鏡文字のラブレター

作者 川添春路

この物語には機械が登場します。見た目と仕草は人そっくり

  • ★★★ Excellent!!!

プロローグは二種類のおどろきを味わいました。
冒頭の掴みには成功していますが、場面転換後のシーンで「どうして少女がこんな目に!」とショックを受けました。

タイムリープものかと思って一章を読み始めましたが、ロボットとか人権を主軸にしたストーリーのようなので、「あ、これ勝手な先入観で読み進めたら混乱する」と気を引き締めて挑みました。

hlE(人型の機械)が普及された世界で、必死に何かから逃げている少女と出会うところから物語はスタートします。

自分は家電の説明書のような文章で世界観を語るSFが苦手なので、♯3あたりで苦しくなりました。
でも人間そっくりな振る舞いや心の在り方や人間の定義の境界線のくだりはよかったです。

(かなり脱線するのですが、自分は「背景」が好きです。
ファミレスのシーンや抹茶アイスだらけの冷凍庫とか、本編に関係ないのになぜか目をひきました)

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