才に長け、若く魅力あふれる美貌の主人公
太陽のような笑顔のおてんばど直球お姫様
戦が終わり、逃亡する二人
大切なものを失ってしまったかもしれない
悲しみにくれる想いが切ない
対立、共謀、欲望 権力者たちの思惑
国内外で渦巻く荒波に、またも二人が飲み込まれていく
愛し合う二人の恋の行方は!?
二人を取り巻く英雄たちの行く末は!?
それぞれの想いに胸がしめつけられる!
追い詰められる二人といっしょに!
ロマンと感動あふれる古代ギリシャを感じてください!
「ギリシャ物語 Ⅱ【後編】」へと続く物語
「ギリシャ物語」の続編です。
まだのお方はぜひ!!!
抜かってしまった…。この壮大な物語は
【ギリシャ物語】から続き、これから
どうなるんだ…?!という所で寸止めに
なっている。だからレビューするのを
止めて待っていたのに。
…でも今見ると【前編】とある!つまりは
これは一旦、ここで納めるという事か。
いや、抜かった…!
順序としては【ギリシャ物語 外伝】が
EPゼロの物語だが、これは後から読んでも良い。なる程、そんな事が…と涙しても
若き日の彼等の姿に目を細めるも良い。
そして【ギリシャ物語】が次に来るが、
これがテバイからスパルタに逃れてきた
コアになる物語だ。これは正に『余りにも
感動的な美しく壮大な叙事詩』である。
そして波瀾万丈を経て…
この【ギリシャ物語II 前編】に繋がって
行く。これはスパルタからの逃避行を
描く物語だが、これが又しても波瀾万丈!
しかも登場人物のクセが強い。もう
あちこちで独り歩きする程には強い。
どこかの作品で ギリシャ が話題に
なってしまう程に。
そして…衝撃の展開にッ!!!
乗り遅れて、うっかり抜からない為に…!
とにかく壮大で感動的。ギリシャの文化
風俗は相変わらず魅力的に映る。
【後編】を待ち侘びつつ…。
私は、今、動揺しております。
【前編】を最後まで読みおわり、さ、【後編】にいこう〜♪
と思ったら、ないの。【後編】が。
ないのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
続きが読みたいです。
どのキャラも魅力的で、主人公の絶世の美男子、ティリオン、彼は辛い宿命を背負っているのですが、彼がどうなるか、どうなるか。
もう、ハラハラ、ドキドキ。
彼は、物語の冒頭から、逃亡者です。
でも、すごく良い人なんです。
医者でもあり、鍛え抜かれた戦士でもあります。そして性格が良い〜。
おてんば姫、気持ちがまっすぐなヒロイン、アフロディア姫との関係にも、どうなるのかワクワクしながら、最後までずっと面白く読めます。
万人にオススメできる物語です。
すごく読みやすいです!
まず特筆すべきはこの「ギリシャ物語」シリーズに出てくるキャラクターの面々です。それぞれに個性がきっちりとあり、各々が魅力的に輝いています。
美しくありながらも強さを併せ持つ主人公ティリオン。
その美しさと優しさゆえに知らずと人を惹きつけてやみません。それにより様々な悲喜劇が起こりますがそれは読んでからのお楽しみ。
タイトルだけを見ると堅苦しそうな印象を受けますが本編は分かりやすく且つ大変読みやすくなっております。
その入りやすさが嘘のように内容はとても濃く、丹念に調べられたギリシャの歴史と色鮮やかな人間模様が巧みに編み込まれ気が付くと次々と読み進めてしまっています。
シリアスとユーモアの配分も絶妙で作者様のエッセイで見受けられる笑いがたまに散見されて思わず笑ってしまうことも。
今回のお話は「ギリシャ物語」の続編です。「ギリシャ物語 外伝~旅のはじまり~」とご一緒に是非堪能してください。
本物さながらの紀元前ギリシャの世界観を堪能することができる本作。主人公ティリオンは王女アフロディアを連れ出し、異国の地に逃れながらも愛を育む王道ストーリー。
二人を匿うレジナとソリム。二人の関係を機微な個人情報として知ってしまう複雑な人間関係。そして隠れ家へ忍び寄る、追手の数々。いつ終わるとも知れない愛の逃亡生活に高揚感が駆り立てられ、周囲の情勢が刻々と変化し、それに翻弄される受動的かつ感性豊かな筆致、その幽玄の境地はまるで芸術的です。
キャスト紹介が末尾に適度に施された、作者様の温かい細やかな配慮。内容を適宜確認しながら先へ進めるため、ページを戻る手間が省け、効率的な読書を可能とする点も加筆したい。歴史小説を読んだことのない方でも、一歩その世界へ足を踏み入れれば、軽妙に進む情熱的な話の展開に、たちまち魅了されることでしょう。
今回も、ドキドキワクワクを沢山もらえて、期待を裏切らない素晴らしい作品でした!
