あとがき

 まずは、お読みいただいた皆様に感謝いたします。

 ありがとうございました。


 『黄泉月の物語』、どうにか完結にいたりました。

 

 ラストの『結びの章』は、書くのが辛くもありました。

 登場人物たちとの別れは悲しく、名残惜しく……。

 後ろ髪を引かれつつ、『完』の文字を入れました。


 今後は、改訂版の執筆を進めます。

 一頁の文字数を二千五百字程度とし、かなりの部分を書き直します。


 過去世編の流れは気に入ってるので、大幅な改稿は無いと思いますが、どうなりますか。


 ただ、地名変更があります。

 物語中で『三辰の国』と言われた三界ですが――


花窟はなのいわ』が『花窟土かぐつち

月窟つきのいわ』が『月窟土つぐつち

星窟ほしのいわ』が『星窟土しぐつち

 

 こんな感じに変更予定です。

 これらは地名なので、本文中では『花窟土かぐつちの国』とか『花の国』と呼ばれます。


 あと主人公に『神名月○○』とミドルネームが付きます。

 『如月モディリアーニ』みたいなもので、魔窟に行っても、現世の記憶・人格を失わないようにするものです。

 この辺は、はっきり書いていなかったので修正します。


 このミドルネームを付ける辺り、主人公と方丈翁のやり取りも出来ています。


「じゃ、ナシロでいいです。僕のアダ名で」

「やめとけ。本名に近いものはいかん」

「じゃ、マシロで」

「何じゃ、そりゃ?」

「真っ白の意味です」

「何で、そんなにカッコ付けるんじゃ? お前は、そんなキャラか?」

「えええ?😧」



 ――序盤はコミカルな描写も多いので、こんな感じになります。


 と言うことで、ここで締めさせていただきます。

 終わらせるのは寂しかったけれど、上記の台詞を書いたら、少し元気が出てきました。


 今後も『改訂版』の執筆をメインに、活動を続けます。

 今後も拙作のページにお立ち寄りくだされば嬉しいです。


 今後も、皆様の『カク』と『ヨム』に御縁がありますように。

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黄泉月の物語 ― 悪霊まみれの彼女 Ⅱ ― mamalica @mamalica

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