第29話:社会が教えられること ⑥への応援コメント
「悪役」がいる世界、それはどうしても必要なのでしょうね……。
まだ私達は環境問題での責任の所在を企業に求めているけれど、現実には、企業を含めた全ての私達である、という事実があって。
作者からの返信
一盃口さん。
私も悪役がいないと社会が成立するかと言われてしまうと難しいとは思います。
ただ、トップに悪役が多いと今度はトップダウンをしたときに下へ下へと問題の責任を押しつけ合ってしまい、立場が弱い人が責任を負わされる可能性があり、社会自体もボトムアップが進まないため、私たちがトップに言及することは難しいという事実もありますね。
どこかで公(政府などの中央機関)・企(大手から個人事業主までの企業)・個(国民全体)で相互連携を取りながら共に改善していくことが必要になると思います。
第5話:いじめ問題が未来を壊すへの応援コメント
そこに関しては、嬉しい誤算があります。教育委員会へのいじめ通報がかなり増加したようです。
これは、必ずしもいじめの増加ではなく、通報するという意識や、事実への教委の認知公表が拡大した、という意味である、とされています。
作者からの返信
一盃口さん。
都市部は以前に比べるといじめ通報が増加しているようですが、地方だと少しずつ増加していますが、中心部では増加していても郊外では躊躇する人も多いようです。
理由としては”通報した相手を探して報復されないか心配”や”相手が地域で力がある人だった場合に潰されないか心配”など地域特有の価値観があるので、通報することに対して抵抗がある人も多いようですよ。
以前に比べると全体的にはかなり改善はされてきましたが、まだ課題は山積みのようです。
第3話:精神発達上の指導強化の必要性への応援コメント
すみません、ちょっと一言申し上げますね……
一話なのですが、何となく、途中から理解できたのですが、他責思考が文中に用いられなかったのでそれが良いものなのか、悪いものなのか、初見では分からなかったです。また、悲劇がどのような事象であるのか、それがストレートに伝わりませんでした。
これからクライマックスに入ろう、というところでしょうが、少し目に入ったのでこのことを一応持ち出しました。
もちろん、ここからも最後まで拝読するつもりです。無理強いもしません。お時間ありましたらどうぞ。
作者からの返信
一盃口さん。
ご指摘いただきありがとうございます。
このような意見をいただけることで私が自分の作品を見直すきっかけになります。
以後気を付けてまいりますので、今後も読んでいただけますと嬉しいです。
第26話:社会が教えられること ③への応援コメント
これは、とても賛成です。
政治的にも、政府の防衛能力の発動の条件や、歴史事件での加害者国と被害者国の軋轢(たとえば慰安婦問題のような)は問題になっていますね。
裁判というもののイメージが悪いのもありますよね……。あの場で嘘をつく人がいるからなのでしょうが、この国は自己弁護に冷たい。罪を超過した制裁、もしくは、法定外の私刑の横行は、たとえ刑法に不備があったとしても嘆かわしいばかりです。
作者からの返信
一盃口さん。
賛成いただきありがとうございます。
今は過剰な他責思考や責任転嫁が日常化してしまい、小さいことだとしても解決に時間がかかることや堂々巡りになってしまうことが多いです。
自分の無実を主張したとしても結局は立場で決まってしまうのは私も嘆かわしいです。
編集済
第2話:悲劇の方程式への応援コメント
思うところはありますね……。自力救済に僕は必ずしも反対できません。他力本願では、依存、機構の肥大化などの腐敗が必ずしもついてくる。そして、必ず民衆の下に被害が起きる、という丸山眞男らの考えが分かるからです。
でも、ある程度の分業化は必要だとも思います。国民の全員が必ず六法を暗記するべきだとはどうしても言い切れません。弁護士であっても覚えていないでしょうし。その委託と自立の折衷が非常に難しいと考えています。
つまり何が言いたいかというと、政府主体の救済制度も必要ですが、ある程度は国民が自発的に生活をするべきですし、また、救済は政府が直接、一方的に国民に注ぐものではなく、国民が自発的に調べて自発的に申請するべきだと考えます。この申請事項は多岐に渡るので、やはりその専門家を必要としてしまうところはあり、やはり分業化されてしまいますが。
