不思議な妖怪(?)と少年のお話です。 人は一人では生きて行けないのだな、とシミジミ感じました。普段は感じませんが、ふと、一人になった時、私たちは誰を思い描くでしょうか。 妖怪でも猫でも犬でも構いませんが、できれば言葉が通じる方が嬉しいですよね。 ・・・ちなみに私は一人になった瞬間、すぐお酒を呑んでしまいますので、余り誰も思い出さないようです。
小学生の主人公の身に起きる悲しい出来事。その夜から、謎の女性「コダマ」は、度々現れた。せつなくはもハートフルな物語でした。
朝からジックリとお話に没頭してしまいました。ネタバレになりそうなので多くは語りませんが、一人で過ごしてきた主人公の、これからの様々な幸せを想像できるような…ラストも良かったです(*´艸`*)先…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(398文字)
自分のばかな一言で両親を失い、やがて祖母も失った主人公は、度々現れるコダマだけが、心のよりどころでした。しかし、成長した主人公にコダマが現れることがなくなってきます。たまらず、夜の山に分け入った…続きを読む
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