家族とは、つながりとは何か

「僕には両親がいない」

この言葉から始まるこの話の主人公は高校生の圭太君。

両親がそれぞれ病気と事故により亡くなり、その二人が残してくれた家で共に生活をしている存在である「ロイド」と暮らしています。
家事支援アンドロイドであるロイドは常に圭太君の世話を焼きたがります。
そんな彼はある事件をきっかけに、ロイドとすれ違いを起こしてしまいます。
自分にはもう、残されたものなど無いと打ちひしがれる彼に、ロイドからある事実を告げられます。

掛けられた言葉。
知らなかった両親の思いと願い。
それを知った彼は、どうするのか。
形は変われど、その根底にあるものは引き継がれ生き続けていると知った彼の成長を。
是非皆さまにも知って頂きたいなと思います。



その他のおすすめレビュー

とはさんの他のおすすめレビュー446