人材の差別については、分からないとしかいえません。とりあえず海外では大学閥からの解放をうたっているそうで僕はそれに惹かれる、としか。でも、明らかにまずいと思ったのが、DHCの会長のヘイト発言でしたね。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/74705
社員の純粋さと聞いて連想しました。こういう純粋さは問題があると思っています。
作者からの返信
一益口さん。
私は政府だけが救済制度を作るのではなく、国民が救済を受けないで生活をするために必要な事は何なのかを提案することも1つの手段だと思います。
また、救済を必要としている人に対してきちんと向き合わないと個人所得が減少していくことや私が知りうる事例では”申請をしたときに近所の人から石を投げられた”や”申請することは悪くないのに家に塩をまかれた”など本人たちが申請をしにくくなる状況を作り上げてしまうことになるので、専門家を交えて対策が求められると思います。
人材の差別に関してはまだマイノリティな部分を多く含む問題ですが、今の社会において真剣に考えなくてはいけない問題であると同時にこのような差別を受けた人たちを社会でどのように育てるのか、活躍するにはどうするべきなのかを明示する必要があると思います。
編集済
第1話:なぜ、改善できないのかへの応援コメント
このコメントには返信不要だと思うのですが、原発ですかね、想像したのは。考えれば考える程イヤになりますが……。
以前の中越地震の時に原発に損傷があったようです。それを見て、地震と建築をテーマとした本(3/11前! 題名忘れました……)では、はたして中越地震ですら前代未聞であるが起こった。もしかしたらそれを上回る地震だったらまずいかもしれない。しかし、対策する必要はあるのか? 、と限りなく低いしかし将来現実化したリスクについて考察していました。
追記:ありがとうございます。あ、あと別に神経質に気にしている訳ではないのですが、一盃口はイーペーコーと読みます。この漢字はコピペ推奨です。
作者からの返信
一益口さん。
私も原発や高速道路など生活に密着している設備や施設を想像しました。
このような生活に密着している施設ほど定期的にリスクアセスメントを実施し、想定外の問題が発生したときに最小限に抑えるための訓練や施設の改修頻度や定期改修の項目などを耐年数にかかわらず実施することも1つの防止策として成り立つと思っています。
限りなく低いリスクが潜んでいるならそのリスクを回避するために必要な事柄を中期計画として改修計画に盛り込み、先行投資する形で進めていくことも大事だと思っています。
第2話:悲劇の方程式への応援コメント
高校教育界隈とかだと、偏差値が低めなところであっても、公立私立問わず一流大を出てないと正規採用されなかったりしますからね。
保護者としても子供が通う学校の先生が二流三流の大学出身だと不信感を持たれますので、色々と難しいところです。
作者からの返信
shibaさん。
今は偏差値が低い学校だとしてもそういう現象が起きているのですね。
私が以前に教育系のコラムなどでも”親のアカデミック・ハラスメント”について書かれていた文献を見たことがありますが、その中にもshibaさんがおっしゃっていたことが書かれていました。
あとは近年の教育委員会への保護者の問い合わせでも”うちの子の担任はマーチ以上の先生にしてほしい”という担任の学歴指定や”来年○○中学校に○○先生来ますか?”など他校にいる優秀な教員の有無を含む教員指定などが親からの要望でかなり来ていることや”○○先生がいる学校に転校させたい”という実績のある先生がいる学区外の学校に通わせたいという無理難題を突きつける親までいるようなので、いろいろと難しいですね。
第1話:なぜ、改善できないのかへの応援コメント
信号とか、事故があってから設置されますよね。
作者からの返信
shibaさん。
コメントいただきありがとうございます。
確かに、信号を設置するのも事故等の発生を予見して作るのではなく、起きてから信号を設置する光景が見受けられますね。
第23話:教育環境の変化 ⑧への応援コメント
こんにちは
承認欲求が満たされない事による責任転嫁は教育現場でも問題が尽きないみたいですね。〇〇ちゃんのせい、〇〇先生の責任で、のようにネット上における誹謗中傷に近い形で存在しているように感じます。
また、大人の理想を子が押し付けられて、努力の意味や勉学の意味が親の為となってしまう。親や先生の言葉しか本人の承認欲求を満たせなくなってしまう。最近読んだ、アドラー心理学にも似たような事例が挙げられていました。
