あるお婆さんが語ってくれた、自身の故郷の村の風習。その村では、元旦になると村の男性たちが鬼のお面を被り、笑いながら村中を歩くという。 どこかでありそうな風習から発想を広げた、土着系ホラー作品。下地になっている風習も色々想像させられます。 冒頭で行事の説明を興味深く読んでいると、後半で、え……と驚かせてきます。一体あれは何だったのか、嫌な汗を掻きながら読み終えました。
私も子供のころ、両親の実家でサラリと怖い話をされたことがあります。大人が思っている以上に恐怖だった記憶があります。
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