだなと、静馬にみついている彼女を見ながらそう思っていた。

「判ってんよ、そんぐらい。あの人が高嶺たかねの花ってのは。でも、ためしてみなければ分からねえじゃん」

 彼はとことんポジティブだ、そして真っ直ぐである。自分が沙耶を好きだと隠さないところに勇気があると思う。

撃沈げきちんは覚悟しているのね、青地君は」

 彼女はついに「撃沈げきちん」という言葉を使って、自分の不満を表した。

「ああ、もちろん」

 少しずつではあるが険悪けんあくな雰囲気が二人の上に漂い始めている。なぜ秋穂が静馬のデートをしたいということに反対するのか、そしてなぜ、複雑な表情を浮かべているのか、彼女が静馬におもいを寄せているのなら理解できる。しかし、これまで見た所、二人、もしくは秋穂が静馬に好意をいだいているふうには見えないのだ。では、なぜ彼女は不服ふふくなのか。

「本当に良いの、向島君。わたし、月ヶ瀬さんのことを、向島君は好きだと思ってた」

「……いや、僕と彼女は姉弟みたいな関係だから」

「そうなのかな」

 秋穂は僕の前に垂れたテーブルに垂れた水滴を、自分のティッシュでぬぐいながら言った。

「彼女は僕が小学校の時から知ってるんだ」

「そんな、単純なものなの……」

 その後に、何か言葉をつなげたいような口ぶりだったが、秋穂は思い直して口をつぐんだように感じた。何が言いたかったのか判る気がする。

「……そうだよ。僕は気にならない」

 嘘だ、気になるし、嫌だという気持ちもある。よりによって、何で静馬なんだ、そう思う。

「向島君が本当に良いっていうんだったら、もう反対はしないわ。でも……」

 また、彼女は最後の言葉を飲み込んだ。それからは、ただ下を向いて、僕たち男二人に目を向けようとはしなかった。ごく控えめな態度で、静馬と僕に怒りを表している。

「分かったよ、俺が月ヶ瀬さんにデートを誘わなければいいんだろ」

「私は、青地君が落ち込むのを見たくない。月ヶ瀬さんには恋人がいるんだし、絶対に無理だと思う。あの人は大人だから、デート位はしてくれるかもしれないけど」

「……俺、最悪、それだけでも良いんだ。月ヶ瀬さんとデートしたってことが、絶対自信になるしさ」

 静馬は、どこかさばさばした表情でそう答えた。本当にそうなのか、それとも自分の気持ちを抑え懸命に軽く見せているのかは判らなかった。

 コーヒーショップには四十分ほどいただろうか。静馬は六時過ぎからバイトだと、コーヒーショップを出た所で分かれた。自分は今日、バイトの無い日で、秋穂と家へと歩き出した。運河沿いの交差点を左に折れると彼女の自宅へ向かえるのだが、その日はそのまま新芝橋しんしばばしを二人で渡った。どうやら彼女は僕の住んでいる会社の前まで一緒に来るつもりのようだった。

「八嶋さんは、静馬が沙耶とデートをするのが厭」

 僕はふと彼女に訊ねた。

「べつに……、それでどうこうなるとは思えないし、ああいったストレートな所が青沼君の良い所でもあると思うし」

 彼女は結果は分かっていると言っている。

「それにしては、何だか突っかかるような感じだったね」

 そう言いながら、ああそうか、やはり秋穂は静馬が好きなのかもと思っていた。

「……だって、向島君も月ヶ瀬さんが好きなのでしょ。だって彼女のことを沙耶って呼んでいるんだもの。青地君も分かっているはずよ、それなのに……」

 なぜか、彼女の言葉が胸を突いた。沙耶と彼女を呼び捨てしてたことに気付いていなかった。

 秋穂は続けた。

「なのに、向島君に向かって、あんなこと言うから」

「だから……、姉と弟みたいな関係だって」

「違うと思う。……何度か月ヶ瀬さんと会って話したから感じるの。……月ヶ瀬さんも向島君が好きなのかもしれない、て」

 僕にとって沙耶は初恋の人である。中学の頃までは、恋愛関係になれれば良いなと望んでいたものの、沙耶が牟田口に会いに行くのを身近で見続けていたため、そういった希望は諦めざるを得ないと思うようになっていた。今の二人は多少ギクシャクしているものの、三年以上付き合っているのだ、修復しゅうふく方法は分かっているだろうから、そんなのは問題にもならないだろう。僕の入り込む余地はないと考えた方がいい。

