待て待て
ああー。
せっかくこれから、デート??だってのに。
テンションガタ落ちだよ。
やめてくれよ、と言うのも空しく、
黒髪ボブの子は、たたたっと、風のように走り去った。
なんとまぁ、逃げ足の速いこと。
俺はがっくりと肩を落とし、気を取り直して(いや、気を取り直してないのか…)
遊園地へと向かったのでした。
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