教育に関連する事柄は興味深いと共に感慨深いですね。
作者からの返信
50%くらいかさん。
こんばんは。
返信遅くなりました。
今は承認欲求が満たされないことで、責任転嫁の範囲拡大が深刻な問題を引き起こしていて、その問題で生徒指導が絶えない、トラブルが絶えない状態になっているという話を聞いております。
アドラー心理学と似た事例ですが、どちらかというと大人が子どもに理想を押しつけた段階で”自分も両親と同じようになれる”という勘違いをしてしまって、親に認めてもらいたいという承認欲求が満たせないことで、第三者を巻き込んだ大きな問題を起こすことで周囲に認めてもらいたいという心理が出てしまいます。
教育というのは興味深いですし、細かく見ていくと感慨深いです。
第21話:教育環境の変化 ⑥への応援コメント
子供という立場が以下に弱く脆いものかが明確に分かる内容ですね。
以前、責任転嫁の話がありましたが親の責務まで教師に求める者も少なくないと聞きます。子育てが嫌いだから保育所に預ける為に仕事をする。そして保育士に親の肩代わりを望む。この延長的な考えも、こういった教育現場の複雑化、語弊を生んでいると考えます。
教育機関のアップグレードが間に合わないところまで、来てしまったのかもしれませんね。
作者からの返信
50%くらいかさん。
そう言っていただけて嬉しいです。
今は親の教育に対する認識や子供と接する時間の変化が顕著になっている印象が強く、親の責務が教師に向かっていったり、”うちの子は○○しかダメなので、きちんと教えてください”など自分の理想のために教師を利用する人もいるようです。
また、”子育て=教育機関がやるもの”という考え方も増えており、この考え方が教育現場の複雑化や先生たちの社会的意義に対する語弊を生んでいると思います。
”教育機関のアップグレードが間に合わない”というよりも”教育機関のアップグレードが出来ない”もしくは”やったとしてもクレームに繋がるため、そのまま現状を維持したい”など本当はアップグレード出来る事が親御さんの意向が多様化していることで変化が止まってしまっている印象です。
第1話:なぜ、改善できないのかへの応援コメント
ホント、狭い通学路は通学時間帯は車両侵入禁止にするとか、工夫しなくては、事故はなくなりませんよね。
作者からの返信
海石榴さん。
私が実際に視察したり、通ったことがある道の中には私の車がギリギリ通れるくらいで、人がいると間違いなく接触してしまう程狭い道が多数存在していますし、場合によっては見通しもあまり良くない箇所もあるので、車両進入禁止にするか、通行時のみ一時規制をかけるなどして、事故を防ぐために必要な工夫をしないと事故はなくなりませんし、先月に起きた登校時の事故もそうですが、文部科学省が登下校のマニュアルを制定もしくは改定し、登下校時には保護者等の帯同や交通誘導員などの危険箇所への配置など必要な対策を講じないと事故はなくならないと思います。
第17話:教育環境の変化 ②への応援コメント
こんにちは
教育の観点にメスを入れるのも複雑ですね。スマホの復旧で事件が明るみになる事は良いことなのかもしれませんが、既存のルールを都合の良いように解釈してしまったり、改ざんしたり、スマホが逆に虐めの道具となってしまったりと難しい。
ドーナツ化した倫理観が一人歩きしているような感覚になります。ただ、考える事を辞めてはいけませんからね。こうして文字に表すのは、やはり大切ですね。
作者からの返信
50%くらいかさん。
こんばんは!
お返事遅くなりました。
教育の観点にメスを入れなくてはいけないフェーズまできてしまっていると思うと子供たちにとっても私たち大人にとっても複雑な問題であることは言うまでもないと思います。
スマホの普及が子供たちのいじめを加速させてしまうことや線引きが曖昧になっている事で既存のルールによる大人側の判断が難しくなってしまうことも子供たちの解釈が都合良くなってしまうことや嘘をついてまでそのルールを変えてしまうことに繋がります。
だからこそ、どこかできちんとドーナツ化した倫理観を見直し、定期的に必要な倫理観や教育観を改定していく必要があると思います。
このように文章にしたのも多くの人に”他人事”にして欲しくないと思ったからなので、文字に表すことは大切だと思います。
第1話:なぜ、改善できないのかへの応援コメント
なぜ改善できないのか…考えさせられますね!
