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  • レオルフ王子の余裕の頬杖を奪ったか!?と思いましたが、いやいや、まだまだ!

    こっちでもあっちでも、驚きの事態が起こっています…。

    砲台がゴーレムに。
    ロボットアニメ要素も入ったかと、頭の中で勝手にトラン○フォーマー化されました(笑)。

    確かにアヴォルノの言う通り、戦いを始めるのも終わらせるのも人間なのでしょうが、これはただの白兵戦ではありませんから、スロデア兵でなくても腰が引けるってものです…。

    しかし、ここは魔竜の支配する世界(支配はしていない)ですから、六災奪取に動いて来たフクロウ団の面々は、こんなことで怯みませんよ!
    混戦半端ないですが、ドキドキして次話を待ちます。

    『…今これが出来て、なんであの時…』
    クーゼルクがどう助かったのか詳しく描写されていないままですから、おそらくその時のことなのかな…とは思いますが。
    ちらっとこんな言葉が出てしまう程に、アヴォルノには苦い終わりだったのですね…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    レオルフ王子、まだまだ薄笑いの頬杖スタイルです。ナツェルトの強さに絶対の自信を持っている様子です。

    と言いますか…あの…「砲台が折り畳まれてー」とか、あんな近未来風にガキガコっと変形するわけじゃありませんからね?あくまで魔法での変質ですからね?本当に、幸まる様の想像力ときたら…逞し過ぎて厄介です(笑)
    何にせよ、戦場には人外も多い展開です。ただでさえ尻込みせざるを得ない中、数でも圧倒的に劣るフクロウ団がここをどう切り抜けるのか…ここが正念場でもあります。

    アヴォルノの言葉が何を指すのかは、今回敢えて明確な先を設けていません。盟友クーゼルクなのか、弟ザックなのか…前の自分にこの力がなかったばかりに…と悔やむ気持ちの先は読み手に委ねたいなぁ…と、これは初めての試みです。幸まる様にしっくりくる読み取りでお願いしたい次第です。

    混戦、まだまだ続きます。読むにもカロリーを消費せざるをえないところですが、どうか引き続き読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第268話 最後の軍議 2への応援コメント

    よくよく見れば、本当によくこんな面子が揃ったものだと思いますよね。
    リンザルが並べば更に壮観だったかもしれません(笑)

    確かに、及び腰ながらもこんな状況の軍議に参加しただけ、ここにいるスロデアの将軍達はまともなのでしょう。
    残りは留守を守るったって、そこまで攻めてこられたら守れまいがぁっ…!ぐるる…。


    『ルフェッド、頼めるか』
    え?
    そんなに軽く頼めるもの?
    …と思ったら、ルフェッドが苦笑いしておりました(笑)。
    ディジオが引くのも分かります。
    歴史的な変化ですよ…と思って、はたと気付きました。もうここまでで既に、大きな変化が連なってきているのですよね。
    レギアーリの成長に、魔物連合の襲撃、転移門や魔装の発展なんかもそうですよね。
    積み重なって、どんどん世界が動いていく…。
    それが歴史となり…。
    改めて、この物語は壮大な戦記なのだなぁと感嘆した次第です。

    か、格好良いーっ!と言わせて頂きたい!!(←もう言ってる)
    最後にエシューが格好良く全部持っていきましたよ!
    戦闘シーンに登場する度に、戦い方に無駄がないというか、余裕すら感じるような気がします。
    さあどこまで切り崩せるか!?


    前話の返信で色々と褒めて頂き、嬉しいやらお恥ずかしいやらです。
    お気持ち有り難く受け取って、引き続き応援させて頂きます!
    最終話まで離れませんからね〜!
    あ、PVも既に確認済みです(またストーカーみたいに…)。わ~い。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    昨日「全員は集まらない」とは言いましたが、この軍議には可能な限りの顔触れが並びました。
    リンザルはフクロウ団の一員ですが、それ以上に先祖の魂を救ってくれたクーゼルクとネルエスに恩義を感じています。なので、常に二人と共にあります。

    対するスロデア軍も、ここに並ぶ顔はまだ危機感のある方でして…国防を理由に欠席した騎士団含め、彼らの不甲斐なさを感じ取って威嚇までしていただき(笑)、なんだか私まで胸のすく思いです。

    難局を乗り切れるならどんな策も厭わない…そんなニィズラールの姿勢が、ここでもルフェッドにおつかいでも頼む感覚で助力を要請してしまっています。彼とディジオ、二人の反応はまともです(笑)

    戦記を執筆するにあたり、事象の変化の積み重ねが歴史になっていく様を書きたかったんです。且つなるべくつまびらかに…という意気込みが、結果として冗長にしてしまっている場合もありますが、この蓄積を壮大な歴史として感嘆までしていただけたのなら、本当に感無量です。あれやこれや尽くしてきた甲斐があります。

    エシューは勿論、彼の率いる魔装傭兵団がどこまでこの戦場に穴を開けられるか…今後も続けて読み進めていただけると、本当に嬉しい…ですし、最後まで離れない宣言は勿論、PVの確認含めてジーンとしています。つくづく、私は幸せ者ですね。

    編集済
  • 第267話 最後の軍議 1への応援コメント

    前日譚きた!!
    知りたかった諸々が書かれていて、嬉しくなってしまいました。

    ふくろう団の主要メンバーもほぼほぼ少しずつ顔を出してくれて、ホッとする反面、この場にいない数名を思うと、ちょっと辛いですね…。
    特にニザ。
    どうしているのかな…。

    ニィズラール大臣の、ミュゼルに向けた言葉が素晴らしいと思いました。
    理由はともあれ、裏切ったのだと自身を責めている者に『恥じることはない』とは言えても、『誇れ』とはなかなか言えないと思います。
    信頼と愛情ですね…。

    そうなんですよ、大臣。
    ラインズったら、白竜になっちゃったんです。早く会ってやって下さい(笑)

    そして、そして。
    マリーとエシュー!
    もー…本当に初々しさ爆発カップル。
    いえね、良いんですよ、マリー。尊敬から来る「エシュー殿」呼び。
    ですけれどね、『エシュー殿の事は勿論愛しています』って憚りなく言ってのける方が、実は物凄く周りに対して惚気けてますからね…。ははは。

    続きも楽しみです!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ここで前日譚を挟みました。きちんと展開に繋がる様にしたつもりではありますが…果たして。

    随分前にも触れていますが、フクロウ団が全員で顔を合わせる事はもうありません。仰る通り、何よりニザがいませんし…彼女の再登場はあるのでしょうか。

    ニィズラールにとって、ラインズとミュゼルは部下でも同胞でもあり、そして我が子の様に可愛がる存在でもあります。
    後悔に沈む彼女に放たれた一言ですが…パッサナールが壊滅に追いやられた時、自暴自棄に陥ったニィズラールを落胆から掬い上げたのもまた、他ならぬ部下の二人でした。
    この場面では、ニィズラールの親心や達観と共に、支え合う思いがもたらす再起を表現したかった次第です。
    一方で、全く違う形で再起したのがラインズです。ニィズラールとの再会は、今から幸まる様の反応が楽しみで仕方ありません(笑)

    マリーはどこまでも素直なんです。なので、
    「なんでいつまでも『殿』付けて呼ぶんです?確かに分団長ですけど…もうマリーさんの夫なんですよ?」
    というエランドの問いに真面目に答えた結果が「愛しています」まで口走ってしまった形ですね。
    言うまでもなくのろけているつもりは全くありませんし、本人も意識して話していませんので…きっと指摘されてから瞬時に気付いて、顔を真っ赤にして小さくなるんだと思います(笑)

    これからも続きを読み進めていただけると本当にありがたいです!

    そして…近況ノートに触れないわけにはいきません。
    幸まる様の執筆歴を知るに至り、思わず「マジでか」と口走ってしまうほどでしたが(笑)、たったあれだけの短い期間に、あんなに心に訴えかける筆致を得た事が驚きですし、羨ましくもありますし…もっと言えば、「うんうん、そうでしょう…やっぱり凄い人だったんだな」と、ちょっと腑に落ちたところさえあります。あの文才で落ち込まれてしまっては、私なんて地底で暮らすしかなくなります。
    そんな尊敬している幸まる様に、逆に尊敬などと言っていただけて…身に余る光栄、というのはこういう事を言うんですね。初めて受勲する騎士の気持ちが分かりました(笑)
    ここだけの話…幸まる様のお陰で筆を折らずに済んだ瞬間もあります。この物語を見守っていただいている事も含め、本当にいつもありがとうございます。どうか今後とも、末永く宜しくお願い致しますね!

    編集済
  • まさか、あの不思議な人物がこのように繋がるとは。
    驚きだか恐怖だかわからない鳥肌が立ってしまいました。
    素晴らしい、本当に面白いです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます!
    あの幸崎様からコメントをいただけただけでも凄く嬉しいのに、鳥肌まで立てていただいた上に面白いとまで言っていただけるとは…本当に、コツコツやってきて良かったです。ジーンとしてます。

    ジャダナフはこの物語きってのトリックスターとして立ち回って貰っていますが、同時に拭えない悲劇を背負ってもいます。そこはかとない気味悪さが伝わった結果だったのなら、感無量です。

    そして…幸崎様に謝らなければならない事があります。ミストリアンクエストを非常に楽しく拝読させていただいているのですが…♡をつけ忘れているエピソードがある事に気付いてしまいました。生来ぼーっとした性分なもので、たまにやってしまうのです。
    先程改めて付けさせていただきましたが、もし仮に今後もあった場合、どうか大目にみていただけるとありがたいです。

    何にせよ、今後もどうか読み進めていただけると本当にありがたいです!

  • さすがナツェルト。
    さすがレオルフ王子。
    いえ、ナツェルト国に詳しい訳ではなくとも、『不敗の子』なんて二つ名で呼ばれるくらいですからね。
    立て直しも早い、早い!

    しかも、一般兵皆が精霊魔法を大合唱(合唱ではない)って、何ですか!?
    恐ろしい国ですね…。
    スロデア兵が逃げたくなるのも分かります。……だからって本当に逃げるんだから、もう…。

    絶望的にも思える状況で。
    ここで主人公登場。
    そう!そうですよ!
    主人公は遅れて登場ですよ!
    ……何回言うのだというツッコミは置いておいて(笑)。

    そろそろかというタイミングで頼もしく登場のエシューは魔装持ちの傭兵を引き連れているわけですから、これはまた場がひっくり返りそうです。
    レオルフ王子の余裕の頬杖が崩れるのが見られるか!?

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    軍国ガベルと隣り合わせ、連綿と諍いを繰り返すうちに、ナツェルトは独自の強さを身につけています。
    レオルフ王子の思考ひとつにしても、引きずっていたのでは次の小競り合いにも支障が出てしまいますし、兵士達も必要に迫られて様々な技能や魔法を習得しています。
    そんな戦慣れしている彼らの肉薄は、ただでさえ弱腰のスロデア兵にはたまりません…しっかり逃げてしまっています。

    毎度遅れて登場のエシューですが、今回は魔装の傭兵団を率いています。二千人の別動隊をどうさばくのか、レオルフ王子の頬杖は、薄ら笑いは…?(笑)
    ともあれ、この後も続けて読み進めていただけるとありがたいです!


  • 編集済

    ローギンダール将があれ程の強さだったわけですから、三虎の残りの二人も勿論剛将なわけで。
    同じく精霊を使役して戦うのなら、これはまた厄介な相手で間違いなし、というところでのエルフ登場!
    これはレオルフ王子もびっくりです。

    エルフ達がグリーグレアンを出て援軍として現るなんて、それはそれは大事ですが、これに至るまでの関係を作ったラインズやアヴォルノ達の努力を思えば、感慨深いものがあります。

    それに加えて、ケスディルス王がちょっと楽しそうに見えるのも良いですね。
    世界におけるエルフの認識が変わっていきそう。

    しかし、イテテテ…。
    ゼ○ダの伝説を彷彿とさせる盾サーフィンからの急ブレーキ。しかも集団。
    これはかなり痛い。大惨事。やられた方はたまりませんね…。


    ところで、彼の出番はまだかな〜。
    私、ソワソワして待っております。

    まさかこの戦いで出てこないなんてこと、ありませんよね?
    彼ですよ、彼。レギアーリの登場が遠ざかっている今、ここでドラゴン登場率を上げてくれラインズ!(笑)

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    三虎は強国ナツェルトの象徴でもあります。その一翼だったローギンダールが実力者だっただけに、残る二人の描写はそれに比肩しなければならず…実は、ちょっとばかり苦労しています(笑)

    レオルフの想定外でもあるグリーグレアンのエルフ達、満を持しての参戦です。これまで外界との関わりを絶って来た彼らも、これまでのラインズやアヴォルノの捨て身の尽力に、ようやく価値観が変わってきている様です。
    ケスディルス王は元々興味がある事には前のめりになる性格なので、人間との関わりも割合すんなりと呑み込めましたし、こうして外に出る事にもさほど抵抗はありませんでした。そんな彼にリソルデ王妃はちょっと呆れ気味です。

    そうですそうです、リ〇クの盾サーフィンです!この場面のナツェルトの攻勢の描写はちょっと手こずった場面でしたが、世界的に有名な前例がありましたね…すんなり思い浮かべていただけて安堵しています。あれもまた、滑落すると酷い目に遭いますしね(笑)

    スロデアの為に姿形を変える事も辞さなかったラインズが、この戦に参戦しない…そんなはずはありませんので、どうかご安心下さい。とは言え、もうちょっとだけ後になりますが…彼の登場も含め、どうか続きを読み進めていただけるとありがたいです!

  • 直接対決は分が悪いことをすっぱり認めて、外部勢力の能力まで利用する。
    ニィズラール大臣の、何をおいても自国を守るという信念が滲むエピソードですね。

    オートマ砲台!
    うーん、画期的。
    魔法の存在する世界とはいえ、こんなものが急に出てくれば、相手の戦意を挫く意味もありますね。
    ちょっと違うけれど、織田信長の“長篠の戦い”を思い出してしまいました。

    しかし、これが脅威となるのはあくまでも遠距離かつ、対大多数。
    それを抜けて個で迫られた時、結局相対するのはおそらく傭兵団が中心で…。
    しかも砲台をナツェルト軍に奪われたら、更に恐ろしいことに…。

    おおお、ギサルカの叫びが不穏を予感させる。これはまずーい!
    ドキドキして次話を待ちます。

    あ、前回コメントで、勢い込んで来いよ!と仰って頂き(ちょっと違う)ありがとうございます。
    よく考えれば、もう既に待居様のところでは何度もやっちゃってるので今更でした…(笑)。
    わーっ!となったら、また勢い込んで書き込みさせて頂きたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ニィズラールはスロデアの強兵をとうの昔に諦めています。故に使える手、巡らせられる策…可能な対策は全て打つ姿勢で臨んでいます。その一環が六災奪取でもありましたが、そんな彼の信念を感じていただけて嬉しいです。

    幸まる様のコメントを読んで「あぁ…そういやオートマだな、これ…」と初めて気付いた次第ですが(笑)、誰にでも易く扱える兵器でもなければ、この対峙では意味を成さないかなという事での展開でした。確かに、長篠の戦いにも似た構図ではありますが…戦慣れしているナツェルトはどうやら戦意を失わなかった様です。
    そして危惧していただいた通り、この遠距離からの威嚇を抜けられてしまえば、スロデアは戦力らしい戦力など皆無…傭兵達が孤軍奮闘する羽目になるのは間違いありません。砲台を奪われてもまた、危機に陥ります。
    ギサルカの報告通り、進軍は止まりませんでした。この先の展開も息を詰めて、楽しんで読み進めていただけるとありがたいです!

    そして…勢い込んじゃう幸まる様に、実は何度も助けられてもいます。わーっ!となっていただけたなら、この物語を書いている冥利に尽きますので、どうかいつでも気兼ねなく、宜しくお願い致しますね!

  • あ、あっさりニィズラール大臣とミュゼルが再会を果たしている…(衝撃)。
    えーっと、作者様?
    待ちに待った、感動の再会シーンは!?(笑)
    ラインズー、どこー!?

    …いけません、落ち着いてコメント書こうと思っていたのに、取り乱すところでした。

    ナツェルト軍にまた魅力的な将軍登場で、今後の楽しみが増えたところですが。

    …とうとう開戦となるのですね。
    ニィズラール大臣の策に傭兵団が乗っかってる訳ですから、ただ正面から激突して屍累々…ということになるはずがありません。
    凡人の頭では思いつかない策が展開されるに違いないと期待しつつも、『後世にその名を刻む激戦』とあるわけですから、一体誰が命を落とすことになるのか不安でもありますね。

    すっかりハンダールに懐いている様子のエヒル。
    彼がここに付いて来ているのにも、役割があるのでしょうか。
    ドキドキしつつ、次話を待ちたいと思います。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ここからの数話、先ずは開戦前の描写から入らせていただきました。ニィズラールとミュゼル、それにラインズとの再会はきちんと用意してありますので、どうかモヤモヤしながらお待ちいただきたいところです(笑)

    ナツェルトは残り二名の三虎を引き連れて、対するスロデアはフクロウ団を擁しての戦になります。そして序盤らニィズラールとレオルフの策のぶつかり合い…知恵比べの側面もあります。
    この激戦が終わった後、誰が落命して世界がどう変わるのか…そこにも着目していただけると嬉しいです。

    そしてハンダールにくっついてきたエヒルですが、…まぁ…戦力としてはおよそ期待出来ませんが、物語の中での彼の立ち回りにもご期待いただけるとありがたいです。

    あと…いつも勢い込んでのコメント、凄く嬉しいんです。登場人物に寄り添って貰えて、怒ったり悲しくなったり…感情を動かしていただけて初めて、物語を書いている意味が生まれると思うんです。
    ですから、どうか自制なんてせずに、読んだままの感情を教えていただけたらと思います。それが一番励みになりますので…今後とも、末長く宜しくお願いしますね!


