概要
復讐の為じゃない。護りたい者の為に俺は刀を握る
「貴様は今日を持ってこの家から追放し、一生家名を名乗ることを禁ずる!」
とある公爵家の三男である『テル』は無能という理由で家を追放されてしまう。
追放されても元・家族の魔の手が届くことを恐れたテルは無理を承知で街を単身で出る。
最初は順調だった旅路。しかしその夜、街の外に蔓延る凶悪な魔物が戦う力の少ないテルに襲いかかる。
魔物により命の危機に瀕した時、遂にテルの能力が開花する……!
これは、自分を追放した家を見返して遂には英雄となる、そんな男の物語。
説明&注意:
・努力で主人公が強くなっていく作品です。無自覚要素は無いです。
・悪戦苦闘する物語なので負ける描写もありますし、ざまぁの関係ない訓練パートも存在します。
・ざまぁは物語の全体に渡って行うつもりですので、そう
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ページを捲る手が止められない。ワクワクが詰まった物語です。
一章読了。
貴族でありながら、追放され冒険者となってしまった主人公の物語です。
家を追い出されても途方に暮れることなく、主人公は希望を見出し強く生きる。そんな姿に共感を覚える構成になっております。
無能かと思われた刀の成長や出会いの数々。主人公の成長には欠かせないエッセンスであり、それらはまた物語の根幹です。個性的な登場人物はときに読者を笑わせ、ときに困惑させるでしょう。
正義感があり、主人公らしい主人公には感情移入も容易です。のめり込む要素が随所に見られます。
物語を通して飽きることなく読み進めることができます。お勧めの作品です。