思い切って尋ねてみた。

結構おとなしめの女の子で、そんな子が何故に俺に手紙を渡そうとしてるのか甚だ疑問だったからだ。

名前も知らない女の子。

何組かもわからない。

「そんなことも分からないんだ。

本当に鈍感なんだね。。

カッコいいって解ってないんだ…？」

「カッコいい？俺が？」

「そうだよ。学年一位の成績。

それでいて男前じゃんか。前髪をかき上げて

眼鏡を外したらさ。プールの時間に露呈したよね。今まだ隠れていたカッコよさがさ」

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