  • 編集済

    第262話 開戦前夜 3への応援コメント

    ニィズラール大臣っ!!!
    おおお、ラインズ達があっちで頑張っている間に、こっちはこっちでじっとしてなかったー!
    うーん、お互い再会したらえらい驚きになりそうですね(絶対再会出来ると信じている!)。

    しかし、スロデアの上層が登場したと思ったら、まあ、想像に違わず情けない…。
    レジアナでなくても意地悪く笑って見下ろしてピンヒールでグリグリしてやりたくなりますよ。…かと思えば、幽閉したはずのニィズラールを非常事態に甘えて使っている上に、目の前で保身的な泣き言。
    「甘えた事言ってんじゃねーっ!」と突っ込みました。

    ああ…こんなん(他所様の作品に大変失礼ですみません)のために、海軍は…。
    彼等の最期を思い出すと、まだ胸にきます…。

    しかし、これ以上の犠牲を重ねない為にも、嘆いてばかりではいられないのですよね。
    ニィズラール大臣の“支度”とは?
    彼が戻って来てくれているのだけは、光明です。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ラインズ達が西で様々な事態に巻き込まれる一方、クバルカンではニィズラールが再び引っ張り出されました。やはり火急の事態には彼ぐらいしかいないのがスロデアです。

    そして…ルファーセンに苛立っていただけて、本当に嬉しいです!
    とことん器の小さい男を書きたくて作り上げた彼ですが、初登場のエズベルムから今に至るまで情けないを体現させているだけに、「こんなん」呼ばわりされるのは心底ありがたいんです!
    海軍の最期に思いを馳せていただけるのも嬉しいのですが、それも彼のダメ加減あっての事。何気にお気に入りなんです(笑)

    さて…ニィズラールの支度がどこまでナツェルトの侵攻に歯止めをかけられるのか、今後の展開も続けて読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第261話 開戦前夜 2への応援コメント

    ローギンダール将軍の墓が悲しいです。
    本来なら、こんな寂しい場所で眠るはずの人じゃないのに。
    激闘の後は、どこでも虚しさが漂うものですね…。

    しかし、さすがナツェルト。
    レオルフ王子、迅速な動きですね。
    本当に国同士の戦争が始まってしまうのかな…。

    フクロウ団が王都に集結しそうで、それはそれで嬉しいですが、デルヴァンの傭兵達がエシューと共にスロデアに向かうのはちょっと引っ掛かります。魔装まで与えて送り出す。
    そこにガウロ将の謀は含まれていないのでしょうかね。


    そんな中、マリーの存在に癒やされましたが…。ひとつだけ!
    『エシュー殿』なの!?マリー!?
    『殿』いらないから!(笑)
    エシューも、『“殿”はつけないでいい』とか言わんか!(余計なお世話)
    もう、相変わらず可愛いカップルなのだから…(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    激戦の後、老兵は静かに眠りについています。数奇な運命が彼の最期をこの寂しい山中にしてしまいました。ここで虚しさを感じていただけるのは、彼にとっての最高の追悼です。ありがとうございます。

    レオルフは狙いも手段も明確です。このままスロデアにするすると侵攻してくるのでしょうか。
    そして仰る通り、フクロウ団の集結はどうやら近い様です。魔装を携えた傭兵達はガウロの狙いなのでしょうか、それとも…今後も続けて読みながら進めていただけると、本当にありがたいです!

    そして流石は目ざといで有名な幸まる様…すぐこの呼び名の違和感に気付いて貰えるとは…「言わんか!」で声出して笑いました(笑)
    これに関しては今後言及する場面も用意してあります。是非そこを楽しみにお待ち下さると更に嬉しいです!

  • 夜分に失礼申し上げます。
    エシュー君、今は刃物みたいに鋭い感じですが、誰かと共に戦うことを知ったら、また変化していくのかな、とすごく楽しみです!
    すみません、以下はご返信への回答でございます。
    待居 折様のご著作は元々全て拝読したいと思っておりました。
    実は、割と速読のため、読み返し狙いと誤解された経験がありまして(このことは絶対そんなことはないよ!と仰って下さるであろう方にしかお話しておりません)、少し控え目に読んでおりました。ですから、今回はむしろ、読めるぞ嬉しいな!で読みまくらせて頂きましたので嬉しい限りでございます。「なんだ、豆ははこさんは読みたかったんだね!良かった!」とお思い頂けましたら幸いに存じます。
    ただ、ホラーのみフォローなしでご心配なされたのでは、と思いました次第です。
    長文は大丈夫!と仰って頂いておりましたので、夜分に失礼をいたしました。
    これからまた、たくさん読ませて頂きますね!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    こちらにまで足を運んでいただき、本当にありがとうございます。
    この頃はまだエシューも尖ってるなぁ…と、自分の主人公ながら思ってしまいます。彼の物語は長く険しいものですが、どうかお時間を見つけて読み進めていただけたならありがたいです!

    それと…凄く丁寧な返信、こちらも本当にありがとうございます。全て読んで貰えるだなんて…これほどありがたい事もそうそうないので、ちょっとばかり浮き足立ってはいます。
    速読、羨ましいです。私は割と集中しないと頭に入らない残念な仕様なので、無音でコツコツ読んでは泣いたり笑ったり…持ち前の情緒不安定を存分に発揮していますね。
    何にせよ、こうしてコメントいただける事自体、凄くありがたいお話です。夜分でも早朝でも、読み進めて琴線に触れたなら何かしら書いてやって下さい。どんなご意見でも、もれなく喜びます。
    と、いうわけで…どうかこれからも宜しくお願い致しますね!


  • 編集済

    第260話 開戦前夜 1への応援コメント

    そうだ、置いていかれるぞ!
    聞いてますか、クーゼルク!
    ……という気持ちで、読み終わりました。アヴォルノの言い方がまた(泣)。

    リンザルも無事で良かったですし、彼の言葉はとても沁みます。
    そうですよ、ネルエス。誰のせいでもないのです。
    支え合って、前を向いていて。
    ……もう、泣ける。


    やはりあの陽動は、一番はナツェルト軍を動かすことが目的だったのですね。
    ガラ空きの今のスロデア王都…。
    うーん、攻めようによってはすぐ陥落しそう(失礼だな)。

    子供がこんなところに…、まさか!?
    と思ったら、やっぱりエヒル!
    ずっと気になっていたのです。一人ぼっちになったエヒルはどこへ行ったのだろうって。
    生命とは、死とはどういうものか知ったゴブリン。
    君の役割は何だ!?
    うーん、先がまたまた楽しみです。

    あ、前話の返信、某第二王子に…で笑いました。何でもないところでも思い出して頂き、ありがとうございます(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ここからは激戦後のフクロウ団に焦点を当てた数話です。命こそ無事だったクーゼルクですが、以前と同様に復帰出来るのか…アヴォルノの言葉通り、置いていかれないと良いのですが。

    直接とどめを差す形になったネルエスの悔恨は深いのですが、彼を説得して前を向かせられるのは、同様の目に遭ったリンザルだけのはず…ここは当初から決まっていた流れでした。
    この一連のくだりで感動して貰えて、本当に嬉しいです。

    皆の推察では、暴動は王都を手薄にする為の陽動でした。ろくに軍備を整えていないスロデアに於いて、この事実は確かに陥落一歩手前です。

    そしてここでエヒル再登場です。ドーザンによって救われた命をハンダールが拾い上げた形ですが、彼の運命は果たしてどうなっていくのでしょうか。続きを読み進めていただけると、本当にありがたいです!

    前回の返信ですが…あの一言は完全に第二王子でした。私にはあの物語がもう生活の一部ですからね…いつでも思い出せちゃいます(笑)

  • やっと戻ってきました、ジャダナフ!
    そして、待ってましたエシュー!

    じわりじわりとやり方を変えつつ、ジャダナフの濁りきった目的は変わらずですね。
    しかし、また口八丁で丸め込むかと思えば、強行策!?
    あら? 狼ですと?
    可愛い肩噛みはどうしたのー!?(笑)

    主人公は遅れて登場。(前も書いたような…)
    エシューの登場に、物語の本筋が大きく動きそうで期待感が強まりますね。
    かなり登場人物の多い物語ですが、その中でも、エシューが主人公としての存在感を着々と増していることに感嘆します。

    ガウロ将の思惑はまだ漠然としか示されていませんが、エシューも駒として利用しようとしているのだろうなと思うと、油断出来ません。
    ……言っておくが、マリーには手を出すなよっ!(←ガウロ将に言っております)

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    主人公のエシューはともかく、まさかジャダナフまでお待ちいただいていたとは、なんとありがたい…感無量ですね。
    自分の中で結論が出たジャダナフ、いよいよ動き出しました。今回は説得なんてまどろっこしい事をするつもりはない様です。
    新顔の狼を従えていますが、勿論肩噛みも健在です。今後、楽しみにしていて下さいね!

    ただでさえ登場人物の多い物語なので、エシューは登場時になるべく主人公然とさせる様にはしています。きちんとそこが伝わっている様で、本当に頑張った甲斐がありました。

    ガウロの狙い通り、エシューは体よく動かされてしまうのでしょうか…どうかこの先も読み進めていただけると嬉しいです!

    あと…ちょっとだけ脱線するんですけど、「言っておくが、」の一文、某第二王子の顔が即座に浮かびました。言いそうじゃないですか?(笑)

  • もしかしたら、シュナイゼンは生き残って、別の役割を担うのでは…?と考えていましたが、ローギンダール将と相討ちの形となりましたか…。

    彼の過去の選択次第では、デルヴァンの先も変わっていたかもしれないと思える力を持っていましたが、残念です。
    どんなことでも“あの時こうしておけば…”の考えはついて回るものなのですが。それでも、ただ憎い敵で終わらない人物であったので、悲しいですね。

    …しかし、個人的な気持ちだけで言えば、ラナロフ将を暗殺したことは結構なしこりだったので、この死はやむ無し…(すみません)。
    今はただ、仲間と共に静かに眠って欲しいです。


    やはりガウロ将の狙いは、ナツェルトを動かすことだったのでしょうか。

    細かいことは別として、どちらも自国の先を思って動いている、レオルフ王子とガウロ将の対比がなかなか興味深いです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    シュナイゼンはここで退場となりました。幸まる様が仰る通り、その力でもっと他にやり様があったのかもしれません。
    大きなしがらみに囚われ続けるあまり、いくつもの些細な踏み間違いを続けた結果が今の顛末に続く…彼にはそうした事を体現して貰いました。
    書いていてなかなか愛しづらくもあったのですが、ようやく暗躍する必要もなくなりましたし…ゆっくり眠って貰いたいのは私も同じです。

    もはや悪役然とした佇まいから逃れられないガウロですが、果たして彼の狙い通りに事態は転がっているのでしょうか…この先も楽しんで読み進めていただけると、本当にありがたいです!

    あ…レオルフとガウロの対比に即座に気付いていただき、ありがとうございます!こういう意図にすんなり気付いて貰えるのは何度でも嬉しいものですね。


  • 編集済

    第257話 虎と死神 2への応援コメント

    シュナイゼンとローギンダールの一騎打ちは、想像以上にローギンダール不利に進んで、ぐぐっと息を詰めてしまいました。

    ただ読むならば、どちらの戦い方にも魅力があるのですが、青臭い見方をするなら、この期に及んで大勢の部下を人質に取るような戦い方をしたシュナイゼンを見て、苦い気持ちに…。
    『決闘に水を差すな!』
    の台詞に、レジアナの前に「どこが決闘だ!」と突っ込んでしまいましたね。

    レジアナの助太刀で、何とか助かったかと思ったローギンダールでしたが、こんなところで落命することに…。
    彼の信念を見た大勝負でしたが、この魅力的な登場人物の退場は、思っていた以上に悲しいですね…。
    ああ、残された部下達の心中を思うと…。
    ローギンダールの冥福を祈ります。

    そして、シュナイゼン。
    いやぁ…、これは、終わった?…のかな?んん?
    彼の存在感にしては、呆気ない退場に思えて…。
    更に地獄から舞い戻ったりするのでしょうか。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    暗殺者と将軍の対決は、どうやら暗殺者に分がある様でした。やはり人命を奪う事に関しては一歩抜きんでているのかもしれません。

    思い通りに事が進まない苛立ちから、シュナイゼン手段さえ選ばずに戦いを優位に進めようとしてしまいます。既に矜持すらも失っている彼を叱り飛ばすレジアナでしたが…それよりも前に突っ込まれていたとは思いませんでした(笑)

    そしてローギンダールがここで退場です。マドゥル奪還から、想定していたより随分と出番が増えた人物の一人でなので、彼の退場は私も少々寂しくはあります。
    いつも冥福を祈っていただいて、ただでさえありがたいのに…残った部下達の心中まで察していただき、本当に感無量です。

    谷底に姿を消したシュナイゼン。彼の運命も含め、この先もどうか続けて読み進めていただけるとありがたいです!

  • すみません、また遡っております…。

    うーん、改めてここを読むと、アヴォルノの最新エピソードでの変化(ネタバレになると失礼なので書きませんが)が、物凄く感慨深くなりますね…。

    ああ、先が気になる(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、こんなところにまで遡っていただいて…凄く嬉しいです!

    アヴォルノを形成する殆どの出発点は、この過去ありきです。なので、あの変化を迎えた事を感慨深いと言っていただけるのは凄く嬉しいですね。
    …それでも、彼が求めていた真の答えになってはいないのかもしれません。

    どうか明日の更新も、楽しみにしていただけたら本当にありがたいです!

  • 第256話 虎と死神 1への応援コメント

    『…何が無私か』
    今の今になって、認めたシュナイゼン。六災奪取はただの口実。
    しかし最早引くに引けず、といったところでしょうか。

    彼への気持ちは前話のコメントで、ネチネチと書き綴ってしまったので(すみません)、今回はそこには触れずにおきます…。


    戦いに意識を集中して読ませて頂きました。
    ローギンダールは出演回が増える毎に、魅力を増しますね!
    命懸けの伝令は、役割というよりは彼の人望を想像させます。部下からの信頼厚い人柄が滲むようです。

    一方で、獣を駆るシュナイゼンの無慈悲な戦いぶりも、読む方としては面白いです。二人の一騎打ちは見応え(読み応え)がありそう!


    最終的には、強敵との戦いに心を持っていかれている風のシュナイゼン。
    全て無くして、結局、いま己を満たすのは命を奪う行為なのでしょうか。


    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    自身がもっとも慣れ親しんだ生死のやりとりを前に、何の為に十将の肩書きを欲したのか…シュナイゼンが自身の起源を思い出しました。
    幸まる様に前回触れていただいた様に、独りでない事や同胞に目を向ける余裕があればまた違ったのでしょうが…遂に覚悟を決めてしまいました。

    ローギンダールを魅力的だと言っていただけて、それだけでも嬉しいのに…人望まで感じて貰えるなんて、ありがたい限りです。
    随分前にお話させていただきましたが、ひと花添えるバイプレイヤーが大好きなんです。遠路はるばるナツェルトから来た甲斐があったみたいです。

    シュナイゼンには、徹底的に冷徹に振る舞って貰っています。やはり彼に最後に残ったのは命のやり取りでした。
    ローギンダールとシュナイゼンの戦いがどういう帰結を迎えるのか、どうかこの先も読み進めていただけるとありがたいです!


  • 編集済

    第255話 ねじれた手札 5への応援コメント

    失くしたと思っていた感情の欠片を見つけ、自分達の置かれた立場と惨状を顧みる…。
    ここからシュナイゼンが、強く力と現状からの脱却を望むのは当然かもしれません。大切なものを知ってしまった時ほど、それを失わない為に藻掻くのが人間というものだと思うので。
    シュナイゼンの心の内を思えば、同情も。

    ただ、やはり間違ったのではと思うのは、“自分がそうであったのだから、もしかしたら同胞も…”と考えなかったことでしょうか。
    シュナイゼンだけでも守ろうとする仲間を見るに、大なり小なり彼等も同じように感じていたはずだと思うのです。

    自分だけでなく、自分と同じ辛酸を当たり前になめてきた周囲の者が、同様に感じているかもしれない…。そこに彼が思い至っていれば、違う結果になったかもと思わざるを得ません。
    上の立場であったからかもしれませんが、この結果は残念なことですね…。

    そして、絶望からの暴挙。
    これはもう、宿願ではなく八つ当たりになっているよ、シュナイゼン…。
    何だかとても悲しい…。これを誰が止めてやれるのか。
    ああ、止めてやって欲しいなぁ。


    ……とか、色々書き綴っておいてなんですが。
    二頭の獣を従えた死神。
    シチュエーション的には格好良すぎて堪りませんね!(笑)


    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    自らが置かれた不遇に気付いたその日、シュナイゼンは現状から皆を救う為に、敢えて表舞台に進み出る事を決心しました。
    仰る通り、ほんのわずかにでも同胞に目を向けていたら、きっと結果は違っていましたし、他の手段だってあったはずです。

    ですが、長として皆を率い、ギルドを束ね続けた彼は、肩にかかる重責や、現状を打破したい煩悶などに足をとられてしまい、視野が狭まってしまっている事にも気付いていません。
    この物語でもっとも悲しい立ち回りをしているのは、彼なのかもしれません。

    この襲撃でも、シュナイゼンは既に様々なものを見失ってしまっています。怒りに任せた彼の暴走の果てには何が待っているのか…引き続き読み進めていただけるとありがたいです!

    そして…シュナイゼンの死神スタイル(笑)、格好良いと言っていただけて何よりです。外観に恥じない無慈悲な彼にも、どうかご期待下さいね!

  • 第254話 ねじれた手札 4への応援コメント

    息苦しくなるような混戦が続いていますが、ここにきて、ネネイの秘密が!

    ネネイもまた、屍術と関わりのある者だったのですね。
    『説明のつかぬ事象が突きつけられる』
    確かに、生きていれば理屈を付けようがない事が起こるものです。……しかし、それが現在も持続しているというのが凄いですね。
    今迄のネネイの登場場面で、匂わされているところはあったのでしょうか。また読み返してみたいと思います。

    ともあれ、ルベルが助かりそうなことは朗報です。

    まだまだ混戦を打破する光は見えず。
    どうなるか、続けて見守りたいと思います。


    ひとつだけ。
    ダンサラスの下を離れるレジアナの場面の文章が、乱れて分からなくなっているようです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ネネイの過去が遂に明かされました。どうやら彼女にしか見えない姉が傍にいる様子です。幼少から今に至るまで続く姉の思いの強さを感じ取っていただけてありがたいです。
    彼女の能力の匂わせは、「まぁこれじゃ分かんないだろうな」というぐらいにまで限りなくぼかしています。流石の幸まる名探偵様も、こればかりは分からないと思います。

    そしてルベルもどうにか一命を取り止められそうです。この混戦がどう展開し、どういう顛末を迎えるのか…どうか楽しみに読み進めていただけるとありがたいです!

    そしてご指摘ありがとうございます。何故あんな事になっていたのか全く分からないのですが、ちょっと独りでクスクスしてました(笑)

  • 第253話 ねじれた手札 3への応援コメント

    この混戦模様が、この物語の見どころのひとつ!
    今回も手に汗握る戦いです。

    ルベルの決死の反撃に心抉られます。
    あの日操られた友の名誉。最期に思うのがそれって…。
    また惜しい将が一人亡くなってしまった…。冥福を祈ります…。

    レジアナ姐さんの戦いはいつ見ても(読んでも)スカッと格好良いですが、この混戦では苦戦必至ですね。
    ウィルヴ登場で戦況を変えられるか!?


