そうだ、日本国憲法を無視しよう。――離婚した僕と同棲を始める二人の女性、娘がママと呼ぶ二人と結婚するまでのお話――

[簡単なあらすじ]

最愛の妻に裏切られもう恋はしない、娘の為に生きると誓った男に対して、支えになりたいと二人の女性が男に歩み寄る。拒絶するも娘のためと言われては断る事ができず、四人での生活が始まってしまうのだが。

[細かいあらすじ]

妻と離婚した俊介は、シングルファザーとして最愛の娘、菜穂を一人育てる事を決意する。
離婚の原因は妻の浮気だが、その浮気に至るまでの原因として、俊介の働き方を指摘されていた。
自分でも思う、娘との距離が、家庭との距離が遠すぎていたと。
なるべき自宅から近い場所へと転勤した俊介は、菜穂との時間を大切にしようと心掛ける。
だが、慣れない家事に育児、その大変さは俊介の想像を絶するものであった。

そんな俊介を見ていた幼稚園の祥子先生は、俊介の良き理解者として接する…続きを読む