思わず笑っちゃうところなんかは前作よりも確実に増えていると感じ、面白さは確実に増しています。
とにかく面白くて、文章もよみやすいのでどんどん読み進められる物語なのです。
歴史的な解説もあって、楽しみながら歴史の勉強にもなるというお得感も凄いですよ。
今回のお話は、前作のラスト『レウクトラの戦い』でスパルタが敗北した直後から始まっていて、ティリオンがスパルタ王女アフロディアを連れて逃げるという部分が描かれています。
スパルタ王女アフロディアは当然戦勝都市から狙われますし、前作のギリシャ物語より更に壮大な物語になっていると感じました!
作者さんの思い入れを感じられるこの作品、是非是非一度読んでみて欲しいです!
この作品は前編なので、私はこの続きの公開が待ち遠しいです!
「事実は小説よりも奇なり」を地で行く、古代ギリシャの物語。
前作で描かれた「レウクトラの戦い」のその後の出来事が、ティリオンと王女アフロディアの二人を中心にして紡がれる。
情緒豊かに描かれる人物たちは、現代を生きる人たちなのではないかと錯覚を起こすほど。
それはひとえに作者さんの努力の賜物。
知識は柔らかく噛み砕かれ、事実は人物の言葉で語られ、すんなりと物語の世界へ入っていける。
この【前編】では、多くの成り行きが宙ぶらりんとなり、【後編】への期待と架け橋になりましたが、短い最終話では一つの収束を見せました。
それは国、時代によらず、普遍的なもの。
「愛」が語られました。
振り返れば、この物語の人物たちはみな己が信じる「愛」によって行動しています。
形の違う、それぞれの愛の物語。
ぜひご堪能ください。
昨年のカクヨムコン9にて彗星の如く現れた【ギリシャ物語】。
ふとタイトルを見て興味を惹かれて読み始めたはいいものの……、終わる頃にはギリシャ物語の世界にどっぷりと浸かっていました。
主人公は美貌の青年ティリオン。アテナイ人の彼は、とある事情を抱えて敵国スパルタへと逃亡するのですが、そこで出会った姫君アフロディアとの関係に目が離せなくなります。
そう、このアフロディア姫。とっても強烈な人物なのです!!(褒めています)
訳アリのティリオンの心にグイグイとノックもせずに入っていく強引さ。いや、むしろそこがいいのです。アフロディア姫は愛の人です。なんのことかわからない方は、まずはギリシャ物語を読みましょう!
ティリオンを取り巻く人物はアフロディア姫だけではありません。
主人公ティリオンを追うのは氷の剣士と呼ばれる美しき剣士フレイウス。
彼を知るには外伝も読むことをオススメいたします。
そして、今作【ギリシャ物語Ⅱ】はギリシャ物語シリーズの三作品目にあたります。
ここでちょっと興味を惹かれた方は、コメント欄を覗いてみてください。ネタバレもあるやもしれませんが、それよりもまず印象に残るのはコメント欄の熱さです!
わたしもずっとギリシャ物語を追い掛けていました。
その続きがまた読めるぞ!!しかも毎日更新やっほい!!
そんなわけで、コメント欄の熱気が伝わったでしょうか?
そうなのです。どの方も、毎日の更新を楽しみにして登場人物やストーリーにワクワクドキドキして、連載の三ヶ月間を過ごしてきました。
ここだけの話。わたしは朝九時に更新される話を出先にてスマホで読み、夜に落ち着いてからタブレットで読み返すという楽しみ方をしていました。そう、二回読んでも面白い!同じ方がもしかしたらいるかもしれませんね……??
さて、前置きが非常に長くなりました。
もうお分かりですね??ここまで読んでめちゃくちゃ気になる!!と思った方は、ソッコーでブックマークをすべし!初見の方は、まず【ギリシャ物語】を読みましょう!!!
それから忘れてはなりません。今作はギリシャ物語IIの前編なのです。
前編ということは後編もあるということ!!公開まで待ち通しい&終わったばかりでロス!という方も安心してください。それならもう一度、ギリシャ物語を読み返せばいいのです!!
歴史ものを読んでワクワクした日はいつ以来だろうか?
まるで木綿が水を吸い込むかのようにスラスラと入ってくる物語は、私の知る限りではそうだな……幼き日に読んだハードカバーの海外児童文学集、そしてこのギリシャ物語シリーズだろう。
ちょっと背伸びをしたい、それでいて純粋に物語を追うことを楽しめたあの頃の気持ちが、読了後に呼び起こされるなんて神秘的じゃない? HAHAHA!
もし、未だにギリシャ物語の世界へと旅立っていない人がいたら、私はこう言いたい。
この作品にのめり込めばきっと、歴史の魅力に興味がそそられるかもしれない……ああ、それだけじゃない。
あなたの心の底にある、子供の時に抱いたワクワクする気持ちが、好奇心が呼び起こされることであろう!……ああ、二つの意味で素晴らしき時間旅行を楽しめるのさ! HAHAHA!