――それは、雨の中の出会いから始まった。

新撰組、藤堂平助。江戸から募られて、京で結成された新撰組の、初期からの幹部として知られる男ですが、その激しく流転する運命の中で、彼が何を想い、どう剣を振るって来たのか――。
また、美男として知られた平助が、いかなる恋模様を広げていたのか。
そして、時代に翻弄される新撰組の中で、どのようにその新撰組をより良くしようとしてきたのか。
それに対するひとつの想像として、あるいは、もうこれが本当なんじゃないかと思うくらい、真実味のある藤堂平助がここにいます。

……特に恋模様はやきもきさせられます^^;
この物語のはじまりである、雨。
その雨の中で出会った女性への想いは、読者としても、早く遂げて欲しいものだと思いますが……これ以上は、この物語をご覧くださいとしか言えません^^;

ぜひ、ご一読を。

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