有能でやさしい子たちに囲まれている一方で、さらに外側から非有能で怠惰な群れに囲まれてしまった。結末まで続くリアルの中でよいこがひときわ輝きます。こういう傷を残すのも好きです。泣いちゃうぞ。
強い女がすきです。 読む側 フォロー欄はおすすめとやがて読むが混在しています。 7月8月に集中して読む予定。 書く側 いま:1章 最終話 10万字の安定 つぎ…
クライノート。ドイツ語で宝玉。そして、哀しみを記録する手記。片翼の天使の金剛石のような瞳に映るのは、孤独に染まった自分である。彼女はどこまでも他人でありながら、どこまでも真実の自分を映していた…続きを読む
『私は悲劇を愛する。悲劇の底には何かしら美しいものがあるからこそ悲劇を愛するのだ』 喜劇王と呼ばれたチャールズチャップリンの名言である。この物語を読み終わり、目を閉じたとき、かのチャップリン…続きを読む
舞台は徐々に崩壊する世界。思わぬ形で王としての重責を背負わされる主人公の少年リゼル。彼が出会ったのは片翼のみ使いクライノート。拙い交流から始まる絆が育まれる影で、静かに忍び寄る終焉。二人…続きを読む
そして想いとは……。ある王が建てた不思議な箱庭の世界での出来事が、淡々と語られていきます。読み終わって、誰しも幸せであってほしいと……しんみりとした気持ちになりました。
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