概要
夢から覚めても、そばにいるよ。
「人は夢に憑かれる。そう、祖母は言っていた」
人に憑いた悪夢を祓う悪夢祓いの一門・枕部家に生まれた狩月。次期当主となるための試験課題として、自らが通う高校にいる「四人の夢見主の悪夢治療」を言い渡されていた。
[2020/09/14公開作 再掲]
人に憑いた悪夢を祓う悪夢祓いの一門・枕部家に生まれた狩月。次期当主となるための試験課題として、自らが通う高校にいる「四人の夢見主の悪夢治療」を言い渡されていた。
[2020/09/14公開作 再掲]
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!夢を見ない僕は、夢を診る
まず初めに一番大事なことを言います。
ここ最近読んだ小説の中で、一番面白かった!!
独特な世界観に魅力的なキャラクター。人間の深いところまで入り込むような緻密な感情描写。本当に素晴らしいです!
主人公は人に「憑く」悪夢を祓う「悪夢祓い」の一門。基本的に夢に入り込んで治療を行う悪夢祓いですが、彼は「夢を見ない」という特殊体質の持ち主。これは悪夢祓いになるには致命的なことですが、ある利点も持ち合わせています。具体的にどのようなものなのかは、読んでからのお楽しみですね笑
そんな特殊体質のせいもあって、どこか浮世離れした雰囲気を持つ主人公。常識が欠けていたり、同調性が薄かったり。そんな彼が…続きを読む