隣の席の完璧美少女が俺で〇〇妄想出来ないと壁ドンしてきた件

「米原（よねはら）君。米原優（ゆう）君。責任をとって欲しいんだけど」
　放課後の下校時間を過ぎた教室。真っ赤に染まる室内の隅で、彼女とふたりきり。
　壁ドンをされているけれど、全然嬉しくない———。

　高校一年生の米原優は、家事が得意な平凡男子。
　密かに、隣の席の完璧美少女、由比美月（ゆいみづき）に憧れていた。
　ある日、美月の知らなかった面を知り、自分で妄想をしていたことを知り。
　優は、美月の〇〇好きに振り回される日々を送ることになる———。

※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。