    しかし、私を無くして宿願の為だけに命を捧げる、襲撃者達の戦い方の恐ろしいこと…。これに相対する側は文字通り命懸け。
    命を落とす者が少ないことを祈りつつ、戦況を見守りたいと思います。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    重くて辛い描写に至ってしまう混戦を、醍醐味と言っていただけて何よりです。本当に励みになっています。

    ルベルは件の事件にも居合わせましたし、将軍に付き従って駐留した身としては、もっとも風当たりの強さを体感していた人物かもしれません。
    見事に仇を討ち、仲間の、そしてナツェルトの名誉を回復した事が、きっと何よりも嬉しく、清々しかったんだと思います。

    そしてレジアナも普段通り、屍術を用いて幹部を一人ねじ伏せました。存在自体が規格外のウィルヴですが、果たして戦況を変える事は出来るのでしょうか。

    幸まる様に憂慮していただいている通り、襲撃者達は宿願の為に全てをなげうって向かってきています。
    気迫に勝る彼らを、ナツェルトとフクロウ団がどこまで押し込んでいけるか…まだまだ重い展開が続きますが、どうか続けて読み進めていただけると、本当にありがたいです!

  • おぉ……六災の名にふさわしい代償。
    部下を失っても手にしなければならないハンダールの葛藤が痛いですね。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    六災は伝説やおとぎ話に名を遺す宝です。入手も一筋縄ではいきませんでした。結果として多くの仲間を失っても、ハンダールはこの先も足を止めません。

    どうか、お時間が出来た際にでも続きを読み進めていただけるとありがたいです!

  • 過去の私よ、何故♡を押していないのか…。

    改めて読み返すと、いたずらに人間にちょっかいを出すレギアーリの無邪気さのようなものが、若さを表しているように思えますね。

    グリフォン…。
    グリフォン美味しいのね…(泣)。

    作者からの返信

    こちらにもコメント、ありがとうございます!ちょっと恥ずかしさがありますね…何故でしょう。

    この頃のレギアーリは、暇を持て余しているだけの、まだ若い野生の竜としての顔を全面に書いていました。なので、か弱い人間はいたずらの対象です。された側はたまったもんじゃないですけど。

    あの…「グリフォンは飛竜よりも肉付きが良いし、骨ばってないから美味しい!」と、うちのレギアーリが申しております…なんだかすいません…(泣)

  • 第252話 ねじれた手札 2への応援コメント

    狭所での戦闘はハラハラするのはもちろんなのですが、戦闘場面を書くことがとても苦手な私からすると、ローギンダールの機転、新たな足場を作る発想、苦戦しながらも剣を振るうルベル、と立て続けに溜め息が出ました。

    前にも書いたような気がしますが、この物語の混戦場面、好きです。
    もちろん、人が死んでしまうのは辛いですが…。


    シュナイゼン達のやり方は、正直好ましいものではありません。しかし、彼等をこうして見るに、彼等には彼等の宿願があって、彼等だけの確かな強い絆があるわけで…。
    最後のあれは、予想が正しければ側近達がシュナイゼンを生かすために謀ったことで…。
    もー、こんなのを見せられたら、完全に嫌いにはなれないでしょう!

    感情をほとんど失くしているといっても、完全に失くしてはいないわけだし、逆に残っている感情は掛け替えのない部分のはずで。
    ああ、ここに残されるシュナイゼンの心中は如何に…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    しばらく遠ざかっていた戦闘の描写、なんだか落ち着かないまま書き上げていたのですが…変わらずご好評の様で、心底ホッとしています。
    相変わらず泥臭く、痛くてしんどい描写にはなりますが、そこはどうしても譲れない部分なので、凄く励みになります。

    仰るとおり、彼らには彼らの生きる術や理由があり、そこから脱却する事こそが長たるシュナイゼンの宿願です。
    そして…ここも汲んでいただけて本当に嬉しいのですが、わずかに残された感情で、彼らはシュナイゼンに生きて貰う事を願いました。
    どんな人物にも過去や思いがある事を、なるべくつぶさに書き表したいと思っているのですが、結果としてそれがシュナイゼンを嫌いになりきれなくさせているとは…なんだかじんわり嬉しいです。

    果たしてこの先、彼らを待ち受ける運命はどういうものなのでしょうか。暗殺者達にも注目していただきながら、続けて読み進めていただけると、本当にありがたいです!

  • 第251話 ねじれた手札 1への応援コメント

    ゾワゾワと闇に潜んでいたものが、とうとう表に姿を表し始めましたね。

    険しい山道を千五百余名が行軍。急ぎとはいえ、ダメダメ、そんな事しちゃあ絶対挟み撃ちか分断よ!と、ハラハラしていたら…。あああ…。

    ナツェルト王国の好戦姿勢は、やはりそのままのようですし、ここでナツェルト軍が削られる事態は、危うい両国の均衡を崩す事に繋がってしまうのでは…と、更にスロデアの今後を案じてしまいます。
    それよりも、まずはレジアナ達の安否が心配か…。

    ところで、久々のレジアナ姐さん節が良いですね。軽〜くかわす、ちょっと食えない雰囲気が好きです。

    因みに私は探偵でも何でもなく、妄想癖の一ファンですよ(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    いつも通りの鋭いご慧眼…妄想癖の成せる技だとしたらいよいよ侮れませんが(笑)、見立て通り、ナツェルト駐留軍は窮地に陥ってしまいました。

    幸まる様が既に危惧している通り、ナツェルト本国は好戦的な姿勢のままです。ここで彼らの身に何かあれば、それを口実として攻め込まれる可能性は低くありません。
    スロデアの今後、そしてレジアナ達の安否…どちらにも着目していただけて、本当にありがたいです。

    レジアナのこの感じ、私も久々だなと思いながら書いていました(笑)
    シリアスな展開が続くとどうしてもこれが出来なくなってしまうので、今回は一息つく事が出来た形です。

    今後もどうか続けて読み進めていただけると、本当にありがたいです。
    そして、変わらずファンでいていただけている事…とにかく励みになります。いつもありがとうございます!

  • 第250話 揺らぐ南都 3への応援コメント

    不穏な気配が濃いままに続いていますが、ひとつ救いなのは、クーゼルクの生が確認されたことでしょうか。
    重篤ではあっても、あの場で命を落とさなかったことだけは確か。ということは、少なくとも彼は既のところで呪いには負けなかったということで…。

    ありがとう、分団の皆様…。
    きっとクーゼルクの無事な姿がいつか見られると信じます。

    スロデア軍部への腹立ちは勿論ですが、心配なのはナツェルト軍が動くこと。
    クバルカンに駐在したままの彼等を動かすこと、それがシュナイゼンの一つの目的だったりしないのかなぁ、とあれこれ想像してハラハラしてしまいます。

    でもレジアナが久々に活躍してくれそうで、ちょっと嬉しいです(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    重篤ではありますが、ここで静かにクーゼルクの生存が確認されました。本人が強い意思で呪いに打ち勝ったのは勿論ですが、一命を取り留められたのは、やはり仲間の力があってこそでした。
    クーゼルクの無事を分団の皆に感謝していただけて、私も本当にありがたいです。

    さてさて…相変わらずの読みの鋭さに舌を巻いています。本業は探偵…或いはご実家が興信所か何かでしょうか(笑)
    ともあれ、ナツェルト軍は既に動き始めてしまいました。これはシュナイゼンの狙い通りなのでしょうか。
    この動きがもたらす顛末を、どうか続けて読み進めていただけると、本当に励みにやります!


  • 編集済

    第249話 揺らぐ南都 2への応援コメント

    ニィズラール大臣を幽閉した上層部は、今になっても何をやっておるのかっ!!…と怒り心頭でございます。

    民衆に近ければ近い程、官吏が苦悩しなければならないなんて、もう、本当に革命が必要ですよ…。いっそのこと、ラインズが上層部をドカーンとやって欲しいと思う程です。(物語をぶち壊すな)

    アレートやハンダール達が憂いている様にも辛くなりますが、しかし、アムリズの言動に、まだスロデアには希望があるようにも感じて、ただ応援したくなりますね。
    やり場のない念に飲まれず、手を取り合う人間の尊厳を呼び起こせるか。影から手を回す者に負けるな!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    そして、いつも不甲斐ないスロデアを憂慮して下さって本当にありがとうございます。
    この数話は次への繋ぎの側面が大きいのですが、腐りきったスロデアと、現状に慣れて鈍化してしまっている民衆、双方のいかんともしがたい感じを中心に書いています。
    そこをつぶさに拾って憤慨して貰えるのは…ちょっと感無量ですね。つくづく励みになります。

    流石にラインズがドカンとやってしまうわけにはいかないのですが(笑)、混迷極まり始めたスロデアを、誰がどう救うのか…暗躍するシュナイゼンの鼻持ちならない存在感も含め、続けて読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第248話 揺らぐ南都 1への応援コメント

    おおう…、ここで場面転換となるとは思いませんでした。
    物凄いお預けを食らった気分です(笑)。

    皆、自分の平穏な生活が第一。それは分かります。でも、大きな流れに個々の気持ちが押し流されてしまうようなこの状況は、誰もが辛いですね。
    そんな中、大人しくしているわけがないシュナイゼン。民衆を煽って、スロデアの混乱を加速させるか…。

    レギアーリの存在が発端とはいえ、世界中で、様々な歪みや綻びが目立ち始めましたね。転がり落ちていくようなこの事態を、跳ね返す転機はどこで訪れるか…。

    ところで、諜報ギルドがこんなに堂々と存在しているとは思いませんでした。もっとひっそり、隠された存在なのかと勝手に想像していたもので(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    はい、ここでまさかの場面転換でした。海軍のくだりが予定より長引いてしまった為、やむなくの判断です。お預けになってしまって申し訳ありません…どうか首を長くしてお待ち下さい(笑)

    いよいよ荒れ始めたスロデアの闇を突く形で、シュナイゼンが動き始めました。民衆の不安や危機感を煽りながら、彼が目指すところは一体どこなのでしょう。
    加えて、平穏を徐々に保てなくなってきている空気感をしっかりと読み取っていただけて、本当にありがたいです。じわじわと迫る不穏の発端…という意味合いも含め、章タイトルを付けた甲斐がありました。

    「名も無き銀貨」はニィズラール大臣肝入りの諜報機関ですが、敢えて堂々と設立する事で、反乱や翻意の抑止力を狙っている側面もあったりします。ここはもう少し説明が必要でしたね。

    舞台はイーデン、現状の相手は民衆と、それを動かすシュナイゼンです。元ごろつきの二人がこの危機をどう乗り越えていくのか、続けて読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第247話 呪いの果てに 3への応援コメント

    ありがとう、クーゼルク、ちゃんと気付いてくれて…。

    皆の奮闘は勿論讃えるべきものですが、闇に沈んで気力を失っていたクーゼルクが、ネルエスの抱いている僅かな希望に気付いてくれたことが、何よりも嬉しい。
    でも、それだけではいけません。
    どんなにボロボロでも良いから、ちゃんと生きて戻って来なければ!

    アヴォルノ覚醒!
    ここに来て、破戒僧の想いが神の御力を呼び込んだか…。
    元々熱く一本気なアヴォルノですから、“救いたい”という純粋な願いで能力を開花させても何の不思議もなく、もはや感動。
    ここは、彼に託したい!
    終の大剣に刺し貫かれたクーゼルクの命を救ってくれ!と祈る思いです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    死線でネルエスと対峙しながら、クーゼルクは自らに向けられた、そして自分の中にもあった希望にようやく気付く事が出来ました。
    絶望に足を取られながらも、最期の最期で大切なものを見つける…このわずかに救いのある展開は、クーゼルクを通してもっとも書きたかった場面のひとつです。喜んでいただけて、本当に感無量です。

    そしてここで、アヴォルノも新たな力を手に入れました。幸まる様に感動していただけて、この展開にして良かったと素直に安堵しています。
    これまで破戒僧でありながら、多くの仲間を救ってきた彼ですが、この力でクーゼルクを救い出す事が出来るのか…どうか今後も、続けて読み進めていただけると本当にありがたいです!

  • 十将揃い踏み、壮観ですね!

    それにしても不穏にも感じる最後の一文。
    いや、気になる! 先が気になり過ぎます!!

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、つくづくありがたいです!

    傭兵であるエシュー達の他に、別サイドの主人公として位置付けているのがデルヴァンの十将達です。
    この時点では勢いに任せてワラワラ登場させただけでしたが、今思えば、もう少し掘り下げながら出すべきだったなぁ…と、少し反省もしています。

    一枚岩に走るわずかな亀裂が、デルヴァンや世界、ひいてはエシューにまでどう影響してくるのか、どうか楽しみにして読み進めていただけると、本当にありがたいです!

  • ナシュレン将軍……。

    圧倒的な戦闘描写に読む私の方も息を詰めてました。迫力満点ですね。

    それにしてもレギアーリ、現時点では倒せる気がしない。どのような経過を経て、立ち向かっていくのか。非常に気になります!

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、凄く励みになります!

    ナシュレン将軍は純粋な意味での戦死ではなく、レギアーリのもたらした混乱によって命を落とす形となりました。
    こうした遣りきれない落命なども、なるべくつまびらかに書いていけたらと思っています。

    戦闘描写を迫力満点と言って貰えて、ちょっとばかりふわふわしていますが(笑)、毎回、戦闘描写には時間を割いてのたうち回っているんです。本当に、苦労が報われます。

    現時点では圧倒的な強さのレギアーリですが、果たしてエシューやデルヴァン王国はどう立ち向かっていくのか…今後も読み進めていただけると本当に嬉しいです!

  • 要所、要所で入って来る各キャラのお話すごくいいですね。

    それぞれのキャラの行動原理、抱えている思いが端的に知れて、本編がぐっと味わい深くなります。

    私自身、主人公周りの人々の深堀りが大好きなので読んでいるだけでわくわくします!

    作者からの返信

    先ずはコメント、凄くありがたいのですが…何より、凄まじい勢いで読み進めていただけて、本当に嬉しいです!

    私もぱのすけ様同様、登場人物の掘り下げがあると感情移入の度合いが変わるので、凄く好きな手法なんです。

    なので、自分で書く時も絶対にやってやるぞ!と思い、実際書いていたのですが…どうやら今の界隈、自分語りは歓迎されないらしいんです。「そこで急に冷める」といった意見もあるほどでして…(泣)

    何にせよ、楽しんでいただけて本当にありがたいです。次のお話を書く時は、もう少し上手い掘り下げ方を考えてみます(笑)


  • 編集済

    第246話 呪いの果てに 2への応援コメント

    もうフクロウ団の絆が、泣ける…。

    確かに、皆それぞれの過去や事情を持っていて、特に過去の想いなんてものは簡単に変えたり消したりできるものではないですよね。逆に強くなったりして。
    クーゼルクに関しては、それに復讐という目的が覆い被さっていて、更に消し難い。

    でも、だからこそ、気付いて欲しいなぁ。
    『クーゼルクが抱えてきた思いを否定する事なく寄り添う』
    ネルエスとリンザルが決意していた、これが全てだと思うのです。
    復讐を支えに長い年月を生きてきたのなら、それは今のクーゼルクを作っている一部のはずで。それも込みで周りにいてくれる人の存在に、気付いて欲しい。

    多分クーゼルクが許せないのは自分自身だと思うので、そんな自分にも強い情を向けてくれる仲間を受け入れることが、許し(解呪)に繋がるのではないかなぁ…なんて。

    最後のゼニンの言葉に同感です。
    帰って来い、クーゼルク!!!


    あ、ひとつだけ。
    『リンザルは改めて顔を顔を向けた』
    “顔を”が重複しているようです。
    失礼しました。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ここは敢えて話数を割いて、フクロウ団の根底にある絆を少しだけ掘り下げました。…本当に上手く言えないのですが、そうする事がクーゼルクの救いになる気がしたからです。

    幸まる様がもう伝えたい事を全てお話して下さったのですが…過去に何があったのかは、本人の中では確かに凄く大事な要素です。
    ですが、それを黙って分かちあいながら、それでも傍にいてくれる存在が、どれほど「有り難い」事なのか、…クーゼルクは気付く事が出来るのでしょうか。

    そして流石と言う他ないのですが…クーゼルクが一番許せていないのは、誰でもない自分自身です。寄せられる仲間の思いと自らへの復讐、クーゼルクはどちらを選ぶのか…そこも気にかけながら読み進めていただけると本、当に嬉しいです!

    そして…いつもの校了、ありがとうございます。これからコソッと直してきます…(笑)

  • 第245話 呪いの果てに 1への応援コメント

    タイトルを見て、読むのを躊躇ったのは初めてです。

    『涙ぐましい努力に敬意を表して、しばらく呪いを弱めてやった』
    ふざけんな、やることやらしいんだよ、悪魔め!とバタバタしてしまいました。(失礼)

    前話の終わりから覚悟はしていましたが、想像以上の勢いでの顕現。それ程にクーゼルクの内には、あの頃のままの絶望が残っているのですね…。

    ラインズが来たのだから、ルフェッドも来たのは分かっていました、が。
    何でしょう…私としては、きれいにまとめて最期を迎えようとするのはずるいぞと言いたいです。何が何でもクーゼルクの意識を取り戻し、互いに向かい合わねば終わらないだろう!と言いたい。
    そうでなければ、ネフィンも、生まれることが出来ずに亡くなったお腹の子も報われません…。
    クーゼルク、思い出してくれー…。

    やはり、ネルエス達は気付いていたんですね。分団の皆が、クーゼルクを救ってくれると信じます!


    またもや熱苦しいコメントを入れてしまい、申し訳ないです。盛り上がり過ぎて、止められません…。


    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいですし…読むのを躊躇ってしまう中、しっかりと読み込んでいただき、本当にありがたいです。

    「悪魔め!」とバタバタしたくだりは微笑ましくて思わず笑ってしまいましたが(笑)、クーゼルクを縛る復讐の鎖は、思っていた以上に彼に深刻な傷を負わせてしまっています。

    ルフェッドに対しての幸まる様の熱い思い、本当に嬉しくて堪りません。どうしても涙腺が緩んでしまいます。
    …ですが、彼はエルフという種族の為、国の指令に従って妄信的に働いていたに過ぎません。
    そもそも、種族の契りを先に破ってしまっているのはクーゼルクなんです。彼が復讐の対象に自分を含めてしまうのも、そこに理由があります。
    どちらにも理由がある中で生まれ出でた復讐がどう転がってしまうのか、是非着目していただけると励みになります。

    しかし…ネルエス達が気付いていた事さえ分かっていただなんて…一体幸まる様、何者なんですか?そろそろ恐ろしくなってきました(笑)
    なかなか混迷極まる状況ですが、いつも隅から隅まで読んでいただき、本当に励みになっています。
    どうか今後も読み進めていただけるとありがたいです!


  • 編集済

    第244話 殉教者たち 5への応援コメント

    今回はまた、上がったり下がったりです!

