マドンナ

「エグいほどカッコいいけど?」


「え」


急遽、俺らの会話に割って入ってきた女がいた。

地味目の女の子はすごすごと立ち去るしかない雰囲気で、

何も言わずに場を譲った。

その位、権力があるというか、他の女を遠慮させてしまうほど、美人だった。


「えーと、、確か名前は…」

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