大袈裟な表現を用いず、一夏の出来事を等身大の筆致で描ききっています。それがかえって命の儚さや呆気なさを引き出していて、物語にずっしりとした肌触りを産み出しています。
2022年6月から小説を書き始めました。 基本のジャンルはホラーと人間ドラマです。 【NEWS】 ▼ 2024/5/28 カクヨムコン9、ホラー部門にて…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(80文字)
ふとした場所での出会い・出逢い。それが時に誰かの心を温かくする。答えなんてなくて、応えもなくて。きっと誰もがそんな小さくも心に残る出会いをしてる。この作品を読むあなたも、そんな忘れて…続きを読む
何事も情がわいてしまうと「何も変わらない」と思ってしまうものだけれど、舞台は病院、少女の病気がなんなのか知らずに接してしまった主人公。そして何故か貰った一本の線香花火。さらりと読める短編です。…続きを読む
ひと夏の思い出が、まっすぐに、すぅっと胸へ染み入ってゆく。きれいなのに、切ない、まさに線香花火のような物語です。何気ない日常の描写を、丁寧に積み重ねていっているからでしょうか。まるでショート…続きを読む
もっと見る