概要
弥生は、毎日遊歩道へ通う。名も知らぬ、あの青年に会うために……
弥生は、毎日通る遊歩道で会う、名も知らぬ青年のことが気になっていた。
言葉を交わしたことすらなかったが、ただ無言で青年の傍を通り過ぎる時間だけが弥生の楽しみだった。
ある時、弥生は、亡くなった父親にもらった簪の鈴を
どこかで落としてしまったことに気付く。
遊歩道で遅くまで鈴を探している弥生に、心配して声を掛けてくれたのは、
弥生が気になっていた、あの青年だった。
※短編小説です。
言葉を交わしたことすらなかったが、ただ無言で青年の傍を通り過ぎる時間だけが弥生の楽しみだった。
ある時、弥生は、亡くなった父親にもらった簪の鈴を
どこかで落としてしまったことに気付く。
遊歩道で遅くまで鈴を探している弥生に、心配して声を掛けてくれたのは、
弥生が気になっていた、あの青年だった。
※短編小説です。
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