古代ギリシャを舞台にしたきらびやかで壮大な群像劇!

第十六章まで読了してのレビューです。

舞台は紀元前4世紀のギリシャ。
謎の美青年、ティリオン。勇ましくも格好いいアフロディア姫。
彼らを取り巻くたくさんの生き生きとした魅惑的な登場人物に、恋愛、友情、陰謀や政治が絡まりあう重厚なストーリーが展開されていきます。

古代ギリシャの知識がなくても大丈夫です。
耳慣れない名前がとっつきにくい? 覚えられない? いえいえ、そんなもの心配しなくて大丈夫です。
定期的に作者様が主役級の面々も含め、人物紹介を挟んでくださいます。もちろん、政治背景、専門用語、なども丁寧に解説を入れてくださっております。

一話一話もテンポ良く、短めですいすい読み進められます。

とにかくアフロディア姫が格好いい!
おすすめの作品です。

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