概要
藤原時沙よ、私の裏切りを赦してくれるのか?
■あらすじ
平安の頃。
出家僧 源環は飢えで死にかけている。おそらくは今晩が最後の夜だろう。
環の友、藤原時沙が草庵を訪れて思い出を語り始める。手元にはニリンソウの花。
環が時沙を裏切った理由は何なのか?
最後の夜に二人は分かり合えるのか?
■登場人物
源環(俗名みなもとのたまき、僧名げんかん)
主人公。世捨て人の僧侶
『宇部の乱』に加担した罪で出家
都の外れ、本寺に近い山に籠もり
飢えで死にかけている
藤原時沙(ふじわらのときすな)
源環の友
『宇部の乱』鎮圧の功労者
藤原祥家一族の筆頭
源環を出家へ追い込んだ張本人
高津名女房(たかつなのにょうぼ)
時沙にツレない性悪にして才女
後に時沙の正妻となる
宇部兼依(そらべのかねより)
古代の氏族、宇部一族の
平安の頃。
出家僧 源環は飢えで死にかけている。おそらくは今晩が最後の夜だろう。
環の友、藤原時沙が草庵を訪れて思い出を語り始める。手元にはニリンソウの花。
環が時沙を裏切った理由は何なのか?
最後の夜に二人は分かり合えるのか?
■登場人物
源環(俗名みなもとのたまき、僧名げんかん)
主人公。世捨て人の僧侶
『宇部の乱』に加担した罪で出家
都の外れ、本寺に近い山に籠もり
飢えで死にかけている
藤原時沙(ふじわらのときすな)
源環の友
『宇部の乱』鎮圧の功労者
藤原祥家一族の筆頭
源環を出家へ追い込んだ張本人
高津名女房(たかつなのにょうぼ)
時沙にツレない性悪にして才女
後に時沙の正妻となる
宇部兼依(そらべのかねより)
古代の氏族、宇部一族の
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!すごく良い。切ない恋の物語。
まずはじめに、ボーイズラブが苦手な方も読むべし。「ぎゃっ!」とはなりません。
R15と書いてありますが、美しく儚い暗喩で描かれているので、気負う必要は全くありません。
読むべし。
歴史モノと怯むべからず。分かりやすいし、空気感があってこそ、この悲恋が成り立つのです。
読むべし。
ああ、すごく良いんですよう。
主人公の想い。秘めたる想い。
それを貫き通して。
たとえ報われなくても良い、と生きてきた。
その終の夜に。
「君」は、会いに来た。
しめやかに、ニリンソウは揺れる。
とても味わい深い物語です。
読むべし、でございます。
そして読んだら、ぜひ、この作者さまの「演算魔法少女☆ロジカル・シ…続きを読む