「僕は……、今のままでいい。それ以上は望んでいない」

 真っすぐに前を見つめている僕の横顔を、秋穂がじっと見つめてくるのを感じていた。

「……嘘っぽい。無理している、そう思うけど」

「本当だよ」

 そう答えながら、本当だろうかと考えた。沙耶を好きだ、でも恋人には出来ない人だ、それだけなんだと思った。好きだと思うのは勝手なはずだ。

意気地いくじなし、……目の前にそれはあるのに、好意を示している人がいるのに、分かってて手を伸ばさない、向島君の悪い所と思う」

 意気地いくじなしともう一度言い、秋穂はさっと踵を返して僕から反対方向へ去っていった。一瞬、こちらを見つめてきた彼女の瞳が、もっと何かを言いたげな色をたたえているように思えた。

 彼女の後姿を見送りながら、「意気地いくじなしか」と呟いていた。


 (十四)

 そういったことがあってから一週間も経たない頃の木曜日、残業を頼まれてしまいバイトから帰ってきたのは午後十一時近くだった。バイト先を出ると、強く降るでもなく、さりとて小雨のようでもない梅雨らしい雨が降っていた。帰途の途中で買い求めたコンビニ弁当を遅い夕食にするつもりで部屋に着くと、沙耶が月ヶ瀬家で出た夕食のハンバーグを持って部屋の前に立っていた。朝と夕の食事は月ヶ瀬家で用意してくれている。だが火曜と木曜、金曜は夕方からバイトを入れているので、夕飯は辞退すると伝えてはいたものの、度々たびたび沙耶は自分でタッパーに夕食の一品をめて持ってきてくれる。

 そう言えば木曜日は牟田口に会いに出かける曜日であるが、今日は行かなかったらしい。

「遅い、冷めちゃったわよ」

 とドアに背をもたせ掛けて僕の帰りを随分待っていたのであろう彼女がそう言った。

「あ、ごめん。残業だったんだ」

 急いで僕はドアの鍵を開けると、沙耶の持っていたタッパーを受け取った。

「遅くなるんだったら、連絡しなさいね」

 そう言いながら、彼女は一緒に玄関に入ってきた。少し頬の辺りが染まってる、大方おおかた父親と晩酌ばんしゃくでもしたのだろう。

「うん、そうする」

「またカレー弁当。もっとバランスの良いもの食べなさいよ」

 と僕が手にしているコンビニの袋の中を確認しながら言った。

「うん」

 まるで母親のような口ぶりで沙耶は僕に小言こごとを言ってくる。

「カレーハンバーグにでもしようかしら」

 カレーにハンバーグ、これはバランスの良いものなのかなと思った。

「ちょっと、レンジ借りるわね」

 沙耶はさっさといていたサンダルを脱ぐと、部屋に上がってしまった。まあ、いつものことである。

 こちらより先に台所へ足を踏み入れた沙耶は、乱雑らんざつになっているキッチンを腰に手をやりながら見まわした。

「まったく、ちょっと来ないと、すぐ汚くして」

 部屋の調度類ちょうどるいは父親と暮らしていた頃とほとんど変わっていない。父親が居た頃は布団で寝ていたが、一人で暮らしを始める段になり、月ヶ瀬専務がまだ自宅に住んでいた頃に使っていたベッドがあるということで、それをもらい、今は布団ではなくベッドで寝ている。

