燃えて燃やされて

 主人公の心の内が情感豊かに、かつ卑俗に(※誉めている)描かれており作者の秀逸な人間観察眼が垣間見得る。
 少々自堕落だが憎めない先輩の愚痴は、主人公の気持ちを盛り上げるまたとない調味料といえよう。
 それから、いうまでもなく安売りスーパーは非常に重要な補給基地である。
 詳細本作。