    まずは前半。
    前話から続く親子のシーンで絶対泣かされると覚悟して読みましたが、あ、だめ、やっぱり泣けました。

    『今わの際…まで共にとは…孝行だな…』
    子に生きて欲しいと願うのが親ですが、既に死人である息子にはそう願えず。しかし、父を、仲間を救えなかった無念を抱える息子へのこの一言。
    コルデッド総督、最後まで素晴らしい存在感でした。
    海軍達の冥福を祈ります…。


    アシュハウゼンがあっさり倒れたりしないことは分かっていましたが、うーん、恐ろしい。
    良いところでラインズ達が登場して、また気分を上げられて…。

    クーゼルク。
    アシュハウゼンがここに来た時、悪魔の呪いが活性化させられたりしないのか…?とちょっと不安が過りましたが、吸血鬼と悪魔はまた別よね、と不安を打ち消しました。…不安はある意味的中したのか…。
    まだまだ油断できませんね。

    ……ところで、ゼニンの女装って、今どうなってますかね?(笑)

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    今回もまた、一話に詰め込んだ形になってしまいました。結果的に楽しんでいただけた様なので(…ですよね?笑)安心しています。

    コルデッドとアレリオスは、親子として軍人として、常に行動を共にしていました。逃れられない息子の最期にあの言葉をかけたのは、父としての最後の務めでした。
    彼ら親子を始め、海軍の為に祈っていただき、いつも本当にありがとうございます。

    アシュハウゼンは上位の吸血鬼です。なかなか一筋縄ではいかず、総力戦に近い形になってきた中で、クーゼルクの呪いが活性化です。
    …と言いますか…良くそこまで読んでいましたね…幸まる様、恐ろしや…(笑)

    クーゼルクを蝕んでいる呪いはどの様な形で顕現するのでしょうか。皆がどう対峙していくのかにも着目しながら、読み進めていただけると本当に嬉しいです!

    あ…女装の話ですが。
    皆は特に気にしてもいなかったのですが(笑)、宿場町を離れる際、ルフェッドが猛烈に反対した為、既に着替えていますよ(笑)

  • 第243話 殉教者たち 4への応援コメント

    今回、過剰に書いてしまいそうで、ちょっとすぐにコメントせずクールダウンしてきました。
    これは私の中で、過去一胸熱回だったかもしれません。

    フクロウ団の誰もが死を覚悟しても立ち向かう中で、アヴォルノの一言。
    『皆、…頼む!生きろ!』
    これだけで仲間に対するものやら、色んな気持ちが溢れていて、グッときました。

    悦に入っていたアシュハウゼン。
    『死を、矜持が上回っている〜…』
    どうだ!見たか!これが海軍の生き様だぞ!思い通りになんてならないんだぞ!と私が代わりに胸を張りました!(海軍の皆さんごめんなさい)
    でも、ある意味アシュハウゼンのおかげで、彼等が尊い意志を取り戻したのだと思うと、感謝したい気持ちも…。

    …そうですよね、海軍が戦って逝ったのならこんなことにはならなかったでしょう。理不尽な死が、どれほど人間の心に闇を落とすのか、しみじみ考えてしまいました。
    結局は海軍の魂を送ってやらねばならず、やりきれない気持ちは完全になくなりはしませんが、それでも彼等の魂が本来の思いを取り戻して消えていく様は、本当に胸熱くなるものです…。

    最後!最後の親子共闘が堪りませーん!!
    コルデッドのパイプ伏線がここで活きてる。いや~、格好良いです!!


    あ、結局書き散らしてしまった…。
    この一話で読書感想文書けそうな気分です。ありがとうございました。
    このエピソードがどう締め括られるのか、先も楽しみにしています!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しい…のはいつもですが、過去一の胸熱認定、感無量です!

    このアヴォルノの一言、実はかなり悩んだんです。二千の敵にこちらは五十…何かを伝えるというよりは、願いに近い形になるのかなぁと思って決めたのですが、響いた様で本当に良かったです。

    幸まる様が代表して胸を張って下さったお陰で、海軍の皆も浮かばれますね…成すべき事を思い出した彼らの尊厳は、誰にも侵されない事をお伝えしたい場面でした。
    確かに…正気に戻したのはアシュハウゼンあっての側面もありますね。それは全く考えていませんでした。別角度からも掘り下げて貰えるのは励みになります。

    死別は、それが理不尽であればあるほど、遺された爪痕は深く消えません。ですが少なくとも、本来の自身を取り戻した彼ら海軍は、それをようやく呑み込む事が出来るようです。

    アレリオスとコルデッドの共闘は、パイプからの火種も含め、決めていた展開でした。格好良いと言っていただけて、心底嬉しいです!
    総督ぐらいの地位でないと短銃を持てない世界だという設定も、まとめて匂わせてしまおうという欲張った形です(笑)

    予定より大幅に冗長になってしまったこのエピソードも、残すところわずかです。どうかそのまま楽しみにしていただいて、続きを読み進めていただけると嬉しいです!

  • 第242話 殉教者たち 3への応援コメント

    まさかこんな展開になるとは…。
    久しぶりの胸熱で震えました。

    愛し守るべき国の危機を前に、現実と正気を取り戻す。死を自覚しても、なお成すべきことを成す為に進むなんて。
    ああ、それで『殉教者たち』なのか…。コルデッド達海軍の誇りと絆を見た気がします。

    そんな彼等が、何故あんなにも無惨に死なねばならなかったのか…。そこへ気持ちが戻ると辛くなるので、この後を見つめたいと思います。

    『わしに気を取られている場合ではなかろう』
    アシュハウゼンと傭兵達が話しているシーンを読みながら、「ちょっと皆さん!ネルエスは!?」と何度も突っ込んでいたので、この台詞に同感でした(笑)。
    ネルエス無事で良かったです。

    『アレリオスの拳が叩きつけられ、馬の背に大きな穴が開く』
    真剣な場面なのは分かっていますが、ちょっとコミカルに思えるような描写(ごめんなさい)が入るの、大好きです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    死人という不浄の存在に身を堕としかけた海軍でしたが、その狭間をさまよいながらも自らの誇りを思い出す彼らの様に胸を熱くしていただけて、本当にありがたいです。

    彼らが非業の死を迎えてからここに至るまでは、流れとして決まっていたのですが、予定していた倍近くの話数をかけてしまいました。
    …今にして思えば、彼らの理不尽な死に一番納得していなかったのは私なのかもしれません。自分で決めといてこんなのはおかしな話ですけどね。

    突っ込まれてしまうほどゆっくり話してしまったアシュハウゼンとフクロウ団…確かに、読み返すと結構話してますね(笑)
    何にせよ、ネルエスはきちんと無事でした。これで何かあったら大変でした(笑)

    そしていつもながら、余計な一文を挟んでしまう癖さえも楽しんでいただけて、本当に励みになっています。
    使命を取り戻した彼らとフクロウ団の行く末、どうか楽しみに読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第241話 殉教者たち 2への応援コメント

    こんにちは。

    こちらにて失礼いたします。
    近況ノートへのお気遣い、有り難うございました。
    今のところ悪化せずやり過ごせています。
    まだ書くは難しいので、読むだけになりますが、引き続き御作の更新を楽しみにしています。

    夏風邪に熱中症にコロナ、自然災害ととんでもない夏ですが、どうぞご自愛ください。

    作者からの返信

    先ずはわざわざ足を運んでいただき、感謝すると同時に、悪化していないとの一文にホッとしています。

    今は読むだけで構いません、どうかご無理はなさらず、充分に身体と心を休めて下さい。
    そして体力と気力が取り戻せたら、また是非続きを執筆していただけると、読者としては本当に嬉しいです。

    仰る通り、無事にやり過ごすのも難しい夏ですよね…水無月様こそ、どうかご自愛のほど、宜しくお願いしますね。
    お気遣い、重ねてありがとうございました!

  • 第241話 殉教者たち 2への応援コメント

    一騎打ちはネルエスでしたか。
    随分強くなった印象のネルエスですが、やはり死者との一騎打ちは劣勢感が強いですね。
    アヴォルノ達の援護があるとはいえ、日の出まで耐えられるか…。

    …と、心配していたら、アシュハウゼンの横槍が!
    これは混戦の予感。
    この物語の混戦場面はとても好きなのですが、今回は相手が相手だけに、怖いですね…。次話もまた楽しみです。


    『俺達の所属する傭兵団の名はなんだ』
    あの場面で、クーゼルクのこの一言。
    フクロウ団への愛着と誇りを感じて、とても好きです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ここ最近の成長目覚ましいネルエスが一騎討ちに登場ですが…仰る通り、やや苦戦している感は否めません。

    そして、この難しい局面を掻き回そうとアシュハウゼンが現れました。さて…幸まる様の予想通り、混戦へと雪崩れ込むのでしょうか。どうか、続きを読み進めていただけるとありがたいです!

    クーゼルクに限った話ではないのですが、全員が、フクロウ団にいるからこその自分だと分かっています。必然、愛着も誇りも湧いている形ですね。
    こんな些細な一言を拾っていただけて…感無量です。書いて良かったです。

  • 第240話 殉教者たち 1への応援コメント

    『それが今の彼らの本質に違いない』
    やっぱり気付いてしまいましたね。
    気付かず撃破、なんてことは絶対にないだろうとは思っていましたが…。

    こうなると、アヴォルノ達の胸中は如何ほどのものか。それでも立ち塞がらざるを得ない彼等を、ただ応援したい気持ちです。どうか、その役割を負った貴方達が傷つかないで欲しい。
    ……胸が痛い。

    一騎打ち!何と!
    アレリオスと対決になるのでしょうか。
    剣を掲げているということは、アヴォルノではない??
    例え傭兵側が勝っても、大人しく死者の軍隊が止まるものでもないような…。
    ハラハラしながら、次話を待ちます!



    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    死人達の真実は遂にアヴォルノ達の知るところとなりました。
    仰る通り、それでもトローデンを守る為に、死人達に対峙しなければなりません。加えて相手は大群です。そんな彼らを応援して下さり、本当に嬉しい限りです。

    ここで一騎討ちが始まります。馬上を飾るのは誰なのでしょうか。
    そしてこの戦いをもし制したところで、相手は不浄の存在に堕ちている事に変わりはありません。
    フクロウ団の一計が今後どうなっていくのか、どうか続きも読み進めていただけると本当にありがたいです!

  • 第239話 師と弟子への応援コメント

    相変わらず、ダンサラスの背中の指にゾワゾワしました(笑)。

    こんな場面で、序盤で登場したアシュハウゼンが絡んでくるとは思いませんでした。
    アヴォルノ達を見逃した時の終わり方で、また別の場面で再登場するのかな、とは思っていました。でも、ここで!

    しかも、師弟!?
    上位の吸血鬼とはいえ、生まれもって死者を扱えるわけではないのですね。
    師は、連れてくるだけ連れてきてサヨナラとは(笑)。

    遣り切れない思いの続いた後のこの変化に、僅かな救いを求めてしまいます。
    ……しかし。
    この場にアヴォルノがいることを考えると、更にいやな想像も膨らんだりして…。生者が命を落とすことがありませんようにと、祈りながら次話を待ちます。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!そして、変わらず背中の指にぞわぞわして貰えて何よりです(笑)

    はい、アシュハウゼンが約二百話ぶりの再登場です。ここまで長かったです。まぁ…吸血鬼の彼には短い時間だったかもしれませんけどね(笑)

    仰る通り、いかな吸血鬼と言えども、屍術は初めから扱えません。
    このお話では、屍術の産みの親であるダンサラスの存在感と、アシュハウゼンを放って帰る気まぐれな側面をご覧いただいた次第です。

    やりきれない展開の現在、彼がトローデンの傭兵達に何をもたらすのか…それがわずかにでも光明になるのか、どうか続きを読み進めていただけると嬉しいです!

    編集済

  • 編集済

    第238話 東への葬列 4への応援コメント

    作者様、作者様…。
    ちょっと苦しゅうゴザイマス…。

    『…俺がもっとしっかりしていれば、親父殿も死なずに済んだというのに…誠に不甲斐ない限りです…』
    こんな台詞、間に挟むなんて…。涙…。

    この声が、アヴォルノ達に届いてないことだけが救いです。
    いっそ全て壊れていてくれれば、割り切って眠らせてやれるでしょう。こんな声を聞いてしまえば、どれだけ割り切ったつもりでも、迎え撃つ側にも傷が残りそうです。
    (決して!物語への不満ではありませんので…!)


    ………気持ちを上げるために、ちょっと戻ってレギアーリのとこ読んできます。(それでいいのか)

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    …そして、辛い読後感が続いていて申し訳ありません…帰結は決まっているのですが、どうしても避けられない展開なんです…。

    ふとした時に顔を覗かせる生前の記憶と、今の死人としての境遇が、彼らを異形の死人としてしまっています。
    彼らの声なき声はアヴォルノ達の知るところとなるのでしょうか…どうか続きを読み進めていただけると、本当にありがたいです!

  • 第237話 東への葬列 3への応援コメント

    息苦しさが続くことは分かっていましたが、やはり対峙する事になる瞬間は辛いですね…。
    そして思った以上の数。
    アヴォルノはこの確認の後、どうするつもりなのでしょうか。

    『殺してやる。我らと同じ様に』
    アレリオスのこの思いが結構な衝撃でした。

    既に死霊となった彼等の思いは歪んでしまっているのでしょうが、時が経てば経つほど更に歪んでいくものなのでしょうか。
    国を守ろうとしていた彼等の崇高な志しが躙られていくようで、ただ悲しい思いです。


    因みに、『左脚一本で飛び跳ねながら』とか、『頭骨を剥き出した馬』とか、所々に入る形容が死者だと主張していて、ゾワゾワします(ぶるぶる)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    かつて志を同じくしていたはずの、海軍の死人達との対峙がいよいよ実現です。
    どうにか隙を見つけたかったアヴォルノですが、思っていた死人とは違った反応と対応に面食らってしまっています。

    心優しかったアレリオスですが、彼が既に死人である事を改めて強調する一言でした。衝撃を受けていただけたなら本望です。

    彼ら死人は一部の記憶を遺しながら彷徨っています。時間と共に負の力へと囚われていくのかもしれませんが、今は、生前と現状が入り交じってしまっています。
    幸まる様が仰る通り、確かに悲しい展開ではあるのですが…この先、彼らの暗い旅路がどう帰結するのか、続きを読み進めていただけると励みになります!

    死人の描写毎回悩みながら書いています。あまりに凄惨なのは自分にも痛すぎますし…結果、ちょっとポップな表記になってしまっているのですが…ゾワゾワしていただけているのなら、ひと安心ですね。

  • ドーザン、良いキャラですね。
    最後の一文、エシューの二つ名が広まってゆく光景が目に浮かぶようで、とても心が躍ります。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ドーザンは非常に扱いやすい登場人物で私も助かっているのですが、そんな彼を良いキャラと言っていただけるのは凄く励みになります。

    この戦いからエシューは銀月の二つ名を拝する事になります。まだまだ序盤ですが、どうかこの先も、彼の成長を楽しんで読み進めていただけると嬉しいです!

  • 第236話 東への葬列 2への応援コメント

    『…遣り切れない話ですね…』
    リンザルの一言が全てですよね。本当に遣り切れない。
    だからこそ、迎え撃って弔ってやらねばならない。それも分かります。それしか彼等の魂を救ってやれない…。

    あー…、なんでしょうか。過去一切ない展開ですね。
    赤の魔竜の前に、人間同士が争ってる場合ではないだろう!とかいう話でもない。
    上手く言えませんが…モヤモヤと、ただ切なく悲しい。
    どうか一刻も早く、迷える魂に安らかな眠りを…。

    せめて迎え撃つ側に、命を落とす者が出ないことを祈ります。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    少しばかり辛い場面が続いていて申し訳ないです。実際、この数話を書いている時は、私もなかなか苦しくて、執筆が止まる事もしばしばでした。

    ただでさえ命を落とす危険に満ち溢れている剣と魔法の世界観では、死人の様な負の魔物が占めるウエイトは、決して少なくないと個人的には思っています。
    ですが、死にゆく人が何の思いも遺さずに散って逝くわけもなく、抱えた無念によって彼らが動かされているんだろうなぁ…と、この数話では、そうした部分に焦点を当てて書いています。

    幸まる様の仰る通り、これなら人間同士がせせこましくやり合っている方がまだましかもしれません。彼らが救われるのはもう少しだけ先になりますが(言ってしまいますが)、どうか続きを読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第235話 東への葬列 1への応援コメント

    久しぶりに元気そうな(?)クーゼルクが登場で嬉しいです!

    『…済まない。はしゃいでしまったな』
    『…分かりゃ良いんだよ』
    二人のこのやり取り。え、何だかちょっと可愛いわ(笑)。いい仲間だなぁ。
    でも、本当にクーゼルクの体調は持ち直したのでしょうか?呪いなんだから、このまま改善したりしないですよね…。まだまだ心配です。

    そして、ギサルカが“心を鬼にしなくてはならない”事態。アヴォルノは何をやらかしたのか、そっちも気になりますね(笑)。


    スロデア海軍の進軍が、あまりにも悲しくてやりきれませんね…。
    どうせなら、死に追いやられた運命が憎い憎いと動いてくれていれば、割り切って向き合えるかもしれません。しかし、これでは、この先誰が対峙しても、きっと辛さばかりです…。彼等に救いはあるのか!?

    レジアナだったら、屍術で何か手を打てるのでしょうか…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    アヴォルノとクーゼルク、二人がこうして微笑ましくやり取り出来るのも、クーゼルクの体調が持ち直しているからこそです。
    幸まる様が看破した通り、呪いは身体の不調とは別物…自然に治癒していく事はありません。いずれ再発してしまうのか、注目していただけると嬉しいです。
    アヴォルノは困難に応じて実力が増減するタイプなので、ちょっとした依頼では気を抜いてしまう事もしばしばなんです。ギサルカの怒りも致し方ないかと思います(笑)

    スロデア海軍の死人達は、かつての記憶を遺したまま、都合良く現実を改竄してしまっています。
    レジアナがクバルカンから離れられない中、彼らを本当の意味で救う事は誰に出来るのでしょうか…どうか続きを読み進めていただけるとありがたいです!

  • 底知れぬ不気味さが漂うエシュー……冒頭に歌われていた二つ名も気になります!

    重厚な文章に作り込まれた世界観は私の大好物そのものです。先も楽しませていただきます!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    主人公の一人であるエシューは、この時既に絶望の只中にいます。闇を抱えた彼が、今後どういう歩みから異なる二つ名で呼ばれるに至るのか、読み進めていただけるとありがたいです。

    重厚…と言うと聞こえは良いのですが、重た過ぎて自分でも困る事がしばしばでして…(笑)
    それでも、この先も楽しんでいただけるなら嬉しいです!