 二日前、一緒にホラー映画のDVDを見ようと押しかけて来たんじゃなかったけかと思いながら、「片づけるつもりだったんだよ」と言い訳にもならない言葉を発した。

「あなたの友達、青地君だっけ。デートして欲しいって言ってきた……」

 片づけるつもりだったんだという言い訳の言葉を聞いていたのか無かったのか、レンジの扉をあけ、ハンバーグの入ったタッパーを中に入れながら沙耶が言った。

「そう」

 静馬の奴め、随分と早く行動を起こしたな思った。

「どうすればいい」

「どうって、嫌なら断ればいいんじゃない……」

 沙耶が音を立ててレンジの扉を閉じた。

「友達でしょ。なんかないの、良い奴だよとか、優しい奴だよとかさ」

一本気いっぽんぎな男だよ」

「……それだけ」

「背が高い。スポーツマンでバンド組んでいる」

「確かに、背は高かった……、でも少し強引な子よね。いきなりライン交換してくださいってきたのよ」

「だから、……一本気いっぽんぎだから」

 レンジの窓から、ハンバーグが温まるのを覗いている沙耶の表情はこちらからは見えなかった。

「断れよ、あいつだって本当にデートできるとは思っていないさ」

「それで、良いの」

 沙耶が僕を見た。

「……ああ、いいよ」

「友達なんでしょ」

「僕の友達だからっと言って、無理にデートすること無いじゃないか。嫌なら嫌でいいんだよ、あいつは立ち直りも早そうだし」

「傷つくよね」

「傷つくより、くるというのが正解かも。……でも大丈夫だよ、ひどく落ち込んだなら、僕が何とかするから」

「忠邦って、こういう事は意外にドライよね」

「……こういうことって」

 そう訊ねた。

「恋愛に関してよ。みゃくは無いんだから、青地君が私にデートを申し入れる前に止めるべきだわ」

 静馬に対してみゃくはないと言い切った沙耶の言葉に、僕はどこかほっとしていた。

「言っても、止まらない。あいつはそういう奴。良い意味でアグレッシブでポジティブなんだ。……僕はそこが気に入っている」

「あなたは逆よね、ひかえめで気付きずかない振りが、とても上手じょうず

 まったく、沙耶にしろ秋穂にしろ、同じようなことを云う。僕にどうしろと言うんだ。黙っていると沙耶が続けた。

「断ることにするわ。……忠邦の友達とデートって、気が重いし、嫌だわ」

「そう、そうすれば……でも、そんなに嫌かな」

 僕は懸命に自分を誤魔化ごまかしていた。沙耶の瞳に怒りが浮かんだ。僕はそれに驚いていた。彼女は怒らない人だと思っていたから。

 レンジから調理の終了を知らせるメロディーが流れ始めた。彼女は流しの上に掛けてある鍋掴なべつかみをはめ、レンジの中から加熱し終えたハンバーグと引っ張り出した。そのハンバーグに視線を落としながら、暫く考えているようだった。

「……でも、此処ここで断ったら、忠邦が何か言ったと思われるかもしれないわね、……いいわ、貸しにしておくわ、忠邦の友達だから」

 まだ怒りをたたえた瞳をしてそう言った。

 結局、沙耶は静馬とデートをしたようだ。彼女は何故かそのことを僕に話さなかったが、やや気落ちした様な静馬からすぐに報告を受けた。

 日が暮れるまで、湾岸エリアの映画館やショッピングモールなどが入る複合施設で、映画や食事、買い物、散歩などをして二人は過ごしたそうだ。彼女は一貫して優しくほがらかに静馬の言動に合せてくれたと静馬は話した。

「彼女、めっちゃ大人だったよ。俺、太刀打たちうちできなかったわ……」

 静馬はそう言った。

 大人、確かに彼女は四つも上だ。しかし、こう長く接しているとどうしても自分より大人であるのを認識しにくい、むしろ、子供っぽいとさえ思うこともある。

 こういっては何だが、沙耶がますます綺麗に見えて仕方がなかった。すっぴんの素顔も、ばたばたとトイレに駆け込む姿も、だらしなく部屋着を身に着けたまま、家の中を歩き回ってるのも知っているのに、彼女が素敵な女性であるという一点だけは変わらなかった。

「そうか……」

「ああ、良い経験をしたと思ってるよ。俺には俺の身のたけにあった人を探した方が良いってことだな」

「そんなもんかな……」

「なあ、向島さ、本当に月ヶ瀬さんと付き合っていないのか」

「そうだよ」

 僕はそう答えた。

 身のたけに合った人。沙耶と僕とはまったく身のたけに合っていない、そんな想いにられた。

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