小学生同士の微笑ましいやり取りが展開する中、手塚凌士くんという名前の少年の口癖が、学校の先生達も巻き込み、伝染していきます。
怖い口癖ではないんです。
だって「あは」っという、笑い声ですから。
でも、確実に伝染するんです。
それに気付いたのが、主人公の少年、目黒奏太くんでした。
手塚くんと仲良くなりたくて彼を観察していた結果、目黒くんは彼の口癖が伝染する様子を『あはの呪い』と名付けました。
この呪いの正体を、目黒くんは突き止めます。
その時きっと、読んでいるあなたにも呪いが掛けられる事でしょう。
全話通してとても優しい気持ちになれるこちらの作品に、皆様も是非、心温められて下さいね。