    そして…ぱのすけ様からコメントをいただける日が来るとは思ってもみませんでした。なんでも続けてみるものですね…ホクホクしています。

    編集済
  • 第234話 屍術師の見る景色への応援コメント

    ダンサラスが登場するからには、死者が蘇るのか、と思ったら…。

    パッサナールが壊滅した時に、コルデッドとアレリオスはどうなったのだろうかと思っていました。
    登場したので、奇跡的に無事だったかと思いきや…やはり命を落としていたのですね。

    しかし、これはまた…。
    死人の軍勢であれば、確かに生ある者とは違った戦い方ができるのかもしれませんが、その先は…?とちょっと不安にも。
    ただ、前話のラインズにも繋がりますが、人としてあらずとも、その心を保っていることだけは、僅かな光明なのかな。

    ……いやいや、ちょっと待って下さい。彼等は何処へ進軍するつもりなのか?ダンサラスの言う”生前の強い悔恨や怒り“は何処に向かっているのか…。
    イヤな想像をしてしまいますが…如何に。

    ダンサラスの背中に、何十もの指…。
    ぞわぞわぞわ〜(笑)

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!…そして、こちらに書くのも何ですが、素晴らしいお話をありがとうございました。

    パッサナール崩壊の際、やはりコルデッドとアレリオス二人は落命していました。生前の記憶や感覚をおぼろ気に残したまま、死後に動き出した彼らをダンサラスが傍観する…ここは屍術に一歩だけ踏み込んだお話でした。

    ダンサラスは屍術に可能な事を突き詰めていく求道者ではあるんです。その結果が背中の無数の指でもあるのですが…思い付いた時、私も全身に鳥肌が立ちました(笑)

    幸まる様が危惧されている様に、彼らの心は、かつての様に高潔に保たれているのでしょうか。悔恨や怒りが今向くとするなら果たしてどこなのか…いつも察しが良くて本当に嬉しいです。
    不穏な空気を味わっていただきながら、この先も読み進めていただけるとありがたいです!

  • いやいやいや!何ですか、これは!ご褒美ですか!?(誰の?…私の)
    二日前の私よ、安心せよ!最悪の事態は免れたぞ!それどころか…。

    ドラゴン増えましたー!わーい!

    ミュゼルの叫びが、正にこの前の自分の気持ちと重なってとても辛かったですが、そっかぁ…。ドラゴンに変化かぁ…。ふふ。

    しかし、こ、神々しいな、ラインズ。
    厳ついドラゴンでなくこんな風になったのは、彼の内に秘めた純粋な願いがこう変えたのでしょうか。そうだとしたら、彼の心根に感嘆します。
    元に戻れるのか…という心配はありますが、それでも彼の心が失われていないという点では、安心しました。

    しかも、乗るんだ…。ほぅ…。

    ああ…、皆があれ程力を尽くして守ったトローデンが…。

    (今回またテンションおかしいですね、すみません…(汗))

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!
    そして…近況ノートではヒヤヒヤさせてしまってすいません(笑)

    この世界では非力なラインズは、想いに身を委ねて竜へと変化するに至りました。ご褒美とまで言われるなら、彼も変化した甲斐がありますね(笑)
    力を持たない者が、少し違った形の力を得る展開は、当初から決めていた事でした。国と皆を思うラインズの心が、白竜という形で具現化されたわけですが、その想いに感嘆していただけるなら本当にひと安心です。

    一行が向かうトローデンでは、どうやら既に良くない状況にあります。一体何があったのか…どうかこの先も続きを読み進めていただいて、幸まる様のおかしなテンションを引き出せたら嬉しいです!(笑)

  • 第232話 危急存亡 6への応援コメント

    ラインズの回想から入ったこの一話。あ、嫌な予感と思ったら…。
    一話前でお荷物扱いしてごめんなさい、ラインズ。

    六災の威力がここでまたひとつ明らかになるのですね。それは確かに、期待に胸躍るものではあります。
    が!…ラインズ、駄目でしょう!
    約束した未来が、もう来ないものだと思っては駄目なんだー!何が何でも、どんな姿でもそこへ戻る決意を核にしないと駄目なんだよっ!

    ……すみません、ちょっと取り乱しました。
    理解します、ラインズの覚悟。彼の決意にケチを付けたいわけではないんです…。でもやっぱりニィズラールをいつか助け出すのは、ラインズじゃないと嫌なんです。嫌なんですよぅ…(涙)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    補佐官としては非常に有能なラインズですが、魔物に剣と魔法のこの世界に於いては、どうしても見劣りしてしまう場面が多いです。
    ここでは、登場人物でもっとも民衆に近いラインズが、自分と未来とを天秤にかけ、決断する場面でした。

    ご存知の通り、ラインズは既に思い描いた未来を投げうってまで、状況を打開する覚悟を決めました。彼がニィズラールを救う事はもう敵わず、約束したはずの未来はもう本当に諦めたのでしょうか。どうかこの先も、続けて読み進めていただけると本当に嬉しいです。

    そして、熱を持ったラインズへの説得、ありがとうございました。なんだか私まで熱くなれて、凄く嬉しかったです。

    編集済
  • 第231話 危急存亡 5への応援コメント

    お荷物扱いのラインズ、頑張れ(笑)。

    『俺の行いがエルフの行いだ』元審問官のルフェッドがこんな台詞。…か、格好良いなぁ…。

    対多数では、速攻出来る物理的攻撃者との連携あってこそ、魔法の存在意義が高まるような気がします。この面子だと間違いなく魔法頼みになるのでしょうが、向こうがそれを分かって向かってくる上に、死守するべき物がある…これはキツイ。


    私が(勝手に)絶対的信頼をおいているゼニン。物凄くレベルアップしているし、ここは何としても凌いで欲しいです!

    …………でも、こんなに格好良いのに、女装なのか(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントいただきありがとうございます、凄く嬉しいです!

    足を引っ張る役回りのラインズはさておき(笑)、
    ルフェッドですが、実は単純に与えられた職務に忠実な、生真面目なエルフなんです。
    ですので、審問官なら徹底的に断罪しますし、特使である今はエルフの名に恥じない言動を…と考えている様です。

    幸まる様の仰る通り、いかに優れた魔法が使えたとしても、それを唱える時間を前衛に稼いで貰う必要があります。
    近接戦闘に秀でた面子が一人しかいない中、ゼニンの優れた魔法は発揮しきれるのでしょうか…女装した彼らを想像しつつ(笑)、続きを読み進めていただけると嬉しいです!

    あと、ようやくこれに関して書けるのですが(笑)、色んなところへのコメントやハート、大歓迎です。むしろ本当にありがたいので、気が向いたら是非お願いします。
    小躍りする準備を整えてお待ちしています!(笑)

    編集済
  • 第230話 危急存亡 4への応援コメント

    グッジョブです、ミュゼル(笑)。
    久々に、相当笑いながら読み進めた回でした。

    どうやって六災を安全に運ぶのかなぁと思っていたら、この面子で女装。映像で見たい!見たすぎる!
    ゼニン…、ゼニン…(笑)。
    そして襲撃も、そのまま華麗に戦うことになるか!襲撃者の皆さん、いいですか、ルフェッドに惚れないで下さいね(笑)。

    次話が色んな意味で楽しみ過ぎます。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    終盤になればなるほど厳しい描写が増えざるを得ない為、このお話は書いていて私にも息抜きになりました。笑っていただけて本当に良かったです。
    ちょっと珍しい面子での女装旅ですが、悪乗りするゼニンも含め(笑)、絵まで想像していただけるのはありがたいです。
    ちなみに…この物語で容姿がもっとも優れているのはルフェッド、僅差でミュゼルという設定です。

    いよいよ襲撃が始まってしまいました。五人がこれをどう切り抜けるのか…少し空いてしまいますが、どうか読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第229話 危急存亡 3への応援コメント

    スロデア上層の六災取り扱いについては、前話からまだ怒り冷めやらぬところなのですが(本当に)。
    ひとまず、無事にレジアナ達の元に届いたこと、ミュゼルが調子を取り戻したことに安堵しました。
    でも、ここからだ。ここからだぞ!人間同士の奪い合いをかわし、レギアーリとの対峙に持ち込めることを祈りたいです。

    ディジオ…一体どんな理由でこんな体質に?と思っていたら、まさかの亡霊との混血!?(混血って言って良いのかな…)
    ………下世話と分かっていますが、どうやって子を成した??とか想像してしまいますよ(笑)。もしかして、屍術とも関係があったりするのでしょうか。

    待居様……、この数日足掻いたけれど、とうとう最新話に追い付いてしまいました…。ま、毎日の楽しみが…。遡って読みつつ、更新を待ちたいと思います…(泣)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    スロデア上層部が腐りきっていたからこその顛末が続く中、怒っていただけるのは感無量です。
    六災の本領はレギアーリ相手のはずですが、現状、人間同士が争奪戦を繰り広げてしまっています。無事に六災を守りきる事が出来るのか、是非とも気にかけていただけると嬉しいです。

    奇跡関連を色々調べたお話は以前もさせていただきましたが、辿り着いたのが女性独りで子供を授かる類の話です。
    意外に世界中にあって驚いたのですが、それを設定に生かしたのがディジオでした。ちょっと不思議な出生の彼ですが、今後も宜しくお願いします。

    そして遂に追い付いていただき、ありがとうございます!私も追い付かない様、懸命に足掻いた日々がありました…(遠い目)
    週三日とスローペースの更新ですが、どうかこの先も続けて読み進めていただけると本当に嬉しいです!

  • 第228話 危急存亡 2への応援コメント

    わあっっ!
    読んで怒ったり涙したり、何て忙しい回なんだ!

    『部下の間違いを正してやるのが上の役目だろ』
    副宰相に、特大の打撃をかましました、ニィズラール大臣。上層の立場の副宰相こそ、これを知ってなければならないのにっ!お前達(他所様の登場人物に失礼ですが…)のせいで!と、深夜に一人で歯噛みしました。

    『ざまあみろ』
    ニィズラール大臣、見事な去り際。いつかラインズとミュゼルが揃って彼を救い出すことを切に願います。
    ミュゼル、頑張って!

    ちなみにルフェッドが、サラッと登場して助けてくれていて、人間との距離が近くなっていて感動しました。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、本当に励みになっていますし…気持ちを揺さぶる事が出来て、少なからずホッとしています。

    ここはニィズラール一番の見せ場と言っても良い場面でした。上に立つ者の矜持を存分に背負い、腐敗した上層部にぶつける事で読み手さんの溜飲が下がるかなぁと思っていたのですが…副宰相、思いの外、怒りを買っていた様ですね(笑)

    ミュゼルはこの思いに応えなくてはなりません。果たしてラインズと二人、大臣を救い出す事が出来るのか…今後も気にかけていただけるとありがたいです!

    ルフェッドは王と王妃が人間を気に入ってしまった事に呆れていましたが、実は自分が一番人間に理解を示し始めていた…という描写でした。このちょっとした場面を拾っていただけて、本当に嬉しいです…書いて良かったです。

  • 第227話 危急存亡 1への応援コメント

    ニィズラール大臣の姿を、スロデアの王と上層の首根っこ掴んで見せてやりたい。
    ここまで追いやられている国と民の叫びが聞こえないのか。いや、聞こうとしていないのか。滅びはそこまで来ているのに、何故我が事として必死になれないのか…。
    苦しい一話です。

    六災はこんな所に…!

    いくら同国に居を据えていても、傭兵に独断で渡すとなっては、やはり反逆扱いでしょうか。ニィズラール大臣の覚悟、ただただ天晴。
    この後の彼の身を考えれば辛いけれども、フクロウ団に無事引き渡せることを祈りたいです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ニィズラールが積み重ねてきた長年の苦労は、この期に及んでも報われませんでした。
    必死に六災を集めても、大きな被害が出ても、上の考えが改まる様な国ではなかったわけですが…やりきれない彼に寄り添っていただき、本当にありがたいです。

    はい、六災はニィズラールがこっそり隠し持っていました。そして、反逆者扱いを覚悟で、独断で傭兵に託す事を決めてしまいます。これが今後のお話にどう関わってくるのか…どうか楽しみに読み進めていただけると嬉しいです!

  • 地獄絵図ですね…。レギアーリが登場した以上、平穏に終えることは出来ないと分かっていましたが、これは辛い。

    パッサナールが壊滅する前に、六災を携えた誰かが颯爽と現れるのでは!?と期待したのですが、ここで奇跡は起きませんでしたか…。
    アレリオスでなくても『どうなってる!』と叫びたくなりますね。六災はスロデア上層が囲ってしまっていた、なんてことになっていないことを祈ります。

    そして、ここでまた一人の猛者が天に召されてしまった…。ドーザン、トローデン紛争の時の貴方は最高に格好良かったけれど、同じ様に死を怖れたゴブリンを守った貴方はやっぱり格好良かったです。冥福を祈ります。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    恐らく、この物語始まって以来の圧倒的な蹂躙の場面でした。ここも…と言いますか、もうこの辺りからは辛い描写が続くのですが、同じ様に辛いと感じていただけて、ありがたいです。

    残念ながら奇跡は起きませんでした。救いを得られなかったアレリオスの無念はいかばかりだったでしょう。
    更に幸まる様…当たらずも遠からずです。六災は自由に出来るまでには至っていません。今後はその辺りにも着目していただけると嬉しいです。

    ドーザン、ここで立派な大往生となりました。逞しく背中で皆を引っ張っていた彼の意思を継ぐ者はいるのか…どうか、今後も読み進めていただけると嬉しいです。
    そして彼の為に祈っていただき、ありがとうございました。いつも暖かい眼差しを注いでいただけて、本当に幸せです。

  • これはまた、余裕のない戦い。
    いえ、余裕ある戦いなんてものは、ほぼないのでしょうが、本当にもうギリギリな感が…。

    そんな中、まさかのペギルとドーザンの会話が成立。大粒の涙を流して怖いと言うゴブリン…、何でしょう、切ないというか、痛い。
    上手く言えないけれど、結局何で戦わないといけないのっ!?…と叫びたい気持ちになります。割り切れない感が半端ないです。

    ええぇ!?レギアーリ!!
    ドーザンじゃないですけど、よりによって今ですか!?(いや、登場はいつでも嬉しくなっちゃうんですけど)
    “等しく訪れる”のは、死だけじゃなくて、赤の魔竜の脅威もか…。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも励みになります!

    ここでは全面衝突する魔物と人間の戦いに焦点を置いています。書いていてなかなか辛かったのを思い出しますが、これも今後の為には欠かせない展開でした。

    魔物と人間の会話は随分前から考えていた構図でした。流れの中でぺギルとドーザンに大役が回ってきたわけですが、何の為に戦うのか…こういう世界では、きっと「生きる為」以外の明確な答えなんてありはしないんですよね。
    そんな虚しさを割り切れないと感じていただけて、物凄くありがたいです。

    そしてレギアーリの襲来です。幸まる様の仰る通り、ここでタイトルの回収でした。
    赤の魔竜を前に、果たしてどんな顛末が待っているのか…どうか、この先も読み進めていただけると嬉しいです!

  • あんなにひょうきんだったゴブリン兄弟。
    また登場してクスッとさせてくれるのかと思いきや…。
    弟の死を以て初めて“死”を理解したペギルが、胸に穴を感じてぼんやりするくだりにしんみりしました。
    感情も持っているなら、誰が感じてもおかしくない喪失感を、こんなに世界的に混迷している段階で、雑魚扱いされるゴブリンで表すのかぁ…、と感嘆しました。

    “等しく訪れる”のは、やはり“死”なのか。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ペギルとエヒルは私自身も非常にお気に入りだったのですが…この場面をどうしても書く必要があった為、泣く泣く弟くんには退場して貰った次第です。
    私が知っているゴブリンという種族は、その愚かさから死に対して無頓着なところがあります。そんな彼に改めて死を感じて貰う事で、今の状況の厳しさをお伝えしたかったんです。感嘆していただけて、安堵しています。

    さて…等しく訪れるのは死だけでしょうか。その辺りも気にしていただきながら、どうか読み進めていただけるとありがたいです!

    編集済
  • 毎日を変わらず積み重ねる。それが生きるということ。コルデッド総督、さすがに格好良いです。
    毎日を繰り返すことは地味でいて、その平穏は本当はものすごく特別で、尊いものなんですよね。
    でも親父殿、やっぱり弾薬庫で煙草はやめて下さい(泣)。ぶるぶる…。

    暫く登場のなかった魔物達が、ここでまた。じわじわ首を絞められ続けているスロデアに、余力はないぞ…。守れるか!?

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    典型的な海の漢として書きたかったコルデッドには、殊更堅実な一面を背負って貰っています。
    一日一日を無駄にせず、何気ない安寧に感謝する…私の理想でもあり、…うっかり忘れがちな事でもありますが(笑)、華やかでなくても一番大切かなとは思っています。
    パイプをくわえながらの検品は…総督殿長年の悪癖です(笑)

    暫くなかった魔物との対峙がまたここに来て勃発です。
    仰るとおり、疲弊しているスロデアはたとえゴブリンといえども苦戦しそうですが…この先の展開も、どうか楽しみに読み進めていただけるとありがたいです!


  • 編集済

    第222話 這いまわる影 4への応援コメント

    ゼニン、期待通りの、いえ、期待以上の素晴らしい活躍です。ありがとう!

    表に出ていない間に、一体どれだけのスキルアップをしているのでしょうか。彼の果てなき探究心、痺れますね。やっぱりゼニン好きです。

    格の違いを察して、足掻くことなく命を捨てる刺客にちょっとゾッとしました。

    六災2つと、更に1つ存在したとなると、残る“外道法典のダンサラス”の魔具が存在して、この後に何らかの形で出てくるのかと期待してしまいますね。
    ん?“屍術”自体が魔具扱いになるんでしょうか?

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも励みになっています!

    ゼニンもお礼を言われるとは思っていなかったでしょうけれど(笑)、彼の知識欲に従った研鑽は、敵が匙を投げるほどに、まだまだ留まらない様です。
    これからの彼がどうなっていくのか、是非期待していただけるとありがたいです。

    あと…ただでさえ設定が広いこのお話で、四高弟の存在、しっかり二つ名まで覚えて下さって、これは地味に…そしてかなり嬉しいです!
    まぁ…相変わらず鋭い幸まる様相手に、もう口を滑らせるわけにもいきませんが(笑)、どうかこの先も楽しみに読み進めていただけるとありがたいです!

    編集済
  • 第221話 這いまわる影 3への応援コメント

    わーっ!とても静かに進行した一話だったのに、この高揚感はなんですかっ!?(まず落ち着きなさい)

    三人が冷静に分析して状況を見極める部分に、自国に本気で向き合っている熱量を感じて、真剣に読み入っていたのですが。
    『老いと酔いに任せての血迷った発言は二度と口にしてはいけません』のミュゼルにツボりました。何気に酷い(笑)。ミュゼル語録を作りたい…。

    ニィズラールの苦悩が沁みます。
    最善を尽くして来たのに、知らぬ間に他の要因が混じり合って、別の様相を見せている。現実にも起こる事ですね。そして、その度苦悩するのですよね…。
    闇の中に消えるニィズラールの背中を思うと、苦しいです。そしてもしや、刺客が来ないでしょうね、とハラハラしたところで…。

    ゼニン、来たーっ!!
    すごくじんわり読んでいたところで、この登場。私の心拍が…。
    なんだろう、この安心感。絶対ここは何とかしてくれそうな気がしますー!(期待)

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    お読みいただいている皆さんにも分かりやすくする為に、三人の分析という形で状況説明をしたのですが、こういう場面はどうしても起伏に乏しくなるので、悩みどころでした。
    この場面ほどミュゼルがいて良かったと思った事もないのですが(笑)、苦肉の策で織り混ぜた熱量を感じ取ってきちんと取り乱していただき、ホッとしています。

    「最善」は、その人間が考える、今その時のものです。
    ここに予想していない他の要因が折り重なった結果、ニィズラールの尽くした最善は、彼の想い描いたものと遠くかけ離れてしまいました。
    大臣には思い悩んで貰ってばかりなので申し訳なさもあるのですが、国を背負った悲哀が伝わったのなら、本当に嬉しいです。

    そしてここでゼニンに登場して貰いました。幸まる様の絶対的安心感に彼が応えられるかどうか…この先も楽しみに読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第220話 這いまわる影 2への応援コメント

    あの激しい氷漬け室内で、凍死してない刺客に驚愕です!(粉々にされちゃったけれど)

    やはりシュナイゼンが横槍を入れてきましたね。人間同士で争っている場合ではないという、ローギンダール将を中心とする働きを、どうかここで壊させないで欲しい!
    レジアナとローギンダール将、そしてニィズラール大臣が力を合わせれば、希望を見い出せそうな気がします!頑張って!

