変わってしまう。変わりゆくものを、あなたならばどう見つめるのだろう?

時が流れれば、環境は変わり、それらは自分を変化させていく。
もちろんそれは自分だけではなく、周りの人達も、愛する存在達も。

忙しなく流れる日常は、時に心をすり減らしてしまう。
そこに重なるように起こる出来事は、決して不幸と呼ぶほどのものではないけれども、「こんなはずでは」という気持ちへと次第に傾かせていくものもある。

誰しも、そんな流れに飲み込まれそうなことがあるのではないでしょうか。
子育て、仕事にせかされ、心がしぼみつつある主人公の美咲もその一人。
そんな彼女が見つけた気づきは、同じく日々に戸惑いながら生きる私達への一つの導きに通じているように思えました。

視点を変えれば、世界は変わる。
『変わっていく』のではなく、『変えられる』ものなのだと。

さて、この作品を読んだ皆様。
あなたへと来たる景色が気づきが、よりいっそう広く、温かなものでありますように。

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