そうはさせないわ

「そうはさせないわ!一緒に観覧車?

させないわよ。そんなこと!」


「え」


二人して背後を振り向くと。

俺のクラスメイト。名前は忘れてるけど、

さっきの黒髪ボブの子が立っていた。

アキホと比べると。

まぁ、負けず劣らずの美人さんだった。


「あ、いや、俺達はもう両想いでさ…」


「は?さっき、私の方が早く、ツーショット写真撮ったよね?カレカノだよね?」


「ほら、証拠のインスタ。見てよ」


アキホに突きつけるように。

彼女は画像を滅茶苦茶、アキホの顔に近づけてみせた。


「え、なにこれ、シンジ。あなた、速水さんとツーショット写真なんか撮ったわけ??」


速水さんと言うらしい。

黒髪ボブの子。。


「いや、勝手に撮られて、その…」


しかし、なんで、俺がここにいること

知ってんだよ…。


「どこ行くのかなーって気になって、彼の

後付けてみたの。

そしたら、浮気かしら?もー、そんなのやめてよね」

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