作者からの返信
坂井令和(れいな)さん。
ありがとうございます!
ここに挙げている例はそこまで多くないですが、私が疑問に思った代表的な例を挙げさせていただきました。
この代表例から何故改善することが出来ないのかを考えてみました。
第10話:政治における問題意識への応援コメント
こんにちは
なかなか、タイムリーな話ですね。自分も迷いながら投票したのを思い出しました。
私の個人的な意見として責任転嫁の構図は政治家の悪しき風習のように感じます。政治は世論を反映していると言われればそれまでで、まるでコロンブスの卵のような押し問答になってしまいますが、一部の意見をまるで世論と誇張するマスメディアも含めて政治的圧力の存在は大きいかと思います。
ーーっと、政治家に責任を押し付けている自分が責任転嫁をしているのではと自負を持つこともありますが……
作者からの返信
50%くらいかさん。
今回はタイムリーな話題を書いてみました。自分も今回の選挙はかなり直前まで悩みながら投票しました。
政治の世界における責任転嫁がそのまま全て世論に反映されているわけではないとは思いますが、一部の意見で”世論の意見”だと言ってしまうことも政治的圧力が大きいと思います。
私も政治家に責任を押しつけているのではないか?と自問自答することはあります。
第6話:責任転嫁の弊害への応援コメント
こんにちは
全くもって責任転嫁は由々しき事態です。個人的には諸悪の根源とまでは言いませんが政治家も然りかと……
大物政治家の行動が有耶無耶になり、トカゲの尻尾切りのように若者政治家、関連者、企業などがしょっ引かれる度に、無意識のうちに私たちはマスメディアを通して責任転嫁を目の当たりにする。そして、我々はトップに見習い、同行動でもって退避行動を取る。
そうなると、「虐め問題あかんぜよ!」と言っているものまで、「虐めダメ絶対」でも「責任転嫁はオッケー」という矛盾が働く。底無し沼のような問題ですね。
続き楽しみにしています。ではまた。
作者からの返信
50%くらいかさん。
こんにちは。
私がこの内容に関する参考文献や自己分析をかけた時にだんだん自分たちがしていることがどれだけ恐い事なのかを改めて思い知らされました。
日本の社会的構造はいわゆる”トップダウン型”で上のやっていることをその下の人が真似をしていくというスタイルなので、言ってしまうと”責任転嫁をすることは当たり前であり、常識の一部だ”という誤った認識が大人だけではなく子供にまで広がることで指導力の形骸化、発言の重要性の薄弱化などを生むため、50%くらいかさんがおっしゃるとおり、上の人が発言している内容まで矛盾が生じ、今の子供たちの中には読解力が高い子も多いので、隠れた意味などをすぐに見つけて反論されてしまうため、説得力が半減してしまうのです。
また続きを投稿させていただきます。
第1話:なぜ、改善できないのかへの応援コメント
こんにちは
面白い!
続きはあるのでしょうか?
楽しみにしています。
作者からの返信
おはようございます!
まだ続きはあります。
第2話を今週アップできるように現在、加筆と修正作業をしています。
楽しみにしていただきありがとうございます!
第29話:社会が教えられること ⑥への応援コメント
こんにちは
悪役を作り立て、結束力を高める。勧善懲悪はシンプルなだけに発信力が強く見て取れます。見せ方次第で味方も着くので、都合の良い情報だけを発信して「私は悪くない」の一点張り。
同意書ばかりが増えていく世の中に嫌気が差しますね。現に今の職場がそんな感じ……
作者からの返信
50%くらいかさん。
こんにちは!
悪役は結束力を高めるためには必要な存在であり、見せ方を工夫するだけでその情報を見た人が「なるほど!」と思われてしまうので、都合の良い情報だけを発信して、週刊誌などで都合の悪い情報が出ると社長などは「私は悪くない」の一点張りで批判やイメージダウンを回避しようとしますね。
同意書が増えることはメリットも多くありますが、増えすぎるとデメリットが多くなるので、世の中に嫌気が差してしまいますね。
やはり、企業などはコンプライアンスがあるのと、万が一トラブル発生したときに社員側に全ての責任(損害賠償や社会的信用の回復義務など)を負わせる事が出来るようにしている企業体質も見え隠れしています。