途中悲しくて泣けるけど、ラストは嬉しくて泣ける

読み直したらレビューが書きたくなったので書きます。

主人公は、蝶谷未散(ちょうやみちる)というちょっと陰のある少女。
知らぬ間にスマホにアプリがインストールされており、コンシュルジュ機能のようなアバターのアリさんに未散が魔法少女であることと、魔法少女は殺し合わなければならないことを告げられる。
未散はそんなことしたくないけど、しかし突然、他の魔法少女に襲われ殺されそうになり……

面白いです、このお話は。クオリティ高い。
「魔法少女のBRモノ」の、お手本みたいな作品です。
イカれたキャラと、常識のあるキャラとの対峙や、物語のSFとしてのギミックがとにかく秀逸。
友情モノとしても優れており、小道具を使った悲しみの演出などグッとくるものがあります。

キャラが少なく、一人一人がとても個性的。
映画を見るようにお話が進みます。

そしてラストは、最高のどんでん返しが待っています。

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