古き良き「恋愛小説」の王道をいく、高校生が紡ぐ「せつない」恋物語

 「学園もの」なんですが「廊下」でぶつかるという「ちょっと」古いテンプレから始まることからもわかるように、ちょっと「古め」の感じがする「恋愛」小説で、そこが「魅力」の一冊です。

 なんというかこの小説「ウイット」が多いんですよね。それも魅力なんですが、でも最大の魅力は「真剣」さかな。ほんと「ひと昔前」の「古き良き」恋愛小説風味の一作です。

 なので、何でもかんでも「ハッピーエンド」とか、「いつの間にか」幸せになってます的な、最近の恋愛ものが好きな人には「つらい」かもしれないです。

 この小説「学園」ものではありますが、内容が「明らかに」大人向けの恋愛ですので。。。。

その他のおすすめレビュー

まぁじんこぉる@中華音楽ファンタジ連載中さんの他のおすすめレビュー383