    ところで、レジアナの『鼠だろうが虫だろうが』にやられています。ちょっとバカにして感じるこの雰囲気、ホント、表現ツボです。真似したい。出来ないけども。
    それから、書くの忘れていて今更なんですが…。章タイトルが堪らないです…。この章に辿り着く前から、ずっと章タイトルを見てニヤニヤしておりました(やめなさい)。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、本当に励みになりますし…いきなり凍死させるほど、ローギンダールも流石に非道じゃありません(笑)

    ここでシュナイゼンの企みが一行の知るところとなりました。果たして目論見を阻止出来るのでしょうか。
    傭兵団は元より、ナツェルトとスロデアの要職を巻き込んでの展開ですが、この面子を相手取った第四席の暗躍にもご注目いただけると嬉しいです。

    小馬鹿にした言い回しが度々ツボにはまっている様で、凄く嬉しい反面、私の底意地の悪さが露呈してしまってそうで冷や汗が出ますが…楽しんで貰えるなら何よりです(笑)

    幸まる様、本当にドラゴンお好きなんですね…私もそこそこ自負していますが、章タイトル眺めてニヤニヤはなかなかです(笑)
    いつものたうち回って決めるタイトル系ですが、これだけは随分前から決まっていたので、堪らないと言っていただけるのは凄く嬉しいです。

    やや落ち着いた展開が続いていますが、どうかこの先も楽しんで読み進めていただけたら、本当に嬉しいです!

  • 第219話 這いまわる影 1への応援コメント

    ローギンダールが殺られなくて良かった…というのが、第一声ですが。
    思っていた以上にすごい戦い方する方だったのね、という驚きがその上をいきました。部屋を一瞬で氷漬け!?しかも自分が寒そうなのがちょっと笑いを誘います。かわいい(失礼)。

    しかし、やっぱりどこぞの陰謀が…。このやり口はシュナイゼンが後ろにいるのでしょうか。泣きながら止めてくれと叫ぶ兵と、必死で止めようとする同期が悲しすぎる…。辛いー…。
    きっとレジアナ達なら、このまま翻弄されたりしないはずっ!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    これまでマドゥル奪還に奮闘していたローギンダールですが、彼個人の強さについては触れてこなかったので、ここでお披露目です。
    本来、複数の契約を結べないはずの精霊を同時に扱えるほどの実力者ですが、なにぶん隙のある性分なので、ご覧いただいた通り、少し脇が甘いのは否めません。

    読み進めていただいていれば、この襲撃が誰の手による謀なのかは分かりますが、いよいよ登場人物達にもその影が見えてきます。
    レジアナを始め、真実を知った皆がどう立ち回っていくのか…どうか読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第218話 大陸歴862年への応援コメント

    どこの集団や国でもそうですが、中間管理職というか、道理の分かり、尚且つそこそこの地位にいる人が、一番大変な気がします。
    ローギンダール。両国を思えばこその英断でも、見方によっては白い目で見られ…。違うんだよ!と言いたいけれども、そうもいかず。部下たちのモヤモヤも分かるなぁ…。

    それでも前向きにと踏ん張っているのに、最後…!
    いや、きっとそれはないぞ。別の国の陰謀では…?

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、凄く励みになります!

    図らずもいつの間にか中間管理職だらけのこの物語です(笑)
    ローギンダールもまた、戦を阻止する為にスロデアに留まっていますが、民衆からはあからさまに警戒され、部下もまた現状を飲み込めずに悶々としています。内に外に気を回さざるを得ない彼が心労で倒れない様、祈っていただけるとありがたいです。

    その彼らの心構えを打ち砕く報せは、果たして真実なのか…どうかこの先も、楽しんでお読みいただけると嬉しいです!

  • 第217話 スロデア、晩冬への応援コメント

    パック赤飯で我慢した私同様、フクロウ団の皆さんもエシューの祝事を喜んでいて、嬉しくなった始まりでしたが。

    ああ、クーゼルクが病んでるぅ…。
    調子が悪いことは周知されていても、呪いのことは秘密にしているままなのだろうかと、ちょっと心配になりますが…。
    それ以上に、ニザ失踪が辛いです。
    そりゃあ、あんなふうにセルエッドの命を奪われて、しかも犯人は自死って、平常じゃいられませんよね…。彼女がどんな気持ちで何処へ行ったのかを想像すると、痛いばかりです。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです…が、落ち着くのはもう少しかかりそうです…。

    クーゼルクの不調は皆の知るところではあるんですが、呪いに関しては誰がどこまで知っているのか、現時点では明らかではありません。それがどうこの先に影響を及ぼすのかもじっくり見ていただけるとありがたいです。

    ニザを心配していただいて、本当にありがとうございます。思いもよらない悲劇に襲われた行く末を辛いと言っていただけるのは、彼女には申し訳ないのですが凄く嬉しい事です。
    この先ニザが向かうのは一体どこなのか、その心は無事なのか…続けてお読みいただけるとありがたいです!

  • …………やってしまった。
    後一話だけと思って、読んでしまった。
    そしたら、不意打ち。
    夜中に、涙、涙……。

    エシュー!エシュー!良くやった、頑張った!
    求婚の仕方がエシューらしすぎて、ちょっと固まりましたが、それもまた良い!おめでとう!マリー、良かったね!!
    私、明日赤飯炊きますよ。

    ゴルダに教えてあげたいです。
    あなたが助けた、冷たく固まっていた魂は、立派に成長したのですよと。素晴らしい仲間に囲まれて、ちゃんと大事なものを自分で見つけることが出来ましたと。

    あー、この読後感は半端ない。
    この後ドカンと落差がありそうで怖いけれども、今は忘れて余韻に浸ります。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、凄く嬉しいですし…このお話は、いち早く二人の関係に気付いて下さった幸まる様にお読みいただきたかったんです。

    良く言っても木訥、悪く言うならぶっきらぼう…あれがエシューなりの精一杯でしたが、マリーは正面から受け止めました。
    凄く喜んで貰えてなんだか私まで凄くホッコリしています。でも…お赤飯炊くのは踏みとどまって下さいね?(笑)

    挙げ句、ゴルダにまで想いを馳せていただいて…最近ただでさえ涙腺が惰弱な私まで涙ぐんでしまいました。
    多くの出会いによって、エシューはここまで人としての心を育てるに至りました。彼も草葉の陰で目を細めていると思います。

    この後はまた展開がガラリと変わります。ですが、この物語では読後感が良い事は凄く稀なので(笑)、今は浸っていただけると嬉しいです。

    今後とも、続けて読み進めていただけたら嬉しいです!
    そして…私にまで感動をありがとうございました。

  • あー…遣り切れない感が漂っています。
    そうか、ガウロ将は過去に何があってこうなっているのか分かりませんが、愛国心の一本は紛れもなくぶれないのですね。それが全てで、それ以外は全て“他”なのかな。盲目的。
    カリスマ性で分からなくなりがちですが、気付く人々は、その危うさに危機感を持っているようにも見えます。

    エシューは本当に、真っ直ぐだ…。
    一つの拘りに向かって一直線なのはガウロと同じ様にも見えますが、実は二人は真反対にも見えますね。
    もしかしたら、ガウロ将によってエシューは“魔王”とされてしまうのではないかと予想し始めています。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも凄く励みになっています!

    はい、ここにきてガウロの本性が仄見えてきました。愛国心は誰にも負けないのですが、それ故に他の一切を省みない…仰る通りの盲信です。
    既に気付いている人がいる様ですが、果たして彼の立ち振舞いは今後受け入れられていくのでしょうか。

    そしてエシューは逆に、デルヴァンで過ごすうちにその思いが変わってきている様です。真っ直ぐなのは変わっていないんですけどね。
    この二人の対比はこの物語の軸でもあります。そこに気付いて貰えるのは本当に嬉しいのですが…幸まる様…恐ろしいお方です、とだけ言っておきます(笑)

    これからも、続きを楽しんで読み進めていただけると本当に嬉しいです!

  • 十将集結で対レギアーリ。
    また新たな局面が。

    人の世を蹂躙する赤の魔竜は、特にデルヴァンにとっては完全に災禍なのでしょうが、ドラゴン大好きな私はどうしても心躍って仕方ないのです。
    しかし、同時にデルヴァン十将も変わらず格好良いなぁ。フランダ将やドゥガーレイ将が肝が座った感じです。

    それにしても、レギアーリが大人しいというか、様子見してる?と思ったら、なんとエシュー待ち!
    いつの間にか、一人の相手として認識されているっ!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ここに及ぶまで、実はレギアーリが十将と全面対決した事はありませんでした。まぁ…言ってしまえば、ここでもまだ激突の描写はないのですが、レギアーリにも十将にも高評価をいただけて、私はホクホクしています(笑)
    特に十将はフランダとドゥガーレイ、まだ若い二人を少しでも輝かせたかったので、本当に嬉しいです。

    ロルノワで切り落とした竜爪で作られた剣をガウロから預けられたエシュー、遂にレギアーリが認識するところとなりました。ここから二者の間に何が起こるのか、引き続き読み進めていただけるとありがたいです!

  • あ、お預けだった(笑)
    そちらはまたのお楽しみとして…。

    エシューがまた面白すぎる。
    何年も履いていたブーツを『今ここで返す』って…。いらんわ!と突っ込みを入れました(笑)
    せめて洗って返そうエシュー(それでも要らないか)。

    ソルリエールが無事であったのも嬉しいですが、何と言っても、ザラーネフ将が登場したことが嬉しいです!
    片腕を失くした事を知った時は相当胸が痛みましたが、さすがザラーネフ将!前向きに生きていた!しかも魔装の義手とは、これはまた見た目ドキドキしそうな物が…。
    エシューは魔装で更に強くなるのでしょうか!?

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも励みになります!

    エシューはちょっとだけズレてる感覚がある為、余計にエブラエフを苛立たせてしまっています。一緒に突っ込んでいただけたのなら何よりですし、…洗っても、もう要らないですよね(笑)

    不屈のザラーネフ、ここで再登場です。叔父貴分のビレフを亡くし、片腕を失う大怪我を負いましたが、しれっとソルリエールに現れました。
    魔装の義手を備えて生まれ変わった彼の活躍も、お話同様、どうか注目していただけるとありがたいです!

  • かーわいいっ!
    マリー、可愛いぞう!

    そうか、一方通行どころか、マリー自身も気付いていなかったのですね。初々しい。
    さすがに側にいるエランドは気付いていましたか。
    こ、これは先を読み進めなければ、今日を終えられないですよっ!
    先へ進みます!

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、「可愛いぞう!」で声出して笑いました(笑)

    そうなんです…なんとなくこれまで旅路を共にしてきたマリーですが、指摘されて初めて自分の気持ちに気付いた次第です。
    こういうのは側にいる人間の方が気付いたりするものなので、エランドには今更感があった様ですが(笑)

    もうお分かりだとは思いますが、続きはちょっとだけ先になります。どうかドキドキしながら読み進めていただけるとありがたいです!

  • 姉弟愛大好物の私には、♡連打エピソードです…。
    エランド、フランダ、生きて再会出来ただけでなく、お互いの気持ちをちゃんと言葉に出来て良かった!言葉にしないと伝わらない事も多いものですよね。きっと、ナシュレン将も喜んで下さっているでしょう(涙)。

    言葉にするといえば、エシュー。
    真面目すぎて正直すぎて。
    エランドと同時に「言い方!」って突っ込みました(笑)。

    エシューは朴訥な感じが良いですよね。
    彼がメインで喋るシーンって殆どないので、一生懸命説明しなきゃって感じて喋っていると、それだけで成長したなぁ…ってしみじみしてしまいました。
    しかし、傭兵の皆さん、命懸けの戦いの為とはいえ、大変だ。頑張って…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    連打して貰えたなら何よりですが(笑)、エランドとフランダは必ず生きて再会させる予定でした。親代わりのナシュレンも他界してしまっているので、少しでも展開を明るくさせたかったんです。再会を喜んで貰えて、私も嬉しいです。

    エシューはどこまでいってもエシューです。ずっと口は上手くないですし、変に正直なのでおかしな雰囲気にもなりますが(笑)、お察しいただけている通り、皆を思えばこそ頑張って話す事も増えました。
    その成長を感じ取って貰えて、もう感無量です。

    傭兵達を率いたエシュー達がどれほど戦っていけるのか…彼らの成長も気にかけていただきながら、読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第209話 いくつもの手 4への応援コメント

    ハッタリだったか…。
    私も騙されてました(笑)。

    ああ、各国入り乱れて、更に混迷の様相が増してきました。これは、どう収拾をつけるんでしょう。まさか赤の魔竜がドカーンとやってバッドエンドってわけじゃないでしょうし(当たり前だ)、作者様の頭の中すごいですね…。

    うーん、ガウロ将はまだまだ表に出していない狙いがありそうですよね。この感じはシュナイゼン将を100%信頼している訳ではないのでしょうか。
    …いや、誰も本気で信頼してはいないのかな…。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも励みになっていますし…やっぱりあれはハッタリでした。魔法があるからとは言え、流石に…です(笑)

    仰る通り、様々な国が現れて一見収拾がつかなさそうに思えるかもしれませんが、着々と想定している終焉に近づいています。
    勿論、まかり間違ってもレギアーリがドーン!はありませんので、そこは心配ありませんよ(笑)

    ガウロが果たして何を目論んでいるのか、シュナイゼンはどこまでそれを分かっているのか…幸まる様の勘…と言いますか、第六感が尋常ではないので、迂闊な事は口に出来ないのですが(笑)、どうか続きを楽しんでいただけると本当に嬉しいです!

  • 第208話 いくつもの手 3への応援コメント

    『人間は年を重ねると魔物に近くなるのですかね』
    ミュゼルの毒舌が冴えますね(笑)。
    この三人の遣り取りは、切羽詰まった状況でも楽しいです。

    な、なんと。
    “名も無き銀貨”の諜報能力たるや、恐ろしい…。
    どこで何をしていてもお見通しとは…AI並み!?

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    なかなか辛い描写の多い中でのこの三人のやり取り、実は私も結構息抜きになっているんです。ミュゼルを登場させて良かったなぁ…と思ったりもします(笑)

    さてさて…名も無き銀貨がそこまで優れた諜報力を持っているのか、…もう既にお分かりだとは思いますが、引き続き読み進めていただけると嬉しいです!

  • 第207話 いくつもの手 2への応援コメント

    ああ、胸熱…。
    マドゥル奪還の、苦しかったあの日々がここに繋がっている。ありがとうローギンダール。やっぱり情の厚い将だった!
    人の縁は、不思議にも思わぬ形で、見えない情で繋がっていくものですよね!

    人間同士が争っている場合ではない。その通り!
    …王子は本当にこれで納得するかな、という不安は残りますが、ここは最後の三行の余韻に浸りたいと思います!素敵!

    作者からの返信

    重ねてのコメントありがとうございます、胸を熱くしていただけて何よりです!

    マドゥル奪還は、ここの展開までがセットでした。そして、十将とは違うタイプで国を想う将軍として登場させたのがローギンダールです。
    情に厚い彼の手腕によって戦は現状回避されていますが、幸まる様の仰る様に、不思議な縁と情で転がっていく展開を意識していたので、そこを汲んでいただけるのは感無量です…本当に良かったです。

    人間同士が争ってる場合ではない…彼の思いは成就するのでしょうか。この先もどうか、続きを読み進めていただけると嬉しいです!

  • 第206話 いくつもの手 1への応援コメント

    んん!やっぱりローギンダールは王子の思惑通りには動かない!良かった…。
    しかし兵を引き連れての訪問は、上手くいくのかしら。

    自国を思う人間同士の駆け引きに、ドキドキします。次話を読まねば!…い、一日二話までにしたいのにっ。(最新話に追い付いてしまう〜)

    えと、国を挙げた覚悟を突き付けられて俯いたのは、ニィズラールではなくて、ローギンダールかな?

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも励みになっています!

    特使として訪れたローギンダールは、レオルフの代言者ではありませんでした。どうやら彼には思うところがある様です。
    とは言え、仰る通り、少なくない手勢です。ニィズラールがどうまとめるのか、ローギンダールの真の狙いは何なのか…二人の手腕に期待しながら読み進めていただけると、本当に嬉しいです。

    一日二話、ですか…かつて私にも、最新話に追い付かない様必死だった頃もありました…(遠い目)。
    追い付いたら追い付いたで、更新をワクワクして待つという新しい体験が待っている、という事だけお伝えしておきますね(笑)

    あ…いつものご指摘、本当にありがとうございます。危うくニィズラールが本当におかしな老人に成り果ててしまうところでした(笑)

  • 第205話 六つの思惑 3への応援コメント

    色々な場所で、それぞれの思惑が…。

    ナツェルトの王子はそうきましたか。確かに、自国よりも明らかに脆弱な国が相手ならば、容易に全部奪ってしまえるじゃないか…と考えますよね。ああ、ここでも国家間の紛争の予感が…。
    でも、レジアナ達とマドゥルを奪還したローギンダールが手を挙げたってことは、光明なのかも!?信じたい!

    あー…シュナイゼン将。ここにも自分達の組織を愛するが故の暴力が…。そのやり方で光を当てても、辛いだけだよ…と言いたいけれど、盲目的な信念には届かないのでしょうね…。
    正直、ラナロフ将の件があるので好きになれないのですが(ごめんなさい)、でも憎みきれないのです…。

    コメントの件ですが。
    私もそうでしたが、他所様の硬派な物語の下にコメントを書くのって、最初とても緊張しますよね。“この下に書いて良いのかな…。雰囲気壊さないかな…”みたいな。
    待居様が優しく受け答えして下さるので、私なんかはすっかりドカドカ書かせてもらっていますが(汗)。
    「皆さん、もっと思いの丈を書いても、作者様は受け止めてくれるので大丈夫ですよ!」と言いたい(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ナツェルトの王子は若さ故の野心にみちあふれています。隣国の不甲斐なさを知っているからこそ、労せず六災を手にしたいと考えている様子です。
    どこもかしこも不穏に思えてしまう中、ローギンダールがこの騒動をどうまとめあげるのか、楽しみにしていただけると本当に嬉しいです。

    そして更に嬉しいのが、幸まる様のシュナイゼン好きになれない発言です。ラナロフの件に代表される様に、この物語の闇を司る存在として登場させたので、極力同情してしまう様な描写を避けているんです。
    彼の動きは今後の展開をかなり左右します。眉間に皺を寄せながら活躍を見ていただけるとありがたいです。

    まぁ…自分でも分かってるんです。これだけ硬い筆致の戦記です、さぞやコメントしづらいだろうなぁ…って(笑)
    それだけに、えいや!と奮い立ってコメントしていただけている幸まる様には、心から感謝しているんです。
    ここは幸まる様に乗っかりまして…。
    私、皆さんが思っているほど怖くないので、いつでもコメントお待ちしています!と、お伝えさせていただきます(笑)

    今後も是非続きを読み進めていただけると、本当に嬉しいです!

