あとがき

 最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。まさかこの二人が最後、こうなるとは……。書いてる自分でも、最初は思ってもみませんでした。でも、ヴラドとカタリーナを会わせることが出来たのには、“やったぞ……”と思っております。

 第一部でヴラド三世の事を調べてくうちに、どうしてもヴラドとカタリーナを再会させたい! という気持ちが膨れ上がっておりました。

 しかし、原典での伯爵は生前の記憶が曖昧。どうやって生前の恋人のことを思い出す? と考えていると、カタリーナ・シーゲルとエイブラハムの瞳の色が同じ! というのに辿り着きました。これは運命かっ!? と思ってしまいました……。頼んだぞ、エイブラハム!

 エイブラハムおじいちゃんに望みを託し、見事エイブラハムは成し遂げてくれました! 最後頑張ってくれました。

 これは、吸血鬼にされたヴラド三世を救う話でした。そして、最近気づいたんですが、これは、孤独になってしまったエイブラハムを癒やす話でもあったのかと……。

 因みに伯爵は、エイブラハムにチュッとする時は気を使って女姿に化けてします。

 一応本編はこれでおしまいです。ですが、ホーエンツォレルン城の事件からチェイテ村の事件までの間には10年の間があります。それに、第二部で登場した教授が伯爵に贈った“髪留め”の由来や、『それについては別の機会に話そう』と記しました。なので予告します。

 後日、『外伝 〜ヴァン・ヘルシング教授の助手・20世紀初頭編~

Inside story 〜Dr. Van Helsing's Assistant・The Early 20th century series〜』の投稿を始めたいと思います。乞うご期待ください!







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

〜ヴァン・ヘルシング教授の助手〜 Dr. Van Helsing's Assistant スグル @bange0203

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