外見

「で、誰に連絡先を渡したんだ?」


「いや、それが、名前知らなくてさ…」


「は?名前知らない?

LINE交換したろ?書いてあるだろ?」


「あ。携帯見せるよ。

下の名前だけ分かる…。あ、でもこれ、もしかしたらニックネームだけかもしんないけど」


「アキって書いてあるよ、、」


「うーん、アキか。。

どんな女子だった?」


「えーと、滅茶苦茶美人で、スタイルも良くて発育も良くて、その、足も長かったな」


「落ち着けよ。お前、同じこと何度も言ってんぞ。髪の毛の長さとかは?あと、髪の色…」


「えーと、髪の毛は肩より長くて、

後ろから見たらワンレングスじゃなかったな。

それで髪の毛の色はやや、赤味がかった茶色…」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る