  • 第204話 六つの思惑 2への応援コメント

    書きたいことが多過ぎて困ります(笑)。

    ドルーガ王国のドワーフ達が、もうなんというか、盛り上がり方といい、揉め方といい、すごく想像出来て笑いました。当人達は至って真面目にやっているのでしょうが。

    場面転換に、王の顔に靴って…。待居様、最高(笑)。
    ドワーフとエルフを並べて一話にするあたりも、対比が際立ちます。

    アヴォルノ達の奮闘が、エルフ達の意識を少し変えたのですね!
    審問会が失くなったのは、素晴らしい事のようにも思いますが、果たしてクーゼルクにとってはどうなのでしょうね。愛する者の命を奪ったものは、もう失くなったのだと知っても、受け入れられるものでしょうか…。彼の心中を想像すると、苦しいです。呪いもあるし…。
    ああ!ルフェッドがスロデアに行ったら会いませんか!?不安材料が多すぎて…!

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、本当に凄く励みになります!

    この物語では、ドワーフに賑やかしを背負って貰っています。幸まる様の仰る通り、本人達は真剣なのにどこか滑稽…そんなドタバタした空気を読み取っていただけたなら、してやったりといったところです。王の顔に靴を投げた甲斐がありました(笑)

    そして、対比としてグリーグレアンのエルフ達もこちらに書きました。もはや毎度の事ですが、こちらの狙いが筒抜けで嬉しくて堪りません。
    アヴォルノ達によってもたらされたエルフ達の改革は、一見良い様に思えますが、クーゼルクの遺恨には明らかに水を差す形になっています。
    更に、こちらも流石と言う他ありませんが…ルフェッドは審問官時代、クーゼルクを襲った過去があります。ですが、共闘したアヴォルノには絆を感じてもいます。

    この三者が顔を合わせる事が果たしてあるのでしょうか…彼らに何が起こるのか、その顛末をハラハラ想像しながら読み進めていただけると嬉しいです!

    編集済
  • 第203話 六つの思惑 1への応援コメント

    大陸のあちこちから六災を集めるという話が出た時点で、集められても集められなくても、スロデアが六災を持つ国々と揉めることにならないかと心配していたのですが、デルヴァンの瓦解からも波及して、更に魔物の襲撃と、もう大陸中で大混戦になりそうな予感がします。

    皇帝、そんな他人事でいいんですか?超絶格好…いえ、赤の魔竜(この呼び名好きです)は、もうデルヴァンだけで遊んでいないかもしれませんよ…。ハラハラ。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、凄く励みになります!

    幸まる様が危惧する通り、六災収集は他国にも勿論影響を及ぼします。ここ数話では、スロデア以外の国がどう動くのかをつまびらかにしています。
    依然魔物は活発ですし、デルヴァンの被害は酷いものです。後は既にレギアーリの気まぐれにかかっている様な状況ですね。

    ガベルは高みの見物…というより、近隣との小競り合いの為に軍備金が欲しい様子です。
    いつ来るか分からない赤の魔竜(お褒めいただきありがとうございます)より、目先の紛争での勝利しか考えていない様です。
    ガベルにレギアーリが飛来する事はあるのでしょうか…その辺りも片隅に置いていただきつつ、読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第202話 大陸歴861年への応援コメント

    んんんー……。
    静かな進行なのに、何度も息が詰まってしまいました。
    戦いの顛末は書かれていないのに、その被害だけで多くのことを想像させるとは…。
    変わり果てた王都の姿。その被害を書いた五行が、ズシンと重く感じます。
    …これ書くの、相当キツくなかったかな、と物語とは別のところも考えてしまいました。

    分かっていたけれど、やはりガスラン将の死も悲しく。またザラーネフ将も重症を負い…。とにかく戦いの様子は一切書かれていないのに、その災禍の甚大さが分かって身震いします。

    エンデ将が、動きましたね。第一席の懐に入ってどうするのか気になります。
    エシューは目的の為にデルヴァンと手を組むのかな…?

    ……ああ、今気付きましたが、歯止めが効かなくなって毎話コメント入れてます!?だって書きたいこと多すぎるんですー!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいですし、…私の心配が杞憂に終わっていて本当に安心しました。

    レギアーリの圧倒的な力を、戦闘の描写なく表す為の苦肉の策が、この被害なのですが…ここはその五行に限らず、結構辛かったです。戦とはこうしたもののはず…と、体感しないまま、これまで影響を受けてきた媒体から練り上げて書いたのですが、なかなか進まなかったです。重く感じていただけたのなら、苦労が報われます。

    十将もまたガスランを失い、ザラーネフは手負いと、被害はやはり甚大です。だからこそエンデがようやく事態の打開に動いているのですが…エシューがデルヴァンでどう立ち回るのか、この先を楽しみにしていただけたらありがたいです。

    あと、毎話のコメントは大歓迎なんです!
    筆致がただでさえ重く、長い上に物語が戦記…という事もあってか、ブックマークしていただいている皆様の殆どが、週末一気にお読みいただいているみたいなんです。
    勿論、凄く嬉しくてありがたいのですが、凄く静かにお読みただいてまして…純度の高い読み専様が多いのか、文体のせいで私が怖い…或いは面倒と思われているのかもしれませんね。
    そんなわけで、日々コメントが付く事は、凄く励みになっているんです。どうか気兼ねなく、今後も宜しくお願いします!

  • 第201話 クバルカン、初夏への応援コメント

    壮絶な戦いが続いて、ここで転換とは。上手い…。
    おかげで私も我に返りました。ここ最近、魔竜熱に浮かされておりましたので…、ふふ。

    久しぶりにフクロウ団の面々が穏やかに揃い踏み。生き残った彼等の会話や様子が素直に嬉しい。
    ニィズラール大臣が、立場を取っ払ってではなく、一国の大臣として、誠意をもって彼等に頭を下げる姿勢に胸が熱くなりました。亡くなった傭兵達に教えてあげたいです。…きっとレジアナや仲間達が報告するのだろうけど!

    ああ、そしてここでエシューが旅立つのですね。
    以前の行いを厳しく諭しながら、「駄目だ」とも「絶対に帰って来い」とも言わず、「自分に恥じない生き方を学べ」と送り出すレジアナが、本当に優しいと思います。
    ……何だか、本当にエシューは“魔王”と呼ばれるような者になるのか、疑問に思い始めました。もしかしたら、解釈や意味合いが違うのかなぁなんて、色々想像してしまいます。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、本当に励みになります!

    はい、ここで場面転換です。これまで戦が始まると終焉までをきっちり書いていたんですが、牽引役がデルヴァンからが再び切り替わる為、大きく飛ばしています。魔竜熱が沈静化するなら良かった…のでしょうか(笑)

    フクロウ団が集まっての朗らかなやり取りは、六災の依頼を受諾する時以来です。ここまで長かったなぁ…と感慨深かったのを思い出しました。
    そして、彼らがいなければ六災が集まる事もありませんでした。大臣として頭を下げるニィズラールの思いを汲んでくれてありがたいです。亡くなった傭兵達もこれで浮かばれますね。

    ここでのエシューの旅立ちが、アズノロワの聖戦に繋がっています。彼を拾ったレジアナにしてみれば、年の近い子供の様なものですからね…そこはかとない優しさが伝わった様で、本当に嬉しいです。

    ここまで曲がる事なく成長してきたエシューですが、魔王と呼ばれる事は既に決まっています。それがどういう意味合いなのか、…つくづく勘が鋭いなぁと思わざるを得ませんが(笑)、どうか続きを読み進めていただけると本当にありがたいです!

  • 初めてコメントさせて頂きます!


    エシューさん、何か起こしそうですね、期待が高鳴ります!!

    作者からの返信

    先ずは初めてお読みいただき、ありがとうございます!凄く嬉しいです!

    惨劇を生き残ったエシューがここで何を抱え、今後どう育っていくのか、先を楽しみに読み進めていただけると本当にありがたいです!

    重ねてフォローも本当にありがとうございます、スズキチ様のお話も読ませていただきますね!

  • 『そして、その結果は彼の心を躍らせた』
    私の心も相当です!心拍数がヤバいっ!

    超絶格好良いレギアーリの、余裕どころか全く相手にしてない感が…。
    火炎でなく、熱波。どっちも苦しそうだけれども、やはり後者のほうが厳しい。眼球が焼けそうな熱ってどんなでしょう…想像しただけで汗が噴き出そうです。グリフォンの翼が…うう。

    大天使もやはり大したダメージを与えられず、どうなるのかと思ったところで!
    そう!主人公は遅れて登場ですよねっ!
    三人の会話で少し和みました。

    あれ?マリーの一方通行かと思っていたら、エシュー、もしかして…?ドキドキ。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、凄く励みになります!そして、レギアーリに次いで心を躍らせていただけてありがとうございます(笑)!

    この物語の絶対的強者のレギアーリの成長を考えた時、そもそも近づけないなら凄まじく強いんじゃないかなぁ…と、熱波を思い付きました。結果としてグリフォン達を相当辛い目に遭わせてしまっていますが、大天使をも軽くあしらい、存分にその一端を発揮出来たかなと思っています。

    そして毎度遅れてエシュー達の登場です。ここでの会話は、エシューについていく事で戦慣れしてきた二人の成長も同時に表す形でしたが…。
    …幸まる様、勘が鋭すぎませんか…?と、小声で呟いておきますね(笑)

    この先の展開は、少し初の試みを行っています。その辺りも含めて、楽しみに読み進めていっていただけると本当に嬉しいです!

  • 空中戦は魔具中心で、やはり地上戦とは異なった雰囲気がありますね。
    数々の新しい魔法技術に、ほう!こんなことも出来るのか、と現実では有り得ない魔法と科学の融合を想像してワクワクしてしまいます。

    話の後半に向けて、少しずつ手応えのようなものを感じて兵全体が高揚しているのに対して、読んでいるこちらは、絶対こんなものではダメージにならないのだよ!という絶望感も増して…次話が恐ろしい!

    …………恐ろしいけども。
    ごめんなさい、デルヴァンの皆様。
    超絶格好良いレギアーリが動くと思うと、胸の高鳴りを抑えられない読者がここに…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    元々空で暮らす魔物に、地上で暮らす人間が対抗しなくてはならない為、やはりここでは普通の戦とは異なる形での対応が必要になります。
    魔法と科学を織り交ぜるのは凄く苦手でして…この辺りの描写は、書いてみて修正する流れを、何度も繰り返しました。その甲斐あってワクワクしていただけた様で、心底安堵しています。

    今後の戦闘がどうなるかはともかく、ここでは人間側の軍備を詳細に書き表す事に注力しました。勝つにせよ負けるにせよ、戦を前に高揚していただけたらという思惑だったのですが…幸まる様の様に、絶望感が増すパターンもありますよね。少しばかりレギアーリを圧倒的に書き過ぎたかもしれないなと苦笑いしています(笑)

    期待の魔竜がこの先どんな力を叩きつけるのか、どうか息を飲んで見守っていただけるとありがたいです!

  • 第198話 王の訪都 4への応援コメント

    王都を守る結界の上に、大天使!?
    予想外のものが出てきましたよ!
    まさかの大天使対超絶格好良いレギアーリ。ええ、どんな戦いに…?

    『戦う前から死が決まるなど、そんな馬鹿げた話があって良いはずがない』
    私もバロエフ将と同じ思いです。でも、もうこの災禍を前にしては、理屈ではないのですよね。そして、浅葱の神旗の時もそうでしたが、神の御力は人の理解を超えるものですから。

    しかし、勝とうが負けようが、十将がまた欠けることが決定してしまった事実は、辛い…。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも凄く励みになっています!

    はい、大天使です。やりたい事を詰め込むと決めていましたので、どこかで必ず出さなければと思っていました。ガスランの命を削りながら存在していますが、レギアーリ相手にどこまで戦えるのか、ご期待いただけると嬉しいです。

    成竜へと成長したレギアーリは、確かに災禍と呼ぶべき魔物へとなり果てました。彼に立ち向かう事自体が高い確率での死を意味してしまうのですが、仰る通り、既に理屈で考える範疇を越える戦になっており、ガスランに限らず、誰しもが命を賭けざるを得ない状況です。
    それでも亡くなって良い命はありませんし、ここまで追い詰めてくるのが戦だという思いを、このお話に込めて書いた次第です。

    十将がまた欠けてしまうのを辛いと感じていただき、本当にありがとうございます。どうか彼らと魔竜の戦いを、この後も読み進めていただけると嬉しいです!

  • 第197話 王の訪都 3への応援コメント

    満足するだけ前話を読み返し、続きへやってきました。(また戻って読み返しますけども)

    多くの命を守る為に、既に自身の命を投げ出す覚悟のガスラン将。聖職者ならではの静かな覚悟が痺れますが、出来るなら行き続けて欲しい…。
    その命と引き換えに、一体何が起こるのか。ドキドキ。

    待ってました、天獅子騎士団!
    そう、グリフォン!鳥好きの私には、特に堪らない魔獣なのです!
    ちょっとした仕草が書かれているだけなのに、胸をやられております…。
    ああ、でも、超絶格好良いレギアーリと最初に対峙するのは彼等かっ。次話への期待と恐怖がっ。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!そして、前話がこれほど幸まる様を撃ち抜くとは思いませんでした(笑)

    十将でもあり聖職者達の頂点でもあるガスランは、ここで既に命を投げうつ覚悟を決めました。彼が命を賭したものが何なのか…は、先をお読みいただいているので既にご存知ですよね。

    幸まる様が鳥を愛でている事をつい先ほど知った次第なのですが、グリフォンはドラゴンやワイバーンに並ぶレベルで、造形が群を抜いて格好良いと思っています。前者達と比べると、静かな威厳がある様に思えるんですよね。
    果たして彼らが超絶格好良い(自分で書くと恥ずかしいですね笑)レギアーリとどの様に渡り合うのか、是非楽しんで読み進めていただけるとありがたいです!

  • 第196話 王の訪都 2への応援コメント

    ………格好良い。
    すいません、それ以外の言葉が吹っ飛びました。

    成竜となったレギアーリの体躯の描写と滑空の様子だけで胸いっぱい…。
    完・全・美。


    この後血と泥にまみれた戦いが待っていることは予想出来ますが、今はちょっと浸ります。暫くこの話読み返します。ふふ。

    作者からの返信

    続けてのコメント、本当にありがとうござい…ます…あの…ぼんやりし過ぎてないですか?大丈夫ですか?(笑)

    生まれ変わったレギアーリには、長くなるのはもう致し方なし!と、その描写に特に気を遣いました。
    お陰で幸まる様ご満悦の仕上がりにはなっている様で…ホッとしています。

    どうか思う存分浸っていただいて、満足したら続きを読み進めていただけると心底あたりがたいです!

  • 第195話 王の訪都 1への応援コメント

    ウルドの去り方が痺れます。
    魔物が無条件に人間を憎悪するわけではないのですよね。
    こうして別方向にも憎しみを連鎖させていくことになるなんて、本当にジャダナフのやっていることは酷く歪んでいるように思えます…。


    フランダ将の姿が胸にきます。
    ナシュレン将の側にいた彼女が、十将戦死の報を受けて堪えられない涙を流すのは、本当に辛く苦しい…。
    そしてエンデ将がとうとう揺らぎましたね。彼女がガウロ達の新たな抑止力となるのでしょうか。どう動くのか注目です。


    あああ!とうとう!
    とうとうこの日が……っ!!(声にならず)

    作者からの返信

    続けてのコメント本当にありがとうございます、凄く励みになります!

    ウルドにしてみれば、この戦は面白くない事づくめでした。そそのかしてきたジャダナフへは怒り心頭です。
    この怒りの矢印に限らず、色々な方向へ様々な形の遺恨を残してしまうのが戦だと思っています。そこを汲んでいただけて、本当にありがたいです。

    十将でもっとも若いフランダには、これだけの規模の戦も、それによって失われる命も初めてなだけに、辛さもひとしおです。
    同様にエンデも、戦と犠牲を目の前に思い直すところがある様です。彼女達が今後どう立ち回っていくのかも、是非楽しみにしていただきたいです。

    そして遂に、彼が戻ります。既に大満足のご様子ですが(笑)、今後も読み進めていただけると嬉しいです!

  • 第194話 霧雨に散る 2への応援コメント

    きたー!前話の悲しみを払拭する、心躍るダズナルフ将の戦い!
    こんな凄惨な戦いの場であっても、目覚めるまで待って完璧に叩き斬った。ゲウレーンには大変申し訳ないけれども、スカーッと、本当スカーッ!としました…。ありがとうダズナルフ将。

    シザンドが我に返ったところが、大衆の目前で大喧嘩したカップルのギャル(死語)みたいで、一人ウケました。しかも彼氏(ジャダナフ)黒焦げだし…。
    ああ!肩噛み!ここでやり返すのですね!よくぞやった!と、興奮する私と、ああ…貴重なドラゴンがやられてしまった…とガックリしている私がいます。
    ちょっと複雑…。

    え?え?ちょっと待って下さい。
    最後少しマドゥルで和んだはずだったのに…セルエッドが!?
    なぜ!?どうして!?

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    ダズナルフは第二席なので、初めて活躍する場面での圧倒的な力量は意識していました。「スカーッと」を二度繰り返して貰えるほどなら何よりです。ゲウレーンも斬られた甲斐がありました。

    シザンドはジャダナフとの関係上、敢えて性別を強く表しています。激怒の結果があの惨劇なので、喧嘩したらなかなか怖いギャルです(笑)
    肩噛みですが、実は当初、違う形での再登場の予定でした。ですが、自分で読み返した時、あのまま黙ってるはずがないだろうなぁ…と思っての復讐劇でした。
    青竜は残念なから退場です。レギアーリで穴を埋めていただけたら幸いです。


    そうなんです…なんで?!ってなりますよね。それも狙いです。
    デルヴァンからマドゥルに潜り込んだ刺客は5人、レジアナが倒したのは4人…実は一人登場していないんです。
    残った一人がうろ覚えで襲ったフクロウ団が、たまたまセルエッドでした。これがどう話に影を落とすのか、楽しみに読み進めていただけるとありがたいです!

