鞭だけでなく、JKに対するイメージも変わってしまう本当の話(なのか?)

子供からお年寄りまでが偏見にとらわれることなく、楽しく鞭を振ることができる環境作りをモットーに、現在では会員数も着々と伸ばしている団体が存在しているのをご存じだろうか? その名は日本スポーツウィップ協会という。スポーツという名を冠している通り、スポーツとしての鞭の発展と普及にも力を入れている。

タイトルの「鞭とJK」には、鞭に対するメジャーなイメージを払拭させようという意図が絡んでいる。JKというところが大きなポイントだ。ティーンエイジャーが持つ独特の好奇心を上手く使い、鞭に対する興味を色々な角度で表現している。作中ではところどころで鞭の持つ本来のイメージ「らしさ」を匂わせているが、JKの将来には明るく爽やかな新しいビジョンを光らせている。正に、日本スポーツウィップ協会の理念に近しいものが、この作品にはあった。

ギュッと締まった皮の編み具合、空を切るように回した時のヒュンとした軽快な音。本気で対象物を狙って打った時の破壊力(白菜だって真っ二つ!)。鞭の魅力は、M男に向かって傷痕を残すだけのものではない。己の思いのままに操れる自在性を探求するものなのだ☆

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