一つの物語をめぐる、不思議で奇跡的な出会い

すごく昔読んだ児童書。印象に残っているシーンはあるけれど、続きが思い出せない。そんなことが自分にもあり、物語に共感するところから始まりました。

かつて読んだ一つの物語をめぐって偶然出会った二人が、その物語の短編映画を作ろうとします。
映画を作ると言っても一筋縄では行かなそうだなあと感じましたが、それ以上に想像を超えるラストが待っていました。

物語の鍵でもあるクッキーや、SFならではの人々の生活の様子、それでいて現代と変わらないところもあるノスタルジックな世界観もとても素敵でした。
是非読んでみてください。