神よ、人造の聖人を、貴方はお認めくださいますか?

 戦乱の時代、一人ぼっちで修道院に暮らす年老いたシスターグラシアの元に、一体のジャンク品のロボットがやってきます。ロボットは彼女と共に神に仕える道に進み始めるのですが……。

 SFというジャンルならではの『救い』のあり方が心に響きました。宗教や価値観の違いを超えて、さまざまな人に読んでいただきたい名作です。