概要
口癖は、伝染する-
※怖い話ではありません。
※1話は1000文字以下の短いお話なので、お気軽にどうぞ♪
僕は、目黒 奏太。小学校4年生。ごくごく普通の小学生だ。ちょっと、人見知りで引っ込み思案な所を除けば。
ある日、僕のクラスに転校生がやってきた。
名前は、手塚 凌士君。
手塚君は僕と違って、いつもニコニコと笑っていて、誰とでもすぐ仲良くお話ができる。
僕なんかは、とても羨ましいなぁと思う。
でもそれ以外は僕と同じ、ごくごく普通の小学生だと思っていたのだけれども。
手塚君と早くお話をしてみたくて、彼をずっと見ているうちに、僕はあることに気付いてしまった。
それは。
彼の、口癖。
「あは。おはよう」
「ありがとう、あは」
そう。
彼の口癖は、『あは』。
ニコニコとよく笑う彼が口にするには全く違和感は無いん
※1話は1000文字以下の短いお話なので、お気軽にどうぞ♪
僕は、目黒 奏太。小学校4年生。ごくごく普通の小学生だ。ちょっと、人見知りで引っ込み思案な所を除けば。
ある日、僕のクラスに転校生がやってきた。
名前は、手塚 凌士君。
手塚君は僕と違って、いつもニコニコと笑っていて、誰とでもすぐ仲良くお話ができる。
僕なんかは、とても羨ましいなぁと思う。
でもそれ以外は僕と同じ、ごくごく普通の小学生だと思っていたのだけれども。
手塚君と早くお話をしてみたくて、彼をずっと見ているうちに、僕はあることに気付いてしまった。
それは。
彼の、口癖。
「あは。おはよう」
「ありがとう、あは」
そう。
彼の口癖は、『あは』。
ニコニコとよく笑う彼が口にするには全く違和感は無いん
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この呪いは、ずっと解けなくていい
小学生同士の微笑ましいやり取りが展開する中、手塚凌士くんという名前の少年の口癖が、学校の先生達も巻き込み、伝染していきます。
怖い口癖ではないんです。
だって「あは」っという、笑い声ですから。
でも、確実に伝染するんです。
それに気付いたのが、主人公の少年、目黒奏太くんでした。
手塚くんと仲良くなりたくて彼を観察していた結果、目黒くんは彼の口癖が伝染する様子を『あはの呪い』と名付けました。
この呪いの正体を、目黒くんは突き止めます。
その時きっと、読んでいるあなたにも呪いが掛けられる事でしょう。
全話通してとても優しい気持ちになれるこちらの作品に、皆様も是非、心温められて下さいね。