推しに熱愛疑惑出たから会社休んだ

主人公が「ドルオタ」としての自分と「男」としての自分の気持ちに葛藤し、ヒロインに対して素直になれず、すれ違いがありながらも、それでも二人は惹かれあう、そんなラブストーリーです。

ヒロインがアイドルという設定は、あくまで2人の関係に対する障害というスパイスでしかなく、アイドルやドルオタについて詳しく知らなくても、問題なく読めます。

2人の気持ちの変化をゆっくりと、かつ、しっかりと記載してくれているので、登場人物に気持ちが入り込みやすい、非常に危険な作品（誉め言葉）です。

作中の「好きです」という、たった4文字の一言が、本作品では、凄まじい威力を持っております。
私は、続きが気になってしま…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（134文字）

アイドルに詳しくなくても、物語に違和感なく没入する事が出来て
心があったかくなる物語です。

そして、読み進めれば進めるほど、
主人公とヒロインに幸せになって欲しいと言う気持ちになります。

この作品をもっと広く知ってもらいたい。

「ねぇ。君はどんな顔なの？　どんな姿をしているの？」

ふと、そんな事を問いかけをしたくなります。

読んだ方は「今後もずっと二人の物語を追っていきたい」
きっと、そんな気持ちを感じれるはずです。

世界はとても広い

芸能界の末端、「推し」と「ドルオタ」の衰興

手を伸ばせば届くかもしれない
身近なアイドル、染まっていない輝き

ネット社会は辛辣で、敵に回せばコワイ
そこで暮らす幸せを、味方に会社を休んだ感じ？
※ちょいわるオヤジの一代記！

心の葛藤を痛いとわかっていても
人の幸せは暖かいと思える話

じわじわと、
それから思わずもじもじとしたくなる、
切なくて温かい、滅多に見ない恋物語に自分にもそういう事を感じる機関が備わっていたのだなと、思いました。
ありがとうございます。
何でか知らないけれど、そう言いたくなりました。
これからも楽しみにしております。

届く、届かない、もどかしい初めての彼女を思い出す。この小説は題名で損している。
面白過ぎて二日間で一気読みしてしまいました。
そして読んだ最新話が71話！！！続きが気になる様で満足してしまったみたいに、ロスを感じています。例えるならば86の1巻の終わりの様な満足感です。
こんな小説を投稿して下さってありがとうございます。

なんでみんなこれ読まないの？
神作やん！？
広島から出てきたっていうのがめっちゃ引かれる。

とあるアイドルと1ファンのお話。

文章表現が秀逸で各場面の情景が容易に想像できます。
その為読みやすく主人公にもヒロインにも感情移入しやすいと思います。

また主人公がある程度の年齢を重ねた大人ということもあり、短いセリフの後ろに込められている感情の描写が素晴らしく、ドキドキしながら読み進められます。

あと、最近のお話では珍しく劇中の小道具として煙草が活躍しているのも隠れたポイントです(笑)