    編集済
  • 第193話 霧雨に散る 1への応援コメント

    あー………欲望に負けて読んではいけなかった…。私の目も明日腫れます…。

    戦場の凄惨な有様に胸が酷く痛いです。
    人間も魔物も、等しく一つの命として屠られてしまった。その描写だけでも泣きそうだったのに…。

    ラナロフ将。傷んだ身体でも、雷撃を耐えて生きていてくれたと喜んだのも束の間。寸前まで自国の先を案じていたラナロフ将が、こんな最期を迎えて良いでしょうか!?
    悔しいっ。やりきれないっ。うー…。

    ビレフ将。ここも辛い。しかし、ある意味最後まで将として戦って逝った彼には、悔しさよりも敬意を以て送りたい。本当に格好良い将軍でした。

    とうとう十将が欠けてしまった…。
    二人の冥福を心から祈ります。

    作者からの返信

    重ねてのコメント、本当にありがとうございます…凄く嬉しいのは勿論、幸丸様と図らずも痛み分けになるとは思っていませんでした。
    れ…冷水タオルが良いらしい…ですよ?(笑)

    以前にもお話させていただいたかと思いますが、ファンタジーにも綺麗ごとでは済まない側面を欲してしまうんです。それがこの戦の描写だったんですが、このほんの数行が、書いていて凄く辛かったのを思い出しました。

    ラナロフは六災強奪計画に巻き込まれる形での落命でした。誰よりも国を思い、戦を避ける為に尽力した末での理不尽な死です。
    そしてもう一人、ザラーネフの師にも近いビレフもここで亡くなりました。こちらは仰る通り、将軍らしい逝き様でした。
    大戦を舞台に、違う理由で命を落とした二人ですが、どちらも運命に翻弄されたのは間違いありません。そういった戦のやりきれなさをお伝えしたかったお話でした。

    もう少しだけ辛いかもしれません…それでもどうか、続きを楽しんでいただけたら本当に嬉しいです!
    最後になりましたが…登場人物の冥福を祈っていただき、深く感謝します。私も彼らも幸せ者ですね。

    編集済
  • 第192話 魔軍南征 5への応援コメント

    魔法の書を鈍器として使う…。これはまた別の衝撃(笑)。

    混戦具合を増してきました。気になって続きを読んでしまう…。毎日少しずつでしょ、という私の理性は働いていないのか。

    魔装兵団!また新しい戦力が!
    対空の戦いは、魔法か天馬などの翼あるものに頼るしかないかと思っていましたが、対レギアーリを睨んで新たな戦法を整えていたのですね。これは熱い。
    しかし、肩噛みの一件でも感じていましたが、短気を地でいくシザンドは我慢ならなかったか!
    ジャダナフ、御しきれてなーい!
    もう、次話を読むのが怖すぎる…。

    作者からの返信

    続けてのコメント、本当にありがとうございます!ついつい浮き足立ちます(笑)

    少しずつの理性が吹っ飛んだ私も日々二話更新を待ち望んでいるのですが(笑)、続きが気になるのは単純に嬉しいです!

    新たな魔物には相応のインパクトを…と、考えた結果が鈍器の書(笑)です。言うまでもなくオーガも好きなので、思い付いた時は凄く嬉しかったです。

    幸まる様の仰るとおり、空戦は活躍出来る者が限られていて、書いていても結構な難敵でして…どうにかならないものかと頭を捻った結果が彼らです。実は今後、結構重要な役割を担っていたりもします。

    この物語いちの短気女子、シザンドが遂に怒ってしまいました。見境なく放たれた雷撃が何をもたらすのか…。
    少しばかり辛いかもしれませんが、どうか目を逸らさず読んでいただけるとありがたいです!

  • 第191話 魔軍南征 4への応援コメント

    最初に発したラナロフ将の言葉は、シザンドが初登場した時に思わず私が発した言葉とよく似ております…。
    それはともかく…(笑)。

    だぁっ!因縁の対決!
    ゲウレーンとダズナルフ将の戦いが!
    十魔宝の恩恵ありとはいえ、老将とは思えない戦いぶりに興奮ですが、復讐に燃えるトロール相手にどうなるのか。心配です。

    寝ている王…。とうとう起きるのかっ!?


    ラナロフ将の矢は“済んでのところ”ではなく、“既のところ”かな、と。毎度ここに書いて申し訳なし…。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、いつも本当に嬉しいです!

    まさかのラナロフとのシンクロに笑ってしまいましたが(笑)、ゲウレーンとダズナルフの再戦も勿論あります。どうやら互いが押しきられたと認識している様子なので、必然、激戦になります。

    さて…某叔父よろしく、こちらで不穏を担当しているジャダナフの言葉にもありましたが(笑)、王は目覚めるのでしょうか…それも気にかけつつ、どうか今後も楽しんでお読みいただけるとありがたいです!

    …と言いますか…毎度やらかしてしまっているのは私です、どうか堂々と胸を張ってご指摘下さいね?「はいここっ!」て(笑)

  • 第190話 魔軍南征 3への応援コメント

    とうとう本格的に戦いが始まりましたね。
    もう既に心拍数が上がっております。

    混戦具合がまだまだ序の口、といったところでとうとう第一席ガウロ将の登場で、ぐぐっと気持ちが盛り上がったところに…。
    え、ジャダナフが来てしまった!
    ふ、不穏…。


    “生き残った強者が敵を殲滅する事こそが、勝利である” …名言。
    生き残れば勝ち、というような文言はよく聞きますが、そう、残るだけでは強者ではない。生き残って殲滅してこそ!
    格好良い…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    このお話始まって以来の混戦です。人間側の代表がガウロだとするなら…と、ジャダナフも現れてしまいました。
    そうですよね…自分でも不穏だなぁと苦笑いした箇所です(笑)

    相容れない双方がぶつかるのが戦ですから、生き残って勝ちというわけはいきません。生き残るだけでは新たな戦の火種にもなりかねませんし…そんな思いを名言と言っていただけて、本当に嬉しいです!

    辛く苦しい戦いが続きます、どうかこの先も目を離さずにお読みいただけるとありがたいです!

  • 第189話 魔軍南征 2への応援コメント

    不謹慎です。はい、分かっています。
    これから命を懸けた大戦が始まるんですよ。でも!でも!
    多種の魔物が犇めいて、押し寄せて来る様に血が湧きます!ああ、しかも統率取れてないし、小競り合いしてるし。魔物らしすぎて…。もう、ツボ…。
    待居様って、人外、殊に魔物大好きですよねっ!?

    すみません、ちょっとまた勢い込んでおかしなコメント書いてしまいました。でも、前話とは違った“ありがとう”な気持ちです。ハート連打したい…。

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、とにかく励みになっています!

    はい…既に見抜かれてしまっている様ですが(笑)、魔物、好きなんですよね…人間とは全く価値観が異なるので、立ち振舞いから考え方、果ては暮らしぶりまでを想像していくのが、本当に好きなんです。
    そしてもうひとつ大好きなのが、統率の取れていない軍勢なんです。今にも分裂しそうならしそうなほど、なんだか胸が踊るんです。
    ここではその両方を余す事なく詰め込む事が出来て、我ながらご満悦だったのを覚えているのですが(笑)、幸まる様も連打していただけたのなら何よりです!

    と言うわけで…徹頭徹尾不謹慎なやり取りになってしまいましたが(笑)、この後も険しい戦いが続きます。息を呑んでお読みいただけると幸いです!

  • すみません、どうしても十将の任命式がもう一回見たくて戻って来ました。…いや、実は気になってエピソードを戻って読むこと多いのですが、前後しちゃうのでコメントは入れてなかったのです…。けど。

    ああ…、改めて読むと引っ掛かること色々あるぅぅ…。

    はあ。やっぱり、十将良いですね!
    満足したので先に戻りたいと思います(笑)。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    随分と前のお話に付いたなぁ…と思っていたら、なんと読み返していただいているとは…本当にありがたいばかりです。

    そして、しっかりと引っ掛かっていただいて何よりです。今になって思えば…という読感が個人的に好きなので、なんとかしたかった次第です。

    ご満足いただけた様でホッとしています。引き続き読み進めていただけると嬉しいです!

  • 第188話 魔軍南征 1への応援コメント

    大戦を前にして、十将をここまで魅せて頂き、ありがとうございます。一人一人の出番は少ないのに、それぞれの魅力がてんこ盛りで堪りません。

    エンデの台詞に唸りました。
    そうですね、やり方や道筋が違っても、結局十将は皆、自国と民の為に力を尽くしているのですよね。個人の好悪はともかく、やっぱり皆格好良いです…。

    しかし、さすがにこの戦いが終わった後、十将が一人も欠けてないなんてことは……ないんでしょうね…。うう。誰も死なないで欲しい…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    大戦を前にした十将それぞれの思惑を書いたエピソードでしたが、まさかお礼を言われるとは思いませんでした。いつもお読みいただき、お礼を言わなければならないのは私なのですが…なんともありがたくて光栄です。

    デルヴァン十将を賞賛していただけるのは、いつも本当に嬉しいです。正しい思想の者も、手段が良くない者も、等しく国を思う事に変わりはありません。
    ただ…思いの強さ故に行き過ぎる者がいるのもまた事実なのですが。

    これから始まる戦は、この物語でもっとも大きな戦のひとつです。どの十将がどういった顛末を迎えるのか、どうかハラハラしながらお読みいただけるとありがたいです!

  • 第187話 濁りゆく平穏 4への応援コメント

    来た、来たぞ、緊迫の場面が。
    きっと無事なラナロフ将をこの場に連れて来てくれる!
    ……予想通り、生きて戻って来てくれて安心しましたが、ああ、やっぱり辛い姿に…。

    ガウロ将、上に立つ者にはそれ相応の責務があり、諫言も正しい…。分かるけれども。
    一読者としては、全てを擦り付けられた本人の痛々しい姿を目の前にして、その言葉。何とも辛く悲しい気持ちになりました。
    どんな大義があっても、他者をなじって進んだ道には相応の返しがあるものと思います。第一席の先を思うと、少しばかり胸が痛いです。

    ああっ、とうとう、魔物が動き出した!

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、凄く励みになります!

    ラナロフはどうにか無事でしたが、その身体は大きく蝕まれてしまいました。
    そして仰る通り、諫言はもっともではあるのですが、手段を選ばないガウロの狂気が仄見えるくだりとなりました。
    彼が全てを知っているかどうかはこの先分かりますが、大義に囚われ続ける事がこの先ガウロをどの様にしていくのか、相応の罰があるのか、是非着目してあげて欲しいです。

    そして遂に魔物が動きます。ここ最近は緊迫した話が続くので、読み進めるのも疲れてしまうかもしれませんが、どうかちまちまとでもお付き合いいただけると本当に嬉しいです!

  • 第186話 濁りゆく平穏 3への応援コメント

    激しい戦闘や、水面下の策謀に注目してしまいがちな十将ですが、探索的な動きが続いて雰囲気が変わりますね。
    仰る通り、“将”を付けて呼びたくなる方々なのです!

    しかし、戦っていても戦っていなくても、ザラーネフ将の内にある熱さが、常に滲み出ていて素敵です。ギャラル達と擦れ違うことがなかったのも、人柄の為せるわざか。
    一喝からの語り掛け…やられました。撃ち抜かれております。
    十将、あの方もこの方も好きなのですが、私ランキングで抜きん出ました。後でまた誰かの活躍で入れ替わるのかもしれませんが(笑)。

    ラナロフ将、無事でいて下さい!続き読みます!

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    将軍達が将たる所以を書きたいが為の展開…と言って良いかもしれませんが、彼らの戦闘や策謀だけではない一面をお見せしたかったんです。
    殊、ザラーネフは人格者として苦労しながら書いているので、多方面で存在感を発揮して欲しかったのですが、どうやら幸まる様ランクトップに躍り出た様なのでひと安心です。

    ラナロフは果たして無事なのでしょうか…既にご存知かとは思いますが(笑)、引き続き楽しんで読み進めていただけたら本望です!

  • 第184話 濁りゆく平穏 1への応援コメント

    深夜に大興奮!
    ラナロフが病んでる…と心配させておいて、え!?自殺!?え、ギャラル一撃で殺られた!?って呆然。

    それなのに、待居様の文章にしては、えらく説明的会話が長く続くなぁなんて思って読んでいたら、やっぱり仕掛けだったぁ!
    いや、一話の中でこんなに気持ちが上がったり下がったりしたのは初めてかもしれないです!

    一言で表してしまえば、ギャラルすっごい!(語彙が崩壊してるぞ)
    “名も無き銀貨”の実力を、ここから魅せてくれるのかとドキドキ。
    どんどん面白くなりますね!

    作者からの返信

    続けてのコメントありがとうございます、本当に励みになります!

    いやぁ…申し訳ありません、見事幸まる様を術中に出来て、今ニヤニヤが止まりません(笑)

    お分かりいただいた通り、説明的な会話は、ギャラルが内情を魔法で吐かせていたんですね。精神魔法を得意とするギャラルの登場はこう見せようと、結構早い段階で決めていたので、ここは凄くスイスイ書けた覚えがあります。気持ちをガクガクさせる事が出来て、本当に嬉しいです!

    とはいえ、「名も無き銀貨」は表に出ないギルドではあります。表立った活躍はしばらくないかもしれませんが(言っちゃった)、ここでは存在感をしっかり示しておきたかったんです。

    「どんどん面白くなる」…あぁ…もう、著名な書道家にでもこのありがたい一言を書いて貰って、額に入れて飾ってしまいたい…。いつも背中を押していただいて、ありがとうございます。
    ご期待に応えられる様、今後も書き進めていきます。どうかそのまま、続きを楽しんでいただけると幸いです!

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    第183話 大陸歴860年への応援コメント

    ビレフ将が無事な姿(瀕死の状態だったのですから、この際そう言っても良いですよね)を見せてくれて、最初の数行でガッツポーズでした。しかも、「もしや隠居!?」と思ったら現役でホッ。…いや、この後の激動を想像すれば、ホッとして良いのかなとも思いますが。
    ダズナルフ将も生き残っているようだし、十将が欠けていないのは、単純にとにかく嬉しいですね。

    そろそろ六災強奪の水面下の動きも、じわりと浮いて出て来るのでしょうか。魔物達が結束していく中、十将同士でぶつからないことを祈ります…。

    あ、いっこだけ。サラーネフの“白状者”は“薄情者”かな?と思いました。違ったらすみません…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!

    仰るとおり、ニールワスの迎撃で瀕死にあったビレフでしたが、どうにか無事でした。十将もどうやら健在ではある様ですが、この事実をこれほど喜んでいただけるのは、私も本当に嬉しいです。

    六災強奪の奸計は今も動いています。人間同士で争っている場合ではないのでしょうが、果たしてこの後、デルヴァンがどうなっていくのか…どうか、続きをハラハラしながらお読みいただけるとありがたいです!

    あ、今回はありがとうございますが二つあります。
    一つ目ですが、デルヴァン十将の名前に必ず「将」を付けていただいている事です。お読みいただきながら敬意を払っていただいている様で、なんだか私まで誇らしくなってしまいます(笑)
    二つ目は恒例の誤字をご指摘いただいた事です。
    …白状者のザラーネフ…。
    「叔父貴殿、申し訳ない!寝かしてあった秘蔵の酒を飲んで空にしたのは私です!」
    自分の書いた人物ながら、想像して思わず笑ってしまいました。あながち誤字でもなかったのかもしれません(笑)


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    第182話 払われた対価 4への応援コメント

    はあぁ…、ちょっとクールダウンしてきました。でないと、デタラメな長文コメント入れそうで…。

    言いたいこといっぱいあるんですけど、まずは…。
    こんなこと、ありますか。登場はベタな悪党という印象だったガンドフ。この数話で株が爆上がりしていて大注目だったのに、まさかこんな…。今迄素晴らしいエピソードいっぱいあったのに、一番泣いたんですが…。最後の台詞とか、もう、ずるいです…。

    エシューの鬼気迫る戦いは圧巻です。やはり別格。でも己の命を顧みない攻め方は、読んでいてヒヤヒヤします。そうでないと倒せなかったのでしょうが、今後を考えると“格好良い”の一言ては終われない…。
    マリー、凄い成長でしたね!やはり人間、追い詰められた時の成長は、常とは別のもの。…それだけに、ニザに詰め寄られる彼女の心中を思うと悔しく悲しい。

    それでまた、ミノタウロスが泣ける…彼等にも彼等の素晴らしい絆があって、胸熱です。オスマルグ、敵としての存在感も凄かったし、種の偉大なる王でした。

    まだまだ細かく語りたい部分いっぱい、いっぱいあるのですが!ダラダラ書きそうなのでこの辺でやめます(既に書いちゃったか?)。
    マドゥル解放の対価は大きかった…。また泣きそう…。

    作者からの返信

    先ずはコメントありがとうございます!いつも隅々までお読みいただき、込めた思いを汲み取って貰えて…本当に感激しています!

    ガンドフはずっとろくな事をしてこなかった小悪党ですが、最期に自分の為以外に初めて力を振るいました。
    ここに至るまでの間、思っていたよりも株が上がってしまっていたので心配でしたが、その最期が幸まる様の心を震わせたのなら、これ以上ないほど誉れな事です。

    自分を削る様なエシューの戦い方は、もう身体に染みついてしまっています。比類無く強く、そして脆い…紙一重の危うさを知っているからこそマリーが同行したわけですが、図らずもそれがマリーの成長にも繋がった形です。
    ですが、優れた者達が力を尽くしても失われる命はあるという事を、このエピソードではお伝えしたかったんです。

    そしてやっぱり、どうしても魔物側の事情も書きたいという思いが、ミノタウロス一族の絆の場面へと繋がりました。あの描写で、敵ながら偉大だったオスマルグの存在が伝わっているのなら何よりです。

    本当に、各場面で一喜一憂していただいて…重ねて、ありがとうございます。今の方向で間違ってないと思える事は凄く強い後押しなんです。
    今後の展開も幸まる様の心に響く事を祈りながら、どうか続けて読み進めていただけたらありがたいです!そして、またいっぱい思いの丈をガリガリ書いてやって下さいね!


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    第180話 払われた対価 2への応援コメント

    き、気になってもう一話読んでしまった…。うう。

    エシュー達を案内する事が、メインの役割だったのかと思ったら、ガンドフが凄い奮闘!これは株が上がる!?頑張ってー!

    しかし、やっぱりエシューの戦いが凄い。息が詰まります。最後!最後、ええ、続き読むのやめられないんですがっ!

    作者からの返信

    うわぁー…なんて嬉しいお言葉…じわっと来ちゃいます。どうか存分にお読みいただけると嬉しいです!

    マドゥルで生まれ育ったガンドフには、誰よりも溜まっていた怒りがありますからね…ここは思う存分、大活躍して貰っています。

    息詰まるエシュー達の激戦の行く末、どうか続けてご覧いただけると嬉しいです!最後まで一気に行っちゃって下さい!(笑)