概要
愛したのは、美しい屍の探偵。捧げるのは、12の殺人とその解明。
人間が溶けた蝋燭のように見える『溶貌症』の青年風岸抄太郎は、浴槽を殺される殺人事件の一部始終を目撃してしまう。無能な目撃者として刑事にあしらわれた夜、小雨ふる坂の上で、唯一、まともに見える車椅子の人物に一目惚れする。その人物は明晰な思考と卓越した洞察力をもつ、白骨死体の如くみえる探偵であった・・・・・・・。
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