百年の庭

仕事で故障が続いていた人型自律式機械人形が手にした新たな仕事は、人里離れた村で花咲き乱れる庭の手入れをすることだった。
人ならざるものと百年を生きる種族の、静かな日々の物語。

※この作品は、文藝サークルうごうの短編集『言ノ花図鑑』に別名義で参加させていただいたものです。参加者が花言葉を一つずつ選び、それをテーマとした短編を書きました。
当作品の花言葉はシオンの「追憶」「君を忘れない」です。

短編集は文学フリマ等で販売し、売上を東日本大震災の復興支援団体に寄付いたしました。紙の本が完売し今後の販売方法が未定となったため、各自でweb公開する運びとなりました。

短編集の電子書籍版は今のところまだ白川迷子さんのboothにて購入できます。購入希望の方で、ページが閉じられていて買えなかった場合は陶守までお問い合わせください。