あー…遣り切れない感が漂っています。
そうか、ガウロ将は過去に何があってこうなっているのか分かりませんが、愛国心の一本は紛れもなくぶれないのですね。それが全てで、それ以外は全て“他”なのかな。盲目的。
カリスマ性で分からなくなりがちですが、気付く人々は、その危うさに危機感を持っているようにも見えます。
エシューは本当に、真っ直ぐだ…。
一つの拘りに向かって一直線なのはガウロと同じ様にも見えますが、実は二人は真反対にも見えますね。
もしかしたら、ガウロ将によってエシューは“魔王”とされてしまうのではないかと予想し始めています。
作者からの返信
続けてのコメントありがとうございます、いつも凄く励みになっています!
はい、ここにきてガウロの本性が仄見えてきました。愛国心は誰にも負けないのですが、それ故に他の一切を省みない…仰る通りの盲信です。
既に気付いている人がいる様ですが、果たして彼の立ち振舞いは今後受け入れられていくのでしょうか。
そしてエシューは逆に、デルヴァンで過ごすうちにその思いが変わってきている様です。真っ直ぐなのは変わっていないんですけどね。
この二人の対比はこの物語の軸でもあります。そこに気付いて貰えるのは本当に嬉しいのですが…幸まる様…恐ろしいお方です、とだけ言っておきます(笑)
これからも、続きを楽しんで読み進めていただけると本当に嬉しいです!
コメントが嵩張ってきて申し訳ねえですが。
麦を散らす死闘に興奮しつつ、竜爪の剣を伴ったエシューの登場には声出ました。そりゃレギアーリは屈辱でしょう!
ガウロの何重もの強さが本当に怖い。作中の解説が理解できていても怖い。笑 理解の範囲外ってこういう事なのか。
ここでエシューとガウロがリンクするか…! 共闘が決まった時点で面白くなる組み合わせと思いましたが。彼ら二人の違いがこの先どう描かれるのか、わくわくゾクゾクです。
いや完結済なんですけどね…笑 読み進めるリアルタイムでの感想って事でご容赦下さい。
作者からの返信
続けてのコメントありがとうございます、凄く嬉しいです!
自分の数少ない汚点でもある、爪で拵えた剣。それを操るエシューは、最強を自負するレギアーリにとって、固執するだけの理由になり得ました。バロエフと同意見の清賀様に、なんだか私も嬉しくなってしまう次第です(笑)
そしてガウロの底知れない恐ろしさを感じ取っていただけて、本当に感無量です。この辺りの彼を書くにあたっては、「理解はできるけど全く同意できない、或は同意したくない」人物を目指してたんです。きちんと範囲外に収まってくれて(?)安堵しています。
ここで遂にエシューとガウロが本格的に交わります。主役と準主役の一人の共闘に胸躍らせていただけて、私も絶賛ホクホクしています。仰る通り、完結済みではあるんですけど、自分の書いた物語が誰かの心を動かすのって、書き手としてこれ以上はありませんからね。