概要
【第3章完結】混濁した魂はやがて何を見ゆるか――
気付けば男は何もない白い空間から、別の肉体へと意識を移していた。
いつしか彼の意識は溶け合い、混濁し、そして元の記憶も思い出さぬまま地道に生きていくこととなるのだが――
ゆっくり展開異世界転生成分ファンタジー成分薄めの異世界転生ファンタジー。
第1章、第2章はライトノベル風、第3章は歴史小説風。
※第3章完結。第4章はこちら https://kakuyomu.jp/works/16818093072845109914 。
※派生作品の「紫黒の乙女 -転生のおと外典-」(完結済み)も是非。
https://kakuyomu.jp/works/16817139557548601951
※この作品は縦書き表示推奨です。スマートフォンにて縦書き表示すると数字がうまく表示されないこと
いつしか彼の意識は溶け合い、混濁し、そして元の記憶も思い出さぬまま地道に生きていくこととなるのだが――
ゆっくり展開異世界転生成分ファンタジー成分薄めの異世界転生ファンタジー。
第1章、第2章はライトノベル風、第3章は歴史小説風。
※第3章完結。第4章はこちら https://kakuyomu.jp/works/16818093072845109914 。
※派生作品の「紫黒の乙女 -転生のおと外典-」(完結済み)も是非。
https://kakuyomu.jp/works/16817139557548601951
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!重厚な世界観の上で描かれる異世界の歴史を歩む“自分”が見る未来とは…?
ある世界の、ある大陸の歴史を複数の行視点から描いた異世界ファンタジー作品。
物語は一人称で描かれるのですが、視点である主人公が透明な印象です。そのため没入感を持って読む、というよりは少し俯瞰した位置から物語を読むことになります。そのため、主人公に共感できないなどといった不要な読みにくさを感じることがありません。複数の視点から描かれる本作ですが、どの“自分”も違和感なく読み進められました。
対して、様々な“自分”を通して見る世界や人々は驚くほど丁寧に描かれていて、歴史背景や“自分”を取り巻く環境、情勢などが非常にわかり易い。その説明も地の文や会話をうまく織り交ぜて描かれているため、入…続きを読む