策謀渦巻くドラマチックなダークファンタジー!

リヴァイアサン───大海蛇の水晶。

莫大な力を秘め、数多の魔石の中でもとりわけ最高位、世界に四つしかない魔石の一つ。
リデフォール王家の象徴。
(王族のミドルネームとしてもリヴァイアサンの名前は用いられている。)
とはいえ、王族の血筋のものが全員扱えるわけではない。
まだまだ解明が進んでいない、オーパーツのような魔石である。

主人公は、騎士団長補佐官、アルノー。
騎士団長であり、リデフォール王国王太子であるジェラールは、自分の腹心であるアルノーに、言う。

「おまえは騎士に夢を見すぎだ。」

荒れ野のリヴァイアサン───。
まさしく、主人公アルノーの征く道は、荒れ野。
激しく風吹きすさび、大地はただれ、道なき道を行く。

輝く夢を、手放してはならない愛を、必死に胸に握りしめながら、アルノーは、ただ一人、よろめきながら荒れ野を歩いていくのです……。

何を言ってるかわからない?
すいませ───ん!(いきなりの謝罪)
伏線がばっちり張り巡らされ、謀略がうずまき、切ない愛も描かれ、魔法、魔石をつかったバトルもふんだんに楽しめます。
主人公とヒロインの会話も、ぽんぽん弾むようで楽しいです。

何より、話の密度が濃い物語で、正直、どこを切り取ってレビューするか迷う物語でもあります。
なので、最新話まで拝読して、心に浮かんだイメージを書かせていただきました。
ドラマチックな展開がどんどん続く、飽きないハイファンタジーですよ!

ぜひご一読を!

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