人間模様だけでなく、その壮大なストーリーにも圧倒されました。なんというラスト。終始上辺は冷静に思えた主人公の情熱を、最後に見せてもらいました。
感傷的で奇妙な小話群と名付けられたお話は、そのまま小惑星のごとく、心を巡りはじめる。それは、さがしものを巡る旅。現代でなく未来だけど、どこか、ノスタルジックな舞台を納得しかけたら、すぐに、また、ち…続きを読む
タイトルと出だしの感じから、メルヘンなお話なのかなあと童話感覚で読み始めたのですが、最初に繰り広げられるのはストーリーのキーになる児童書の物語部分で、ぱっと現実に戻る場面の切り替えそれ自体が、もう…続きを読む
まずタイトルがお洒落!次にSFと書いてセンチメンタル・ファニーと読む。これお洒落!!カフェで見た映画に文句をつけるナナカとその文句を全力で喜ぶトリト先輩。トリト先輩がなぜこの映画を作ったの…続きを読む
すごく昔読んだ児童書。印象に残っているシーンはあるけれど、続きが思い出せない。そんなことが自分にもあり、物語に共感するところから始まりました。かつて読んだ一つの物語をめぐって偶然出会った二人が、…続きを読む
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