閉じ込められた二人、助けはない。ならばこの思いを…。
- ★★★ Excellent!!!
腐れ縁の幼馴染である柊太と共に、雪山へとやって来た杏。
スキーを楽しむはずが遭難し、二人きりで山小屋に閉じ込められる状況に。
助けが来る様子はない。
そんな彼女へと柊太から掛けられた言葉、それは。
『思い残しが無いように、伝えたいことがある』
生死の狭間ゆえか、あるいはひた隠しにしていた彼への恋心を刺激されたゆえか。
早くなる心臓の鼓動を感じつつ、彼からの言葉を聞く彼女の心は、まさしく外の吹雪にように荒れ狂うことに。
そんな二人がどんな結末を迎えるのか。
ぜひ皆様にも見届けていただきたく思います。