概要
復讐も、真実も、最強もどうでもいい……とにかくレベリングをさせろ
森羅万象七十二柱の神々によって管理される世界。人間は神々の庇護の下で、生活を営み、繁栄を極めていた。人間の中で、神々にその資質を認められた者には特別な庇護である加護(ギフト)が与えられ、世界を脅かす大いなる闇の尖兵である魔物(ダーク)を打ち破る役目を与えられた。
そんな加護持ち(ギフテッド)の中でも、剣聖と称される、最強の男が一人いた。その男の名は、ネビ・セルベロス。剣聖ネビは七十二柱の内、六十一柱の神々の試練を制し、当代最強の人間として名を馳せていた。
ある日、剣聖ネビは七十二柱の内の第一柱、世界中の人々に庇護を授けた始まりの女神ルーシーに呼び出され、その身に宿った庇護と加護を全て奪われてしまう。しかし理由もわからず加護を没収され、瀕死の状態となったネビの下に、一人の少女が現れる。そ
そんな加護持ち(ギフテッド)の中でも、剣聖と称される、最強の男が一人いた。その男の名は、ネビ・セルベロス。剣聖ネビは七十二柱の内、六十一柱の神々の試練を制し、当代最強の人間として名を馳せていた。
ある日、剣聖ネビは七十二柱の内の第一柱、世界中の人々に庇護を授けた始まりの女神ルーシーに呼び出され、その身に宿った庇護と加護を全て奪われてしまう。しかし理由もわからず加護を没収され、瀕死の状態となったネビの下に、一人の少女が現れる。そ
空きっ腹にペンギン
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ステータスものかと思ったら違った
レベリングしたくなってきたな。レベリングしたくなってきた。あまり期待しないで読み始めたけど、良い方に裏切られて幸せを感じる、そんな小説。難しいことは一切ないが、ランキングとかそこら辺に転がってるようなお手軽かんたん料理とはちょっと違う。この、余計な日常も安い恋愛も見飽きた世界観描写も省かれた簡潔で濃い味付けの一本満足バー。レベリングが伝染していき、ときにはロマンチックに、ときにはドラマチックに。そしてコミカルに。要は、ノリに乗ることができたら楽しめる小説。ネット小説読者なら、それを確かめるためにも一度目を通してみるといいんじゃないかと思う。